地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
木の温もりを大切にした家族思いのリフォーム

- 南さつま市/K邸
- 【施工エリア】鹿児島、南薩
- 【面積】延床:119.00㎡(36.00坪)
1階:119.00㎡(36.00坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
家族や地域の絆で より安心できる住まいに
「実家の近くで暮らしたい」。ご両親と同じ地域で生活するご主人が、もっと傍で安心させたいという思いで探したのが築40年の中古物件でした。当初は新築も検討したそうですが、思いのほか実家と近く、希望に合う住宅だったため、躯体を生かしてリフォームすることに。そこで相談したのが櫻木建設です。社長とご主人は集落の伝統的な祭りの実行メンバーで顔見知りの間柄。世代は違いますが、気負わず話せて頼りになる存在でした。同社は地域に根付く、小回りの利く建設会社。天然木を使った住まいづくりを大切にしています。ここでも手を加えたスペースに木の温もりを感じさせる空間を生み出しました。
元の住宅は部屋数も間仕切りも多い、いわゆる田の字型。土間や玄関わきに浴室があるなど、思い描く生活スタイルとはかけ離れた間取りでした。ご夫婦の要望を取り入れ、土間・玄関・浴室があった日当たりのいいところにLDKを配置。キッチンは対面式にして、娘さんたちもお手伝いしやすいようゆったりと。2間続きの和室は1部屋を板間に変えて寝室と兼用。障子の開け閉めでリビングと一間にすることもでき、大勢が集まる際にも便利です。社長のアイデアで造作した中廊下の飾り棚は、子どもたちの作品が並ぶギャラリーとして大活躍。リビングとともに家族のお気に入りとなっています。



年月を経ても愛着を持てる木の住まいを提案
私たちが大切にしているのは「木の温もりを感じる住まいづくり」。K様邸のリフォームにもできるだけ木を用いて、空間の雰囲気を温かなものにすることに努めました。ご家族が一緒に過ごすLDKは、キッチンカウンターを板張りに。また湿気対策として造作収納の内壁にも木を使っています。年月を経るごとに元々あった柱や空間とも馴染んで、味のある住まいになるのではないでしょうか。