地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
自然と人とつながりながら 穏やかな時間を大切に暮らす
- 小林市 M邸
- 【施工エリア】県央、県西、県南
- 【面積】延床:117.30㎡(35.48坪)
1階:68.30㎡(20.66坪)
2階:49.00㎡(14.82坪) - 【構造】工法:木造軸組(集成材+金物)工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,500万円〜
住み手の目線に立った 実用的で美しい空間
側道の向こうに段々畑が広がり、四季折々の風景を見せてくれるロケーション。M邸には、そんなのどかな環境と自然の光と風がさり気なく取り込まれています。特に印象に残るのは、幅約6mにわたって開口するリビング・ダイニング。庭へ続くウッドデッキは、内部空間の開放感や、暮らしの楽しみを生み出す役割も。裏付けたのは「子供たちはテレビ以外の楽しみが増えたみたい」という奥様の言葉でした。思いがけない効果に驚きつつも、家の内外で遊びを探して夢中になる姿を頼もしく感じているようです。
収納力にこだわったキッチンは、M邸オリジナルデザイン。作業スペースをゆったり確保しているのは、将来子供たちと一緒に料理を作りたいからなんだそう。水回りをまとめ、時短がかなう家事動線にも注力しています。もちろん、ウッドデザインらしい〝木づかい〟もあちこちに。例えば、キッチンには落ち着いた木目が際立つオーク材を使い、リビングのアクセントウォールはレッドシダー材の色味でグラデーションを付けるなど。多様な木の魅力が備わるM邸では、今日もおおらかな時間が紡がれていきます。
長い目で見てバランスよく
将来の暮らしやすさを考慮して、1階フロアで日常生活を完結できるプランです。2階は主寝室のみにドアを設け、ほかはオープンな空間に。今は子供部屋として活用中ですが、家族構成やスタイルに応じた使い方も可能。また、隣り合うリビングと和室は互いのテイストをすり合わせて、続き間にして使った際でも違和感のない工夫を施しています。