Q & A家造り Q & A

資金

Q1. 家を購入したい! 必要な自己資金は?  

A = 自己資金を使用する内訳は、大きく分けると頭金と諸費用の二つに分類されます。 頭金は将来の返済のことを考え、一般的には購入価格の20%程度と考えるのが理想的です。 諸費用として考えなけらばならないのは、登録免許税・不動産取得税や手数料、火災保険料などです。目安として購入価格の3~5%が一般的です。

 

また、引越し費用や新しい家具の購入費用も 考えなくてはいけませんので、合計すると購入価格の10%程度を諸費用として準備する必要があります。合計すると全体の30%程度を準備することが理想です。

Q2. 本体工事費以外にかかる費用について

A = 付帯工事費(建物以外の工事費。別途工事費と呼ばれることも)や諸費用・その他費用があります。 付帯工事には、解体工事、造成工事、基礎補強工事、インテリア、電設工事があります。

また、庭やカーポート、植樹などの外構工事費も本体工事には含まれません。諸費用には、各種税金やローン関連費用、火災保険料などがあげられます。他にも、式祭典費用や引越し費用なども考えておく必要があります。

Q3. 頭金無しでも家は購入できますか?

A = 可能です。他のローン返済を抱えていたり、ローンの支払いが滞ったりする「金融事故」(いわゆるブラックリストに載った)といった状況がなければ大丈夫です。

 

 

 

ただし、頭金がないということは、準備できていない分が月々の支払いに跳ね返ってきてしまうということですので、月々の返済額は多くなると考えてください。

 

Q4. 1000万円で家が建ちますか?

A = 建物だけの話で言うと、1000万円で家を建てるのは可能です。ローコストをうたった規格物の建売住宅や1000万円前半の住宅もあるようです。好みの家が人それぞれ違うように、家にかけられる予算も千差万別です。こだわりをもち、自由に家づくりを行えば価格も自然と上がるのではないでしょうか。

Q5. 消費税増税について

A = 2019年10月に消費税の引き上げが予定されています。住宅の場合、引き渡しまで期間があるため経過措置が適用される見込みです。19年3月末までに建築請負契約を結んでおけば、引渡しが 10月以降になっても現行の8%のままとなります。増税後は建物本体の税率アップだけでなく、必要な部材や燃料代、運搬コストなど直接は見えない経費の税率もあがりますので、全体的に 価格増となります。

 

 

 

また、増税前には駆け込みで建築を行う方々も多くなりますので、順番待ちのため希望の会社で 家を建てられないといったケースも考えられますので、早めの行動をお勧めします。

Q6. 住宅ローンの金利は「固定」と「変動」のどっちがトク?

一般的に固定期間が長いほど金利は高くなりますが、住宅ローンの残高に透明性があって将来の見通しを立てやすいのも固定金利タイプ。それぞれに特性を持ち、利用する人のライフプランや収支によっても向き不向きがあります。ちなみに「固定」には『全期(長期)間固定型』『固定金利選択型』、「変動」には『変動金利型』と、全部で3パターン。以下の表を参考に、無理なく利用できるタイプを選びましょう。

全期間(長期)固定型 固定金利選択型 変動金利型
イメージ
金利 全返済期間を通じて借り入れ時の金利が変わらない 5年や10年など一定期間の金利が固定される 返済期間中、6カ月ごとに金利が見直される
特長 金利が変化しても返済額は固定されるので、計画を立てやすい 固定期間が長いほど金利が高い。期間満了時は選択しない限り変動金利になる 金利が変化しても返済額は5年固定。その後、金利によって返済額が変わる
こんな人にオススメ 安心を優先したい

情勢に左右されずマネープランを実行したい

景気連動型の仕事ではない

固定期間終了のタイミングで繰上返済できる

最初の数年の支払いを抑えたい

短期間で返済でき

まめに返済計画の見直しができる

景気連動型の仕事をしている

Q7. 住宅ローンはどうやって選べばいい?

= 住宅ローンを利用する金融機関を選ぶとき、違いが分かりやすいのが「金利」。低い数字の方が魅力的ですが、金利優遇幅や事務手数料、保証料、繰上返済手数料などの違いもチェックして、総合的に判断しましょう。特に注意したいのは以下の三つです。

①『基準金利』に注目! 金融機関で大きく謳われている金利は、『実質金利』であることが多いです。これは金融機関が設定した基準金利から、優遇キャンペーンや給与振込、公共料金引き落し、クレジットカード作成などを行い、金利のパーセンテージを引き下げたもの。実質金利の割引適用期間が満了すると、金利の再設定を行うのでベースとなる基準金利が低い金融機関を選ぶといいでしょう。
②『フラット35は事務手数料』に注目! 民間金融機関と住宅金融支援機構が連携している、全期間固定金利型の『フラット35』。これを選ぶ場合に気を付けたいのは、取次店によって事務手数料が違うということ。金利は同じでも、事務手数料が違うと総支払額も変わってきます。
③『団体信用生命保険』に注目! 団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの契約者にもしものことが起きるリスクに対して用意された商品です。契約者が死亡・高度障害などになった場合、住宅ローンの残債を保険で賄えます。銀行によって団信の保証内容は様々。契約者の年齢や健康状態を考慮して、団信の保証範囲もチェックしておきましょう。

 

 

 

 

Q8. 資金計画の立て方を知りたい!

= 資金計画を立てる上で大切なのは、「無理なく返済できるか」ということ。家計に合った返済額を導き、それをもとに住宅建築の総予算を決める方法もオススメです。借入額の目安になるのは、収入の6倍。また、他の借入分(マイカーローンや学資ローン、クレジットカードなど)の返済額も含めた、返済比率30%程度という数字も目安になります。ただし、自己判断は危険。ファイナンシャルプランナーにライフプラン作成を依頼するなど、客観的な視点を活用して家族の将来を改めて考え、資金計画に反映させてください。

建物

Q1. 地震に強い家はどんな家ですか?

A = 地震に強い家づくりには、基礎や構造だけでなく、土地(地盤)も大切になってきます。まずは、軟弱な地盤じゃないかを確認しましょう。軟弱な場合、地盤改良が必要となります。田んぼの跡地や盛り土の宅地は特に注意する必要があります。

家づくりにおいては、間取りや構造、建物の形をシンプルにすることが効果的です。形が複雑な建物は、地震の揺れが分散されず、1カ所に集まってしまいます。そこから倒壊がはじまる可能性もあります。

 

 

 

家の構造には、RC(鉄筋コンクリート造)、鉄骨造、木造など、さまざまなものがあります。木造でも、木造軸組在来工法や2×4工法(ツーバイフォー)と別れるように、選択肢は多岐にわたります。予算との関係もありますが、木造住宅の場合でも、耐震装置や制振装置を付けることも可能ですので、自分に合った構造や工法を探してみてください。

 

 

地盤や家の基礎部分は、家を建てた後からではなかなか変えることのできない家づくりの大事な部分です。どのような間取りにするかとともに、建物の構造についてもしっかりと考えるようにしましょう。

Q2. 太陽光発電設備のメリットとデメリットは?

A = 太陽光発電のメリットは、電気を造り出す際に地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出しないことや、日々の電気料金が削減される点などが上げられます。一方、設置に多額の費用がかかってしまうことや、天候によって発電量が左右されてしまうなどといったデメリットもあります。

以下に長所と短所をまとめてありますので参考になさってください。

 

【主な長所】 電気料金の支出を大幅にカットできる

電力需要時間の電力削減に効果がある

余った電力は電力会社に売れる

温室効果ガス(二酸化炭素)を排出しない

メンテナンスがあまり要らない

停電の場合でも、電気を使用することができる場合がある

【主な短所】 初期投資がかかる 屋根に負荷(重さ)がかかる

太陽が出ていない雨や曇りの日は、発電量が落ちる。夜間の発電ができない

蓄電池を付けないと蓄電できない

申し込みから設置までに、ある程度の時間がかかかる

 

 

 

 

 

 

Q3. オール電化住宅とガス併用の住宅では、どちらがおススメ?

A = オール電化の特長は、お風呂もキッチンもガスではなく電気を使うこと。オール電化にするには、ガスコンロの代わりにIHクッキングヒーターを、給湯器の代わりにエコキュートという機器を利用します。エコキュートは、電気代を安くするために、原則として電気料金の安い夜間電力を使ってお湯を作るため、電気代の削減につながります。

以下に長所と短所をまとめてありますので参考になさってください。

【主な長所】 光熱費を一元管理できる

家の中で火を使わないので安全性が高い

使い方によっては光熱費を削減できる

災害により、ガスの供給が止まっていてもお湯が使える

【主な短所】

 

初期導入費用がかかる

タンクのお湯を使い切るとお湯が使えない。

停電するとライフラインが全て止まってしまう

IHクッキングヒーターの種類によっては調理器具(鍋やフライパンなど)が限定される

 

 

一方、ガス併用の場合だと、都市ガスかプロパンガスかを選択することになります。都市ガスを使いたくても、ガス管が家まで来ていない場合には利用できません。一般的には都市ガスのほうがコスト面でのメリットがあると言われていますが、都市ガスの場合は、ガス管が破裂するなどのトラブルがあるとガスを使えなくなります。 このように都市ガスは災害時の復旧に時間がかかるというデメリットを抱えています。

【ガス併用の主なメリット】  

都市ガスなら光熱費が抑えられる

必要なときに必要なだけお湯を作れる

導入コストを抑えられる

調理の際、火を見ながらの火力調整ができる

【ガス併用の主なデメリット】 火を使うので火災などの心配がある

プロパンガスの場合は、光熱費が高くなる可能性がある

都市ガスの場合は、災害時の復旧に時間がかかる

 

 

Q4. リフォームは、何年くらいを目途にすべき?

A = リフォームをする目的には、いろんな要素が考えられます。外壁の改修やトイレ・浴室などの設備が壊れて取り替える場合のほか、家族構成が変化したため、部屋の間取りを変更する場合などです。

 

 

 

経年劣化による変更はしょうがないとしても、間取りの変更によるリフォームは、コストが掛かる場合が多いため、新築の際は将来も見据えた設計にすることをおススメします。屋根や壁の補修については、コーキング補修、塗装、部分補修、瓦の張り替えなどが考えられますが、採用する部材によって寿命が異なるため、事前に確認が必要です。

Q5. 平屋建ては2階建てに比べるとコスト高になりますか?

A = 一般的にですが、2階建てより平屋のほうが建築費用は高くなると言われています。たとえば、平屋と2階建てが同じ広さだった場合、基礎工事と屋根工事の面積が約2倍に増えるため、コスト増につながります。特に基礎部分は、コンクリートや鉄筋を使用するため、建築費用の占める割合が多い部分です。

 

 

 

ただし、建築面積を考えなければ、2階建ての方が敷地面積を取らないため、小さい土地を取得すれば土地代の部分を安く抑えるメリットがあります。

 

Q6. 薪ストーブを設置する際の注意点は?

A = 設置自体を規制するような法律や決まりはありませんが、家の中で火を使うため、安全面には十分な対応が必要です。専門業者にお任せするようにしましょう。

 

 

 

また、薪ストーブは、メンテナンスが必須です。煙突掃除は毎年行うことをおススメします。怠れば、煙道火災の危険もあります。薪の確保も必要になります。最近では、燃料がネットで手に入りやすいペレットストーブに人気が高まっています。

Q7. ZEH(ゼロエネ住宅)って何ですか?

A = 世界的にクリーンエネルギーを普及させる動きが加速しており、日本もさまざまな取り組みによってエネルギー需要のバランスを整えようとしています。ゼロエネルギー住宅(ZEH)とは、そうした取り組みの一環として国が普及を後押しする、エネルギー的に自立した高性能な住宅のことを指します。国からの補助金が受けられるメリットもあります。

 

 

ZEHは、年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指す住宅です。この目標を達成するため、省エネルギーと創エネルギーに取り組みます。具体的には、外壁や窓枠の断熱性能を高めること、効率性の高い設備を導入することなどでエネルギー消費量を減らすとともに、太陽光発電システム、家庭用蓄電池、HEMS(ヘムス)などを用いて使用するエネルギーを作り出します。これらの取り組みの結果、年間の消費エネルギーより年間の創エネルギーが大きくなると考えられる住宅をZEHといいます。

 

 

 

ZEHの大きなメリットは、見かけ上の光熱費がゼロになるという点です。自家発電の成果によってはそうではなくなる可能性もありますが、基本的には、月々の電気代はゼロとなります。また、太陽光発電等で得た余剰電力は、丸ごと売電収入となります。

 

Q8. 子育てに適した間取りには、どんなものがありますか?

A = 家は家族にとって憩の場所と言えます。自然と心が落ち着く場所でなくてはなりません。特に、新築の際は、子どもの成長に合わせた間取りを考えることが重要です。子供は日々成長しているため、その成長に合わせて変更できる間取りが理想的と言えます。

 

 

 

最近では、リビングを通ってから子供部屋に行けるような間取りが増えています。これは、家に居ることの多い、お母さんが学校から帰って来た子供の姿を確認できる利点があります。

 

 

 

また、リビングに学習用のカウンターを設けることもおススメです。親子の会話が増える点や勉強をする姿が確認できるメリットもあります。ある等系では、東京大学出身の学生は、リビングで勉強していたとの回答が多かったようです。静かな子供部屋で勉強するより、雑音の多いリビングでの勉強は集中力を高める効果があるのかもしれません。

Q9. 「耐震」「免震」「制振」それぞれの工法の違いは何ですか?

A = 耐震工法は、地震の揺れに耐える工法です。現在、大半の住宅で採用されている耐震工法としては、「建物が倒壊せず、住人が避難できること」が前提です。建物の強度で揺れるように造られています。

 

 

 

免震工法は、地震の揺れを受け流す工法です。建物と基礎との間に「免震装置」を設置し、地盤と切り離すことで建物に地震の揺れを直接伝えない構造です。

 

 

 

制振工法は、地震の揺れを吸収する工法です。建物内部にオモリやダンパーなどの「制振部材」を組み込み、地震の揺れを吸収する構造です。上階ほど揺れが増幅する高層ビルなど、高さのある建物に非常に有効な技術です。

Q10. 「木造軸組工法」と「2×4工法」の違いは?

A = 「木造軸組工法」は、在来工法とも呼ばれ、日本で最も主流の工法です。住宅の7~8割がこの工法で建てられており、基礎の上に木の土台を据えて、柱と柱を梁で水平につなぎ、対角線を筋交いで補強します。筋交いの量と配置バランスが耐震強度を左右します。

以下に長所と短所をまとめてありますので参考になさってください。

【木造軸組工法の主な長所】 間取りや外壁材料、屋根の形状など設計の自由度が高い
窓や出入り口などの開口部が大きくとれる
増改築がし易い
コストが比較的安い
【主な短所】 家の精度が大工さんや工務店の熟練度に左右されやすい
接合部の施工が悪いと将来不具合が起こることがある
柱のない大きな空間などの場合は設計の自由度が低い

 

一方、「2×4工法(ツーバイフォー)」は、北米などで最も主流の工法です。使われるランバー(厚板製材)の断面サイズが2インチ×4インチであることから、この名前で呼ばれています。生産性や耐震性に優れ、火災にも強いのが特長です。

【2×4工法の主な長所】

 

在来工法と比較して、1.5~2倍程度の耐震性があると言われる
気密・断熱性、耐火性に優れている
工期が比較的短い
大工さんの技量に左右されず、出来上がりにバラつきが出にくい
【主な短所】

 

木造軸組工法に比べて構造に制約がある
窓や出入り口など大きな開口部を設けにくい
大規模な増改築がしにくい

 

 

 

 

Q11. 屋根にはどんな種類がありますか?また、それぞれの特長は?

= 屋根のカタチは大きく分けると12種類程度です。

日本住宅で最も多く見られるシンプルで機能的な「切妻屋根」
洋風のモダンな建物向きの「寄棟」
日本の伝統的な屋根形状の一つ「入母屋造り」
モダンな印象で現代住宅で人気が高くなってきている「片流れ屋根」
RC住宅に多い「陸屋根」
煙り出し換気・採光のために使われる形状で多雪地帯向きの「越し屋根」
あずまや風の住宅に多い「方形四柱造り」
ハイサイドライトを設けた採光計画に最適「差し掛け屋根」
山村に多い洋風なイメージの「腰折れ屋根」
ダイナミックな印象の外観をつくることができる「大屋根」
屋根の頂部に棟がなく、隅棟(すみむね)が屋頂で合している形状の「宝形屋根」
切妻屋根の変形版、片方を長くしてもう片方を短くした「招き屋根」。

雨や強い日差しから家を守ってくれる屋根ですが、屋根の形状で外観の印象を大きく左右します。コストも考慮しながら検討しましよう。

Q12. 坪単価とは何ですか?

= 坪単価とは、家を建てるときの1坪当たりの建築費のことで、建物の本体価格を延べ床面積(坪)で割った数値のことです。1坪はおよそ3.3㎡で、家を建てるときのおおよその目安として一般的に参考にされている数値です。坪単価を計算するときに、「延べ床面積」ではなく「施工床面積」を使う住宅会社もあります。どちらを使うかによって坪単価が変わってきますので注意が必要です。また、一般的に屋外設備工事費などの「別途工事費」や各種税金などの「諸経費」などは含まれない場合が多いため注意が必要です。

 

Q13.「Q値」「C値」「UA値」って何?

=「Q値」は熱損失係数の事で、「どれくらい熱が逃げにくい家なのか」がひと目でわかる数値のことです。住宅の断熱性が高ければ高いほどQ値の数値は小さくなり、Q値が小さい家=熱が逃げづらい家=冷暖房の効率がよく省エネ性能が高い家だということがわかります。

「C値」は「相当すきま面積」のことで、簡単にいうと「どれくらい家にすき間があるのか」を示した数値です。C値が低ければ低いほどすき間が少ない家=高気密な家であることになります。いかに断熱性能の高い建材を使っていたとしても、すき間があってすき間風が容赦なく吹き込んでくるような住宅だと、どれだけ冷暖房を使っても快適な室温にはなりません。

「UA値」は、「外皮平均熱貫流率」のことで、どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのかを表す数値です。具体的には、建物の中と外の温度を1℃と仮定したときに、建物の外へ逃げる時間当たりの熱量を外皮面積(外皮=天井、壁、床、窓等)の合計で割ったものです。

 

 

Q14. 外張り断熱と内張り断熱の違いは?

= 断熱方法には、構造部材間の空間にグラスウールなどの断熱材を詰めて断熱する「内断熱工法」と構造体の外側にパネルタイプの断熱材を入れ、構造体の外側全体を覆ってしまう「外断熱工法」とがありあります。

【内断熱のメリット】  

一般的な施工法としてほとんどの工事業者が用いており、繊維系の材料を使用すれば施工コストが安い。

エアコンなどの空調を使用する場合、一定の広さであれば適温にするまでの立上がりが早い。

地下工作物などのように内断熱工法しか用いられないケースもある。

【外断熱のメリット】  

外装材のすぐ内側に有効な断熱層をつくることで、日射や放射冷却の影響を受けにくく熱損失が少ない。

内断熱工法の場合とは逆に、床や壁、屋根を室内環境を保つための蓄熱体として利用することができ、室内温度を適正に保つためのエネルギーが少ないため経済的である。

建物の構造体が室内環境を保つための蓄熱体となるため、部屋に極端な温度差が生じにくく、冬期の結露の心配が少ない。

内装材は断熱性能と無縁なので、コンクリート打放し仕上げや構造体を露出したままの仕上げが可能。

 

 

Q15. 平屋のメリット&デメリットは?

= 家を新築するとなると2階建てと思う方は少なくありませんが、核家族が増え、1世帯の人数が減ってきたこと、おしゃれな居住空間を楽しみたいなどの理由から、新築の平屋を希望する若い世帯が増えているようです。

メリットとしては、家族間のコミュニケーションが取りやすい構造的に安定しやすいメンテナンスしやすく費用も安くすむ老後が安心-などが挙げられます。

一方デメリットは、工事に掛かる坪単価が高くなりやすい部屋数を増やすには広い敷地が必要2階建てに比べてプライベートの確保が難しい周りの住宅環境によっては、陽当りの確保が難しくなる場合がある-などです。

土地

Q1. 効率のいい土地探しの仕方について

A = まずは住みたい場所(地域)を決めましょう。現在の住まいから近い場所や、利便性、学校区などを考え、場所をしぼって探すことが近道です。

 

次に、情報収集です。不動産情報誌や、情報サイトであれば 価格や沿線など詳しく説明されています。また、市町村のHPなどにも行政が売り出している 土地の情報が掲載されています。購入の際に補助金や助成金の対象になるケースも珍しくないので、覗いてみるとことをお勧めします。

先に建築を依頼する会社(工務店)が決まっている場合は、相談してみるのも手段の一つです。情報が出回っていない土地なども教えてくれますし、一緒に探してくれることも多いです。

Q2. 田んぼだった土地に家を建てようか検討しています  

A = まず必要なことは、農地転用の手続きです。農地転用とは「農地を農地以外に利用すること」で、国の農業保護政策により、勝手に農地を農地以外のものに利用することはできません。

 

 

また、田んぼは軟弱地盤であることが多く、液状化、地盤沈下が起こるリスクが高くなっています。今は家の傾きなどが見られなくても、いつ家が傾いてもおかしくないので、地盤調査・地盤改良工事 が必要となります。

Q3. 建ぺい率ってなんですか?

A = 建ぺい率とは建築面積の敷地面積に対する割合のことです。建ぺい率の対象となる建築面積は「建坪(たてつぼ)」ともいわれますが、建物を真上からみたときの水平投影面積となります。なお、この「建坪」は延床面積(1階と2階の合計面積など)ではありませんから注意してください。

 

 

また、都市計画によって指定される建ぺい率の上限数値が定められており、用途地域との組み合わせで上限はことなります。購入する予定の土地の建ぺい率を事前に調べておくことが重要です。

Q4. 崖がある土地、購入しても良い?  

A = 崖とは一般的な不動産における定義としては「30度を超える傾斜のある土地」のことをいいます。必要なことは購入前にその土地が「がけ条例」の制限を受けているかどうかを調べることです。がけ条例とは、一定の高さを超えるがけの上部または下部に建築物を建築する場合に、安全上問題のない擁壁などを 新たに設けなければならない条例です。

 

 

擁壁は、場合によって何百万円も費用がかかることがあります。そうなると、予算において建築計画が変わってしまう ことが予想されますので、安全性や費用などを考え検討することをお勧めします。

Q5. 盛り土直後に家を建てるのは避けるべきでしょうか?

A = 地盤調査を行い、結果をもとに必要がある場合は適正な地盤改良を行えば問題ないです。

Q6.「地盤改良工事」の方法は?

= 住宅を建てる土地の安定性を確保するため、基礎工事前に必ず行われるのが地盤調査。調査の結果を踏まえ、必要であれば地盤や土地の性質を改良する「地盤改良工事」に進みます。地盤状況に応じて、3種類の工法から適用されるのが一般的です。

①表層改良工法:土地の表面にセメントを混ぜ、地盤を固める方法

②柱状改良工法:地中で柱状にセメントを作り、その柱で建物を支える方法

③鋼管杭工法:小口径の鋼管を多数打ち込み、地盤を固めて支える方法

地盤改良工事によるメリットは、住宅の安全性が高まること。地盤状況によっては、建物の重さで下がってしまったり、地震の際に液状化を起こしたりする可能性もあります。地盤調査・地盤改良ともに費用がかかりますが、長く安心して暮らすためにしっかり調べておきましょう。

Q7. 住んだことのない地域での土地探し。押さえたいポイントは?

A = まずは希望する地域の環境を知ること。通勤や通学にかかる時間や交通機関、買い物や公共施設などをチェック。また自治体が変わる際には、移住・定住に関する住宅支援・子育て支援なども調べておいて損はありません(➡自治体支援はこちらから)。

エリアを絞り込んだら具体的な土地探しへ。個人で探す人もいますが、一般的には不動産仲介会社や建築を依頼するビルダーに相談します。予算や広さ、周辺環境など優先順位を決めて伝えておくとスムーズ。また、ハザードマップや今後の再開発計画など、自治体が発信している情報もこまめに確認を。

その他

Q1. 坪単価について教えてください。

新築注文住宅の坪単価とは、住宅会社ごと、住宅商品ごとに設定された1坪(3.3㎡)当たりの単価のことです。「坪単価60万円」と言われた場合、延床面積30坪の家が欲しければ、60万円×30坪=1800万円がざっくりとした建物の予算となります。坪単価は、20万円台~100万円以上と住宅会社によって異なります。住宅には数万点のパーツが使われており、使用するパーツによってグレードや値段が違います。また、一つ一つをコストパフォーマンスで選ぶか、デザインや機能で選ぶかで坪単価は大きく変わります。

Q2. 「認証かごしま材」とはなんですか?

= 高品質な県産材の供給を目的として、平成15年度に「かごしま材認証協議会」が県林材協会連合会内に設立され、「認証かごしま材」の定義が定められました。鹿児島県内で育成、加工された丸太、製材品の中から、用途ごとに品質、寸法、乾燥等が日本農林規格(JAS)に準じた木材を「認証かごしま材」といいます。

 

 

鹿児島県では、住宅および木材の関係者が連携して、かごしま材を使用した家づくりを推進しており、定められた基準をクリアすると、住宅ローンの金利が優遇される「認証かごしま材の家金利等優遇制度」と、性能保証登録料の一部について補助を受けられる「認証かごしま材の家住宅瑕疵担保責任保険等支援制度」の対象となるケースがあります。

 

 

詳しくは、かごしま材の家づくりのプロ集団である「かごしま材取扱店」にお問い合わせください。

Q3. 知り合いに一部の工事(電気や水道等)を依頼することは可能でしょうか?

住宅会社によっては可能なケースもあるようです。ただし、業者間の工事のタイミングを計ったり、連絡を取り合うなど、通常は行わなくてよい工程発生する場合が考えられます。

Q4. あまり広くない敷地に平屋建てを計画していますが、建てられますか?

A = もちろん、平屋を建てることは可能です。しかし、十分な間取りや部屋数が確保できない可能性もあります。住宅会社に相談し、的確なアドバイスをもらうとともに、家族構成や将来を見据えた計画を立てることをお薦めします。

Q5. 家を建てるのに適した季節はありますか?

A = 「夏に建てた方がいい」、「冬の方がいい」などいろんな意見があるようですが、「冬」の時期に建てた方がいいという意見が多いようです。その理由として、乾燥していて晴れの日が多いため、木材が濡れにくいからとのこと。

 

 

また、梅雨時期の6~7月はできるだけ避けた方がいいという意見もあります。特に2×4の住宅は屋根を最後に付けるため、建築中の枠組みや床が雨にさらされることになるため、注意が必要です。ただし、木造軸組在来工法の場合は、一日で屋根まで作ってしまうことが多いため、雨から建物の骨格を守ることができます。また、万が一雨に濡れてしまっても、壁で外部を塞ぐまでに乾燥期間をしっかり設けていれば問題はありません。

Q6. いいなと思った土地が建築条件付きでした。建築条件をはずすことはできますか?

A = 「建築条件付土地」とは、その土地を購入するための売主が、指定する工務店やハウスメーカーと建物(家)を建てる契約もしなければならないことを言います。建築条件無しにできるケースもあるようですが、条件が付いているのには理由があります。売主と事前によく話し合う必要がります。先に建築を依頼する会社が決まっているケースであれば、相談に同行してもらうことをお勧めします。

Q7. 新築の際、住宅会社との打ち合わせは大体何回ぐらいでしょうか?

A = 打ち合わせできる回数が決まっている住宅会社もあるようですが、依頼主が納得いくまで打ち合わせをしてくれるところが多いようです。一生に一度の大きな買い物です。納得するまで、打合せを重ね、自分の希望をはっきりと伝えるようにしましょう。

Q8. 木造2階建約30坪の家を予定しています。完成するまでの期間はどのくらいでしょうか?

A = 木造軸組在来工法の場合ですと、着工から引き渡しまで3~4カ月程度かかるのが一般的です。なお、パネル工法や2×4工法などになると、木造軸組在来工法と比較して約1カ月程度、工期が短くなるようです。会社によって異なりますので、事前によく打ち合わせを行い、引き渡しまでの期間を確認することお薦めします

Q9. 家づくりにおける風水について教えてください。

A = 中国4000年とも言われる歴史の中で、伝統的な自然観の一つとして絶えず研究され続けている「風水」。住まいづくりを進める際、気にされる方も多いのではないでしょうか?詳しい内容については、SU・MI・KA16号の特集の中で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

●SU・MI・KA16号はコチラ

 

Q10. 「注文住宅」と「建売住宅」の違いを教えてください。

A = 大きな違いは、一から住宅を建てるか、既に完成している住宅を購入するかです。

 

 

「注文住宅」は、購入者が自ら土地を購入し、そこに自分好みの建物を建てることができます。建売住宅と比較して価格は高くなりがちですが、デザインや間取りを自分で決めることが可能です。また、施工中の現場を自分の目で確認し、気になったことをその場で質問することもできます。

 

 

建売住宅は、注文住宅と比べて費用を抑えて購入することができますが、間取りやデザインを自由に変更することができません。自分のこだわりを反映させたい方は、注文住宅をお薦めします。

Q11. 家具等を購入するタイミングはいつがいいでしょうか?

=「家具を早い時期に購入したい」という方は、図面をよく確認しておくことが必要です。家具のサイズもありますし、どのような配置にしたらいいのかを考えなくてはいけません。どうしても欲しい家具等があれば、それらの寸法を建築士の方に伝えておくのもいいでしょう。建築士の中には、家具や家電などのサイズを事前に聞いて設計してくれる場合もあります。

Q12. 図面等だけでは家の完成のイメージしにくいです。イメージしやすいような方法があれば教えてください。

= 少しでもプランをイメージしやすくするために、クラフト模型を用いる施工業者も多いです。また、建築CADを使用したバーチャルハウスや、3Dパース作成のほか、リアル(モデルルーム)とバーチャル(仮想体験)を組み合わせて実際のプランを立体的に確認できるVR体験を取り入れている企業もあります。

Q13. 家を建てたいと思ったら、まず何をすればいいのでしょうか?

=「家づくりは」は一生で一番の大きな買い物。依頼先探しから入居まで時間のかかる大仕事です。満足のいくマイホームを手に入れるためには、まず知っておきたい基礎知識を身につけ、トータルスケジュールを把握することが重要。何をするべきかを理解し、家造り全体のイメージをつかみましょう。
※大まかな流れは以下の通り
①住みたい家をイメージ(情報収集)
②資金計画を立てる
③住宅の工法を決める
④依頼先の検討
⑤プラン・見積もり依頼
⑥敷地調査・地盤調査
⑦依頼先の決定
⑧本設計・本見積もり
⑨住宅ローンの申し込み
⑩近隣への挨拶回り
⑪地鎮祭・着工
⑫上棟式
⑬竣工検査
⑭引っ越し・入居

Q14. 住宅の定期点検とは?詳しく知りたいです。

= 一般的に新築住宅では引き渡し後に定期点検のアフターメンテナンスサービスが付いてきます。住宅に不具合個所があれば、故意や過失、消耗品などを除いて2年間は無償で修理してもらうことが可能です。
定期点検は、引き渡し後3カ月または半年、1年、2年といったスケジュールが多いようです。工務店やハウスメーカーによって定期点検の内容や時期、スケジュールは違いますので引き渡し時に必ずチェックしましょう。

Q15. 庭に雑草が生えないようにするにはどうすればいいでしょうか?

= 防草シートを施工したあと、砕石・砂利などを敷き詰める方法がお薦めです!砕石・砂利を数cmの厚さに敷き詰めると、数年は雑草が生えにくいようです。