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地元工務店の「真の姿」

満足を超えた「感動の家づくり」
「チーム・ニューイング」で支える品質

Vol.082

ニューイングホーム㈱ 4代目社長に就任した代表取締役
豊福 久二 氏

山城高校(京都府)を卒業後、金融関係の会社に就職。その後、夫人の故郷である鹿児島市に移住し、地元ハウスメーカーで営業を経験した後、2008年にニューイングホーム㈱に入社。同社営業部長、取締役を経て2019年4月に4代目社長に就任した。趣味は、小学生から始め、現在も続けている野球観戦と、ゴルフ。姶良市に夫人と2人暮らし。京都市出身の49歳。

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 同社は創業以来、「ただ安いだけの家なら、頼まれても絶対につくらない」を信条としている。この熱い思いを支えているのは、「嘘をつかない・逃げない・誤魔化さない」という、ニューイングポリシー。その原点は、満足を超えた「感動の家づくり」。そこには全国の工務店でもまれなケースとして知られる「社員大工」の存在がある。
 その企業の4代目社長として経営手腕を振るう。「鹿児島の住宅業界は、トップ3以外では二極化が進む。就任後に消費税増税、新型コロナと客の減少などもあり、「まさにどう生き残るかのサバイバルゲームに入っている。しのぎ合い、せめぎ合いの状態の中で毎日、葛藤の日々が続く」と、現状を厳しく受け止める。「企業というのは居心地がいいだけでは駄目。人間、負けそうなときはラクをしたいし、ついついくじけそうになることもある。宿題や課題も多い。中継ぎとしてどんなスパイスを効かすのか」。営業マンらしく淡々と語るが、置かれている立場を的確に読む目は確かだ。
 同社にはお客様と交わした約束がある。第一は、満足を超えた感動を届けること。第二は、社員大工にこだわる施工品質の維持。第三は、30年後の未来を見守るということ。
 この約束を守るために日々追求しているのが「命を守る家づくり」であり、ニューイング品質を掲げる社員大工の存在。顧客向けの手紙でも「私たちはお客様の一生涯の伴侶です。だから、心豊かで幸福に暮らせる家づくり」を、約束している。

 同社は、工務店出身の先代が1994年に「住建ハウジング」として個人創業。今年で創業27年目を迎える。年間着工戸数の半分以上がお客様からの紹介で、そこには揺るぎない信頼と満足、感動の上に刻まれてきた歴史がある。「命を守る家づくり」だからこそ、機能・性能には一切妥協しないという首尾一貫したポリシーがある。
 3代目社長の松元敏之氏からは「気負うことなく自然体でやればいい」と全幅の信頼を寄せられている。「事前の打ち合わせ、準備などの段取り・根回し6割、仕事4割」の法則も学んだ。5年前に同社の経営理念に惚れ込み、マイホームを新築。その時、顧客目線とは何かを体験し、実際に現場を踏み、お客様目線が理解できるようになった。
 「経営を守って成績も出すのが良い経営者。決して目をつぶってはいけないし、目をつぶらせては駄目。嫌われない、敵をつくらない、何事にも揺るぎない信念を持って挑む勇気。そして、常に身の丈に合った日々を精一杯自然体で生きる」。それが当面の目標だ。

更新日:2020/12/01

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