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建築家がつくった自由空間で 自分らしい暮らし方を
今春、鹿児島市内の高台の分譲地に三洋ハウスの新しいモデルハウスが誕生しました。グレーと黒のツートンカラーに包まれたシンプルな総2階建て。工場のように飾り気のないフォルムがむしろこの家の個性になっています。
ここは三洋ハウスと建築家の井内清志氏のコラボによるシリーズ『CASE LAFE(カーサ ラフェ)』の家。建築家ならではの自由な発想で、オリジナリティーあふれる空間を生み出しました。この家の主役となるのは、吹き抜け空間の中央に設えられたコの字型のダイニングキッチン。大きなカウンターテーブルに囲まれたキッチンに立てば、おしゃれなビストロのシェフになったような気分で料理が楽しくなりそう。リビングには小上がり風のモダンな畳スペースもあり、食後はここでのんびりくつろぐのもいいですね。
吹き抜けを望む2階のオープンスペースにはカウンターを設置。本を読んだり、勉強をしたりと使い方は自由です。さらに造作のベッドとデスクが付いた二つの子供部屋にも注目。仕切り壁の真ん中にあるアーチ形の穴から行き来ができる楽しいプランが伸びやかな子育てにも一役買いそうです。
建築家の井内清志氏とつくる家『CASE LAFE(カーサ ラフェ)』は、建物よりも暮らし方を大切にし、シンプルな空間に住み手が自分らしさを足していくのがコンセプトです。既成概念に捉われない使い方や住まい方で、それぞれのライフスタイルや家族の成長に合わせたオリジナルな暮らしを創造していただければうれしいですね。