プロがオススメする最新の建築事例です
暮らしやすさを追求した、土間のある自然素材の家
鹿屋市ののどかな田園風景に煙突がよく似合うM邸。片流れの屋根に白壁とガラスがはめ込まれたフレンチブルーの玄関扉がまるで南フランスのオーベルジュを思わせるおしゃれさです。
扉を開けるとそこは、薪ストーブが燃える土間。農業を営むご主人が、作業着のままで昼食を取れるようにと、奥様たっての希望で造られたものだそう。そこから続くリビングは正面にアイランドキッチンを設え、仲良し家族の笑顔をいつでも見守ることができます。そんな家全体に施されたのが空気清浄と調湿効果に優れたシラス壁。新越建設の家を見学に行き、奥様がその風合いを一目で気に入ったそう。自然素材にこだわる同社のお薦めの一つです。
乾燥室も兼ねた洗面室は土間から直接入れる扉が。仕事を終えたご主人や泥んこ遊びをしたお子様たちもお風呂に直行できますね。2階はフリースペースで、広々とした中に片流れの屋根に沿った秘密基地のような空間も。2人のお子様の大のお気に入りだとか。大きな窓からは裏の畑で働くご主人の姿を見ることができ、窓を開けると鳥の鳴き声が耳を和ませていました。
「家族の気配をいつも感じられる家」がご夫妻のご希望でしたので、無駄を極力省いた設計にしました。家はただ箱を作るのではなく、暮らしの場所。ご家族が心豊かに暮らしていけるよう…それがわが社の信念です。住み続けるほどに深みが増すのが自然素材。ご家族の歴史を刻んで共に成長していく、そんな住まいをご提案しています。