地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
時の流れを刻みながら、より魅力を増していく木の家
- 宮崎市/K邸
- 【施工エリア】県央、県西
- 【面積】延床:85.70㎡(25.92坪)
1階:85.70㎡(25.92坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】〜1,500万円
伝統技法を取り入れ、暮らしのアクセントに
代々農業を営み、現在もすぐ近くに暮らす子供たちと一緒に米や野菜を育てているKさん。これまで暮らしていたのは、築120年の古く大きな家でした。段差も多く、手入れも大変。しかも冬は寒い。愛着はあったけれど、以前から建て替えを考えていたそうです。天然木の持ち味を存分に活かしたK邸。古民家の風情を残し、使いやすさにも留意したシンプルなプランには、実はお手本があります。それはKさんの妹さんの住宅。10年前に、その家を手掛けたのがMOTO設計工房だったのです。写真を見せてもらうと、雰囲気も造りもよく似ています。「とても気に入っていたので、あちこち参考にしました」と笑うKさん。静かで暖かく、住み心地もバツグンと太鼓判を押します。
特長的なのは、玄関土間からすぐにリビング・ダイニングとつながる間取りです。和室まで達する、ゆったりとした吹き抜けには、伝統的な木組の〝渡りあご〟を採用。こうした木組をデザインとしても取り入れることで、空間のアクセントにしています。LDKから中廊下を通って家族の個室へ。中廊下沿いに洗面・脱衣室を配し、個室も引き戸を開ければワンルームになる仕組み。縁側を使えば、行き止まりのない回遊動線が完成し、家事も生活もスムーズです。これからまた長く、住み継いでいける住まいの完成です。
日常も非日常も心地いい住まい
10年ほど前に建てたK様の妹さんの家をベースに、ご家族のライフスタイルを加味してプランニング。日常生活のしやすさはもちろん、親族が集まる本家ならではの使い勝手や風格にも配慮した間取り・デザインがポイントです。農作業の合間に休憩したり、ご近所さんとお茶を楽しんだりできるウッドデッキも用意。飫肥杉やヒノキをふんだんに取り入れ、家の中も外も木の持つ温かさや心地よさを体感できる住まいになっています。
MOTO設計工房
TEL:0985-64-1288
自然に還る家造り
家づくりは、一生に一度の最大の決断。大きな買い物だからこそ、後悔しないように、設計・施工全体を通して施主様と一緒になって考えることが大切です。
弊社では、10年、20年、更に100年と経った後に、本当に良かったと思っていただけるような家造りを目指しています。打合せから完成、メンテナンスまで心を込めて施工しています。