地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
日常を絵にする住まいで、暮らしを丁寧に紡ぐ
- 宮崎市/A邸
- 【施工エリア】県央、県西、県南
- 【面積】延床:111.76㎡(33.80坪)
1階:62.26㎡(18.83坪)
2階:49.50㎡(14.97坪) - 【構造】工法:木造軸組(集成材+金物)工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,000〜2,500万円
景観を取り込み、くつろぎ空間を演出
おおらかに広がる田園と、瓦を葺いた古い家並み。そんな、どこか懐かしい情緒がにじむ風景の中にA邸は建っています。南東に開けた立地を活かすため、敷地に対して建物を斜めに置いて採光や通風を確保。それに伴ってLDKは庭の木立の合間から、2階のワークスペースは開放感たっぷり。過ごす場所によって味わいの異なる眺望が生まれました。一方で道路に面した西側は開口を小さめに設定し、心置きなくプライベートな時間を過ごせる造りになっています。ここに暮らして1年2カ月のAさんご夫妻。いまだに「わが家が別荘気分」と言えるくらい、くつろぎの時間を満喫しているそう。
「ウッドデザインの住まいは自由度が高い。だからわがままもたくさん言いました」と苦笑いするご主人。特に収納や水回りは、持っているモノや使い勝手に合わせて細かくオーダーを。中でもゲストが口々に褒めるという場所が洗面・脱衣室です。入り口すぐに洗面シンクがあり、奥に脱衣・洗濯・室内干しが可能なユーティリティーを用意。考え抜かれた洗面収納や木製タオル掛けなど、生活感をあらわにさせない機能美が詰まっている場所でもあります。日常のひとコマすら、絵になる風景に変えてく空間づくりはさすがの一言。こうした造り手の配慮を見ると、ご夫婦が話す「別荘気分」も納得です。
ライフスタイルをより輝かせる住まい
A様邸では立地環境を活かし、風と光と風景を計算してプランを提案しました。全開口サッシや大きな吹き抜けを取り入れて開放感を演出しつつ、庭や植栽でプライバシーを保つ工夫も。深い軒を備えたウッドデッキは使い勝手バツグン。ソファを置いてゆったり過ごしたり、テーブルを持ち出して食事をしたりと楽しんでいる様子。今後は、もうすぐ誕生するお子様の遊び場としても活躍しそうです。