地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
冬は暖かく、夏は涼しい空気の衣をまとう家
- 小林市/M邸
- 【施工エリア】県西
- 【面積】延床:132.01㎡(39.93坪)
1階:132.01㎡(39.93坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
広い玄関も長い廊下も寒くない 「エアサイクル」の力を実感
温暖な気候の宮崎県の中でも、平均気温が5℃くらい低いと言われる小林市。その日も、地元で「霧島おろし」と呼ばれる冷たい風が吹きすさぶ寒い日でしたが、M邸の玄関に入った瞬間、日だまりのような温もりにふわりと包まれました。広い玄関ホールと長い廊下にはエアコンなどもないはずですが…。
「この家、自然の力で空気を循環させるエアサイクル工法を導入しているんですよ」と話すのは同社の原田さん。しっかりとした外張り断熱で家全体を包み込み、建物と断熱材の間に造った通気層から空気を出し入れすることで、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を生み出すのだそう。「冬でも昼間はエアコンなしで大丈夫ですし、床も冷たくないのがうれしいですね」と奥様もにっこり。また、エアサイクル工法は湿気や結露も防いでくれるため、家中の空気が〝さらっ〟と軽く、いつも快適です。
シニア世代のご夫婦が2人でゆったりと暮らすために建てた家は、日当たりのよい南西向きの平屋。「洗濯物やお布団をたっぷり干したい」という奥様のリクエストに応えてサンルームや広いデッキも造りました。色あせや傷にも強い樹脂加工のフローリングはメンテナンスの手間要らず。車椅子でも傷がつきにくいのだとか。「主人が頑張って建ててくれた家です。感謝しています」とほほ笑む奥様の言葉がすべてを物語っていました。
光熱費が抑えられ、日々の暮らしが快適な住まい
機械を使わず、自然の力だけで空気を動かし、一年を通じて室内を快適に保ってくれるのが、「エアサイクル工法」の特長。光熱費を抑えられるので、M様邸のように広い家にはぴったりの工法です。メンテナンスが楽な素材を用い、いつまでも新築時の美しさを保てる工夫もしています。また、当社では10年ほど前から壁の角を取る加工を標準仕様にしていて、多くのお客様に喜ばれています。