地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
住むほどに味わいが増していく 無骨でカッコいい〝ひのきの家〟
- 宮崎市/T邸
- 【施工エリア】県央、県西、県南
- 【面積】延床:103.00㎡(31.15坪)
1階:56.00㎡(16.94坪)
2階:47.00㎡(14.21坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】1,500〜2,000万円
家事も生活も滑らかな ブルックリンスタイル
Tさんは〝木の家〟を軸に、自分たちらしい住まいをかなえるビルダーを探していました。訪れたサイエンスホームの常設展示場で、ご夫婦が目指す『木の質感とカッコよさの融合』という大きなテーマに、同社の特長である真壁造りやむき出しになった構造の佇まいがフィット。「建てるならココしかない!」と感じたそうです。
1階はリビング階段を中心として左にLDK、右に水回りを配置。吹き抜けを含めた見通しのいい住空間であっても、賢いゾーニングでメリハリを付けています。玄関土間とキッチンが直結していたり、洗面・脱衣室からファミリークローゼットを経てリビングへ回遊できたり。家事工程やシチュエーションを踏まえて構成された動線も見どころに。
テーマを具現化するべく、間取り同様、内装にもご夫婦の感性がふんだんに盛り込まれました。古材を用いた壁や斜めに張った床材、高い天井からシンメトリーに下がる無骨な照明など。どれも個性的なのに、ここにあるのが必然と思えるほどなじんでいます。暮らしとともに起こる経年変化や傷もエッセンスにしながら、愛着と味わいを深めていくわが家がかないました。
広がりを感じる空間づくり
廊下を省いて居住空間に還元したり、行き止まりのない家事動線を整えたり。T様邸には、延床面積約31坪のコンパクトさを感じさせない工夫が凝らされています。インテリアの構想を含め、ご夫婦の想いやお気に入りを盛り込みつつ、「どんな暮らし方をしたいのか」を一緒に考え、プランに反映。ビンテージライクでカッコいい木の家です。