SUMIKA 9号
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ココロくすぐられる個性を住まいの中に。壁に掛けられた道具の様子が美しかったので。手入れの行き届いた姿から大切にされていることが分かる。ちなみに外園さんの好きな道具は「鉋」とのこと和室の雰囲気に合わせたオーダーメイドのローテーブル。チーク(茶)+ナラ(白)を組み合わせているが、好みで変更OK。あられ組みを用いた継ぎも特徴構造合板を使った店舗用のオープン棚。背板がないのでガラス張りの持ち味を損なわず、外観からのアクセントにもなっているシンプルなフォルムのテーブルとイス。特にイスは、使い手次第で用途が広がりそう 愛犬のルーチェと一緒に。工房の周囲には家具工房や建具店が複数あるため、仕事の相談をしたり、技術を学んだりできる環境。これからの作品に生かされてきそうだaWe works高校はインテリア科で学ぶ。在学中から就職先(家具製造関係)を探すも叶わず、内装業で働きながら1年後、念願の家具づくりの会社へ。職人として研鑽を積み、途中で木工指導を行うなど貴重な経験も。2012年11月に独立。工業団地の一角に工房を構え、さらなる技術向上を目指す。 高校時代にモノづくりの夢と出会った外園さん。なかでも家具に興味を魅かれ、この世界へ。職人や木工指導員を経て、2012年秋に独り立ちを果たした。ちょっと変わったこの『アウ・ワークス』という名前。店名のaWeは素材であるアイアン、ウッド、エトセトラを表し、素晴らしいという意味も含まれている。独立後すぐに個展に参加し、オリジナル家具も発表。木と鉄を組み合わせた独創的なスタイルは、使い手のイマジネーションを刺激するようで、作り手が思いもよらない使い方も生まれているようだ。オーダーメイドでは、長い目で見て使いやすい家具を提案。その中にも「なんで?」と感じさせるエッセンスを加え、個性を表現していく。外園康隆さん04156

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