地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
一体感と広がりをもたらす居心地のいい空間構成

- 出水市/G邸
- 【施工エリア】北薩
- 【面積】延床:92.74㎡(28.10坪)
1階:92.74㎡(28.10坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
ワンルームスタイルで 生活の動きを澱みなく
自然素材を効果的に用いた、重厚感ある外観が印象的なG邸。結婚後すぐに住まいづくりを検討したというご夫婦は、いろんなハウスメーカーの物件を見たと言います。「そんな時にSUMIKAで東園建築の実例を見ました。木の使い方やデザインに魅かれて、問い合わせをしたのがきっかけです」。当時はまだ土地探しの最中。共働きのため、双方の職場へのアクセスと紫尾山を望む景色を重視してこの場所に。その眺望はG邸のプランになくてはならない要素として盛り込まれました。平屋造りながら、大きな窓を配置したパティオをLDKと、ご主人の部屋で挟み込む配置で、採光の確保とともに広がりやつながりを両立させています。加えて室内に廊下を設けないワンルーム手法で、体感的には実際の数値以上に広く感じられるのだとか。
一方でこの手法は、動線のコントロールに苦心する面も。そこで玄関からの動線を和室とリビングに分岐させ、不意に訪れたゲストでもリビングを通さずエスコートができるようになっています。リビング近くに配置したトイレは洗面台が独立。これもゲストがプライベートスペースに入らずにすむ工夫です。パブリックスペースはキッチンを中心に、開放感のあるスタイル。アイランドタイプでスムーズな動線をかなえています。



質感を大切にした少しオトナなスタイル
カーブのある道路に面し、開放的だけど周囲からの視線も気になる立地。土地の形状や環境を考慮しながら、G様ご夫妻と幾度も打ち合せを重ねて完成した住まいです。光と風を取り入れる窓の配置やデザインで、内にも外にもつながりを持つスタイルに。外観、間取りともに重厚感や質感を際立たせるアンティークな色合い・素材設定を提案しました。