鹿児島の家づくり サポートマガジン

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地元工務店の「真の姿」

設計士に直接相談する家づくり
「ちょっとカッコいい」をお客様と共有

vol.053

アーキコラボ一級建築士事務所 所長
八汐 勇志 氏

 鹿児島工業高校建築科、湖東カレッジ情報建築専門学校で建築の基礎知識を学ぶ。その後、住宅会社勤務を経て、昨年7月に一級建築士事務所を創業した。一級建築士、二級施工管理技士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を所有。「設計士に直接相談できる家づくり」というスタイルの確立と定着化を目指している。家族は妻と長男の3人。鹿児島市出身の34歳。

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 小さい頃から工作やモノづくりが好きで、将来は大工になりたいと考えていたという。10歳くらいから家具やソファーに布をかぶせたり、配置を変えたりと、インテリアにも興味を持つようになった。3人兄弟の真ん中。兄と弟はIТ関係の仕事に就いたが、迷うことなく建築の道へと進んだ。学校で学びながら、「夢中になること」を貫いた結果が設計士の道へとつながった。
 「デザインには人を幸せにできる力がある」。その言葉が秘める力を信じ、同じ志を持つ全国の仲間と情報交流しながら、「お客様にとって家とは何か」「どうしたら満足してもらえるか」を常に考え、努力を積み重ねる日々。
 営業マンもいなければ、モデルハウスもない。設計士に直接相談し、一緒に考える新しい家づくりのスタイルを確立しようとしている。「それが、お客様のことを一番に考え、寄り添うことのできる家づくりだから」と語る。コンセプトは、「断熱性、耐震性、メンテナンス性などに考慮した、住みやすくて、ちょっとカッコいい家づくり」。

 オフィスは、不動産会社の事務所横に構え、お子様が遊べるキッズスペースも完備。プロの専門スタッフがスタンバイし、きめ細かな相談に応じる。小さい子供連れのファミリー層に対応するため、専任の保育士も常駐。完全予約制を取っており、月平均で約10組の相談に応じている。
 3人以上でチームを組み、お客様の要望やニーズに対し、さまざまな角度から検討。進捗状況に合わせてイメージする家のデッサンを描きカタチにしていく。もちろん、安心で暮らしやすい女性目線は大きなポイント。専属の大工を抱え、コミュニケーションを一番大切にする。

 スタッフがいつも大切にしていることは「すべては友人のために」という思い。だから、友人の立場で相談に応じ、行動するように心掛ける。どうしたらお客様に一番頼りにされる友人の存在になれるか...。身近に寄り添える関係構築を最大の施策に据える。
 7年前、自宅を設計。子どもの成長とともに変化するライフスタイルを肌で感じながら、その経験を活かして相談に応じている。
 「安い家がいい家とは限らない。また、高い家がいい家とも言えない」。来所されたお客様の不安や不満を一つずつ取り除きながら、予算に無理の無い、本当に満足のいく家づくりを目指す。
 「設計士に相談する家づくり」というスタイルを鹿児島で確立し、定着させるのが目標。まだ創業して間もないが、家づくりに賭ける若手設計士の思いは熱い。

更新日:2018/04/01

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