地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
慣れ親しんだ窓越しの風景が 暮らしの彩りになる家
- 宮崎市/Y邸
- 【施工エリア】県央
- 【面積】延床:105.55㎡(31.93坪)
1階:105.55㎡(31.93坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
趣味も日常生活も 楽しめる空間づくり
家族構成とライフスタイルに合わせ、それまで暮らした実家の建て替えを決めたYさん。茶道や裁縫をたしなむことから、趣味を思い切り楽しめるスタイルがいいと考えていたようです。特にこだわったのは、お茶をたてられる和室の造り。専用の茶室ではないため8帖とゆったりした広さがありますが、茶道の決まり事にのっとった設備や配置が施されています。床の間の前には風炉を置ける炉が切られ、縁側や水屋も用意。縁側越しの窓の外では、庭からずっと家族を見守り、楽しませてきた梅の木が風情を添えます。
一方で、生活の中心となるLDKや水回りは使いやすさを重視したコンパクトさが特長です。庭の菜園で野菜を育て、季節の食材を用いた料理も得意。多趣味に加え、おうちでの手仕事も多岐にわたると想像しますが、費やすスペースは実にミニマム。おかげで動線が短く、効率的な家事がかなえられます。こまごました収納は小屋裏へ一括。スッキリと美しい生活空間を生み出す工夫の一つです。また、エアコンが苦手な家族を思いやり、採光や通風にも注力。自分たちらしく過ごせる、心地のいい住まいができました。
庭の風景とともに充実の日々を
当初より明確なイメージを持っていたY様。私たちはそれらを踏まえ、「より心地よく、暮らしやすく」を意識しながらプランニングしました。建て替えでしたが、庭の植栽はほぼそのまま活用。茶道は庭との位置関係も大事なので、光や風と同じく窓からの眺めにも配慮しています。ご家族の好きなこと・ものを慈しめる住まいを目指しました。