SUMIKA 9号
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黒のカッコよさを作品に散りばめる。工房 楔足場などで使うパイプを組み入れたテーブル。店舗用として製作しているが、ダイニングテーブルにしてもよさそう。天板には合板を採用仕事の合間に少しずつカタチにしているギャラリーは、オリジナル家具などの作品が展示される予定。現在はエントランスとドアが取り付けられたところ美容室に作り付けたL字のカウンターテーブル。コーナー部分の合わせ、あえて隙間を作った板の継ぎ目などにこだわりあり中学生でインテリアに興味を持ちはじめ、好みの家具を買おうとするも高価で手が出ず。ならば自分で作ろうと高校でインテリア科へ。卒業後は県内家具メーカーで製作に携わり、6年前に独立。自身のインスピレーションを大切にしつつ、使い手にも心地いい家具づくりを心掛けている。 『工房 楔』があるのは、のどかな田園風景に包まれた金峰町。工房裏手、パノラマの景色に沈む夕日も自慢だ。そんな環境で製作に取り組んでいる山口さん。高校でインテリアを学び、県内の家具メーカーで腕を磨いた。面白さを実感したのは、独立してから。使い手の好みやニーズに応じたものから、楔らしい個性溢れる作品まで。独立当初は、オーダーメイドの難しさに凹んだこともあるそう。自分らしさをバランスよく現す術や提案力を、経験で学んできた。ここで生まれる家具の一番の特長は、どこかに「黒」が使われていること。そう言えば、山口さんの作業着も黒。そしてコカ・コーラ好き。現在、ギャラリーの準備も進行中。こちらも楽しみである。山口靖弘さん02図面はほぼ手描き。打ち合わせをしながらイメージをカタチにすることも。収納家具から店舗まるごとプロデュースまで活躍は幅広い154

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