住まいの創造人
社員とともにオープンな経営
お客様に感動を伝える仕事を
vol.002
ニューイングホーム(株) 社長
松元 敏之 氏
隼人工業高校を卒業後、東京で8年間営業を経験、家具店勤務を経て、建築業界へ。入社して17年目。アナログの部分を大切にして、ニューイングとしてのブランディングを強化―と力を込める。霧島市出身の56歳。家族は、夫人と子ども2人の4人。
創業以来、ただ安いだけの家なら頼まれても絶対に造らない―を家づくりの基本に掲げる同社。
今年4月、社長に就任。「嘘をつかない、逃げない、ごまかさない、そしてごめんなさいが素直に言える社員であってほしい。会社で言いたいことがあったら些細なことでも言いなさい。オープンにしてこそ、会社は成長する」と社員を前に語った。
社員同士のコミュニケーションを深め、全員が笑顔で前に進める職場改革が目的。
住宅業界は、少子高齢化が進む中で新規着工戸数が減少、市場環境は厳しさを増している。そんな中で年間平均40棟を掲げ、目標通り推移している。
今年で創業21年目。元々、工務店出身の先代社長が興した地域密着の工務店。これまでの新築住宅の実績棟数は約400棟。
経営理念として貫き通していることがある。それは「常に原点回帰(徹底したアフター・メンテナンス)を大切にしながら社員一体となっての現場での創意工夫。会社は勿論、家づくりのクオリティーをさらに高め、お客様をより気持ちよくさせること」を目的に、お客様に感動を伝える仕事に情熱を燃やす。
今年のキーワードは「成長期から成熟期へ」。そのためには現状をしっかり維持、国の政策に乗った事業展開を見据える。仕事の「見える化」にも取り組む。
更新日:2015/09/08