地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
のどかな景色に映える家から、家族の笑い声が聞こえてくる

- 鹿児島市/内薗邸
- 【施工エリア】鹿児島、北薩、南薩、姶良・伊佐
- 【面積】延床:116.96㎡(35.38坪)
1階:116.96㎡(35.38坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,000〜2,500万円
家族が集うリビングから季節の移ろいが見える家
高い空に雲が浮かぶ喜入の午後。海と山に抱かれたのどかな風景の中で、平屋造りのスマートなシルエットが目を引きます。緑がそよぐ庭の木々を眺めつつ、緩やかなスロープのアプローチを抜ければ、そこは「ぬくもりの木の家」。
笑顔で迎えてくれたのは、11月で5歳になる内薗茉優(まゆ)ちゃんと、3歳の優心(ゆう)ちゃん。「とにかく子供と一緒に過ごす時間を大切にしたかった」というご夫妻の希望通り、食事も勉強も団らんも、お昼寝も、リビングを中心とした暮らしを満喫。奥様が「季節の移ろいを感じることができるリビングからの眺めが好き」と話せば、茉優ちゃんはすかさず「全部が好き」と笑います。街に開く窓の向こうでは、折々の彩りを見せる庭の木々が風に揺れ、散歩する犬や、まどろむ猫、花の間を舞う蝶の姿が目に映ります。 内観と外観を含めた佇まいに惚れ込み、「建てるんだったら田川組」だと決めていた内薗さん。土地探しから設計、施工、引渡し後のフォローまで、すべての面で作り手と住まい手が寄り添って一緒に家づくりを進めることができました。入居からもうすぐ2年経ち、四季もふた回り体験。それでも「住みながら初めて気づいた居心地のいい場所や、使い勝手の良さ」など、日常の何気ない発見と感動の日々は、まだまだ続きそうです。



デザインと機能性を両立させる家づくり
夏の日差しをさえぎる深い軒下空間に、心地よい風がそよぎます。各方面に配置した開口部によって、家の内と外を通り抜ける風をコントロール。冬は深夜電力による蓄熱暖房で家中を暖め、大きな掃き出し窓には引き込み式の内障子をセット。熱損失が大きな窓の断熱性能を高めつつ、外殻はセルロースファイバー断熱で覆っています。開口部の工夫と高い基本性能で、熱効率の高い暮らしを提案します。