スカイホームが新たに手掛けた分譲モデルハウスが建つのは、学校や買い物など、生活に便利な鹿児島市紫原。隣接道路から一段高い位置に建物があるため、外からの視線をあまり意識せずに暮らせます。そして何より、桜島や錦江湾を望む見通しのいい景色を獲得することができました。
「小さくてもいいから畳間が欲しい」という声を反映して、1階はLDKと小上がりの和室を用意。少し奥まった配置ですが、なんと天井は2階までの吹き抜け! 高窓からの採光で明るく、開放的な空間になっています。引き出し収納や隠し部屋としても使えそうなクローゼットまで完備。ライフスタイルやアイデア次第で自分たちらしい使い方ができそうです。
同社の住まいづくりでは、暮らしに必要な設備を標準仕様で提供しています。加えてここでは「あったらいいな」という収納が盛りだくさん。玄関をはじめ、洗面・脱衣室、LDKに至るまで、かゆい所に手が届く感覚で配置されていました。また、熱交換・湿度交換を行う換気システム『澄家Eco』を採用。ウレタン高断熱と相まって、省エネで快適な暮らしをかなえます。
スカイホームが手掛ける分譲モデルハウスが完成しました。立地は駅や学校、ショッピングにアクセスしやすい静かな住宅地。限られた敷地に2台分の駐車場と芝庭、多目的に使えるタイルデッキも備わっています。同社ではこうした建売住宅を多く提供していますが、定型プランが無く、どれも注文住宅と見まごうばかり。ここでも、その間取りに驚かされました。
外観は2階建て。でも内部空間は、スキップフロア(中2階・中3階)を含めた4層になっています。特に半個室タイプの中2階は書棚やデスクが造作され、書斎や趣味室などにもぴったり。小屋裏仕様の中3階まで固定階段があるので、収納や子供たちの秘密基地にしても楽しそう。ぜひ現地でイメージを広げてみてください。
1階は、小上がりの和室まで一体感を持たせたレイアウトが特長。スタディーカウンターもあり、自然と家族が集まってくる仕掛けが施されています。コンパクトな家事動線で動きやすく、収納も充実。また、24時間全熱交換型換気システム『澄家Eco』+『アクアフォーム』による断熱で、一年を通じて快適な住空間をかなえています。
県民住宅が手掛けるのは、鹿児島の気候・風土に根差し、高いレベルでの安心・安全にこだわった住まい。妙円寺団地のモデルハウスでは、開放的な間取りや設備だけでなく、目に見えない部分にも関心を持って訪れてみてください。住む人にも環境にも優しい住空間を実現した今回のモデル。LDKの壁に施した「ガイナ」をはじめ、制震用オイルダンパーや自然素材などを採用した認定低炭素住宅なのです。
特筆したいのは「ガイナ」の特性。光エネルギーを受けると、空気浄化につながるマイナスイオンを生み出す優れもの。花粉やほこりによるアレルギーや喘息が改善された例があるほどです。一方、エアコン1台で賄えるほどの高い断熱性と遮熱性を確保。基礎にも工夫を凝らし、床には高断熱の無垢材を採用しているため、冷え性の人も床暖房無しで快適に過ごせます。住宅のすき間面積も小さく、湿気や外気温の影響だけでなく、虫の侵入を未然に防ぐため、虫などが苦手な方でも安心。さらに、地震や台風に備える制震用オイルダンパーは全棟で設置。そんな安心して住める強さと快適さを現地でご確認ください。
毎日を安心・快適に過ごせる住まいづくりを進める県民住宅。高い基準に設定された基本性能や素材選びに注目が集まっています。同社が誇る〝快適さ〟を体感できるのが、皇徳寺南くらら台にオープンしたモデルハウスです。玄関ドアを開けると、蒸し暑い日だったにも関わらず、爽やかな空気がお出迎え。これは調湿作用を持つ無垢材や高機能な断熱セラミック塗材「ガイナ」がもたらすもの。詳しい説明はもう一軒のモデルハウスのページでご確認を。しかし百聞は一見に如かず。ぜひ直接訪れて感じてみてください。
キッチンを中心に、直線で動けるようレイアウトされた水回りは必見。ウッドデッキ側にはドライルームを兼ねた家事室があります。ここからデッキへの動線は、洗濯の時短をかなえるポイントと言えるでしょう。また、同モデルハウスでは収納の提案も行っています。共有スペースだけでなく、個室のクローゼットもじっくりチェックを。また、南側に隣家が建っていることから、吹き抜けと高窓で採光を確保。LDKの一体感や和モダンをテーマにした落ち着いた雰囲気とも相まって、リラックスした時間を過ごせそうです。
新しい家族が加わることになり、マイホームづくりを決断したTさん。思い立ってすぐに向かったのが、近所にあったKENMAEの事務所でした。「まずは地元工務店からと思って(笑)。聞き取りも丁寧で話しやすく、まるで自分の家のように親身に考えてくださるんですよ」とうれしそうに記憶をたどる奥様。住み手目線とはよく言いますが、ご夫婦が事前に伝えなかった「あったらいいな」が、T邸の初回プランに当然のように盛り込まれていて驚いたというエピソードも。同社と住み手とのシンクロ率の高さがうかがえます。
4兄弟の子育てに家事に仕事…毎日が慌ただしくなるのは必至。そんな中で洗濯動線をコンパクトにまとめ、日によっては大量発生する洗濯の負担を軽減。時間や天気を気にせず干せるドライルーム、キッチンから水回りへの動線上に設けたパントリーなどは心強い味方になっています。基本的には、LDKを通って各部屋にアクセスする間取り。キッチンを中心にすることで家族への目配りがしやすく、自然と会話が増えるのだとか。にぎやかにおしゃべりしながら、テキパキと動くご夫婦の様子が想像できる住まいです。
新しい家々が建つ住宅地の中でも、ひときわ目を引く黒一色のスタイリッシュな2階建て。家族そろって笑顔で迎えてくれたB家には、9月に2人目のお子さんが誕生する予定です。「子どもに〝実家〟と呼べる場所をつくってあげたい」という想いが、マイホームを建てるきっかけとなったそう。
一方で、実際の家づくりに当たっては、「子どもが巣立てば、夫婦だけの時間の方が長いのだから」と、家族の将来を見越したプランを考えました。いずれは1階だけで生活できるように、夫婦の寝室は1階に設け、2階は二つの子供部屋のみに。「子供たちが目の前で勉強できるように」と対面式キッチンにカウンターを造作したり、「親の面倒も見られるように」とリビング横に和室を設けたりと、将来に備えた工夫がたっぷりと盛り込まれています。
奥様たっての要望で、キッチン横に全面が収納棚になったパントリーを設置。寝室の奥にはサンルームも造り、家事効率を高めました。白と黒を基調にシンプルなデザインでまとめたのも、「年をとっても飽きない家に」というご夫婦の希望からだそうです。
徒歩10分圏内に小学校やスーパー、病院、バス停がそろう住宅地『パルタウン大明丘』。ここに建つ白木建設のモデルハウスは、ロケーションを活かすスカイバルコニーを備えた落ち着きを感じさせる住空間が魅力です。中でも見逃せないのは、選りすぐりの素材を用いた1階のパブリックスペース。アイアンと天然木を効果的に使ったアイテムやセメントパネルなど、男性的な「カッコよさ」が随所にちりばめられています。一方で、家事動線や収納計画には女性目線の配慮をたっぷりと。生活しやすい間取りも秀逸です。
ZEHビルダー評価制度で最高レベル5つ星を獲得している同社。標準仕様であっても、妥協のない住宅性能を提供しています。例えば断熱材には、調湿、防虫、防火などの機能に優れたセルロースファイバーを採用。同モデルハウスのように一体感のある広々とした間取りだったり、大きな吹き抜けがあったりしても冷暖房効率に不安はありません。さらに、ランニングコスト軽減の期待ができることも付け加えておきます。デザイン性、快適性ともに上質な住まいでの暮らしを、ぜひここで想像してみてください。
「そろそろわが家を」と、いくつかのハウスビルダーを見学に行ったKさんご夫婦。最初にヤマサハウスを気に入ったのは奥様でした。「室内の空気感や構造の確かさ。全体のバランスがいいなぁと思ったんです」。中でも同社が提案する〝MOOK HOUSE(ムックハウス)〟は、県産材やシラス壁をはじめ、自然エネルギーを生活に活かす設備が標準仕様。快適に長く住み継いでいけるこだわりへの共感はもとより、自由度の高さも決め手に。「わがままを言い過ぎたかも」と笑うご主人。それぞれの暮らし方に寄り添うプランも魅力の一つと言えそうです。
お気に入りは家族が集まるLDK。間仕切りが少なく、リビングには吹き抜けも。見上げると屋根裏の木組みが望め、2階ホールからは子供たちが顔をのぞかせます。木の温もりに包まれた開放的な空間は、楽器の音色も豊かに彩るとか。子供たちも家での練習が楽しくなるのではないでしょうか。ムックハウスでは庭づくりも重要です。K邸では玄関周りの植栽をはじめ、LDKと和室に面したプライベート感のある庭、浴室から見える坪庭が四季折々の風景を日常に届けてくれます。
玄関から一歩足を踏み入れると、そこに広がっていたのは、陰影のあるどこか幻想的な空間でした。吹き抜けになったLDKはあえて開口部を減らし、2階の窓からこぼれる和らかな自然光を活かしたつくりに。焦げ茶色の柱や梁がオフホワイトの塗り壁に映え、小意気なシャンデリアやレトロな照明と相まって、まるで大正時代に建てられた古い洋館のような趣です。
この家の主となるYさんは3人のお子さんを持つ5人家族。子供部屋を2階にまとめ、将来的には1階だけで暮らせる間取りに。また、玄関とリビングの間に棚付きの大きな収納スペースを設け、外から帰ってきた子供たちがすぐにランドセルなどをしまえるよう、動線にも配慮しました。さらに、たばこを吸うご主人のために、リビングの一角に半畳ほどの喫煙ルームも。本棚柄の壁紙が何とも落ち着く、男の隠れ家といったところでしょうか。
断熱効果が高いデコスドライ工法の採用で、広い空間もエアコン1台で快適に。調湿性に優れた珪藻土の塗り壁のおかげで、空気もサラッと爽やかです。こんな家で過ごす時間こそが何よりの贅沢なのかもしれません。
鹿児島市内の高台にある住宅地の一角。遠くの山々まで一望できる住まいがMさんご家族の新居です。「日々の暮らしに、木々の緑と空の青が彩りを添えてくれる。そんな家が理想でした」とご主人。その言葉通り、時間とともに変化する空の色や、季節とともに移ろう山の景色を堪能できる爽快な住まいになりました。
家ができてから庭づくりに励む日が多くなったというご主人ですが、家づくりに対しての思い入れも大きかったそう。プランニングの際には、「開放的なリビング」、「自然との調和」など自分たちの希望を書き出し、これまでに見学したモデルハウスや雑誌の記事を参考にしながら夜遅くまで間取りについて夫婦で話し合ったと言います。
その結果、1階はシンプルなLDKに土間風の作業スペースをプラスしたユニークな空間に。水回りや収納スペースも、家事のしやすさや帰宅時の動線を考慮した使いやすい配置になりました。2階には、眺望を楽しめるカウンター付きフリースペースや遊び心をくすぐる隠し部屋が用意されています。じっくりと時間をかけて理想をかなえたMさんご家族。これからの庭づくりも楽しみです。
「TODAY IS A GOOD DAY」。玄関に入ると目に入る壁の文字。「出掛けるとき、帰宅したとき、気持ちを上げたり慰めてくれる〝言霊〟となれば」と語るのは、S邸を手掛けたSTYLE HOUSEの新屋さん。スタイリッシュな玄関は、サーフィンとハーレーが趣味というアウトドア派のご主人の愛車を納めるスペースでもあります。
デザイン性の高さと暮らしやすさが共存した家づくりで大人気の同社。Sさんとの出会いは、ご主人の〝直感〟だったそう。仕事で出水を訪れた際、同社事務所のデザイン性の高さを感じてすぐに連絡。「家づくりを考え始めてからずっと探していた、理想の家に出会えた」と、設計やデザインもほぼお任せだったと言います。
建坪30坪の2階建ては思った以上に広々。家全体をあえて壁などで仕切らず、キッチンエリア、ステップフロアのリビング、2階と、3層のレイヤーにすることで空間に動きができ、風の流れも生んでいます。キッチン横の窓を一つ開くだけで、家中で風を感じられる快適さ。遊び心と高性能に裏打ちされた開放的で自由な空間づくりは、子供たちの豊かな感性も育むことでしょう。
瓦屋根に深い軒、広い縁側に格子状の大きな雨戸。爽やかな木の香りが漂う室内には窓からの心地よい風が通り抜けていきます。一見すると伝統的な日本家屋のようなS邸。でも実は、鹿児島大学(鷹野 敦准教授研究室)とK社とで研究が進められている木質構法システム(ライフサイクルハウスシステム)を取り入れ、鹿児島で初めて造られた住宅なのです。
「実家を作ってくれたのも新山さんでした。新しい工法の家を建ててくれる施主を探していると聞いて、お願いすることにしたんです」と、奥様の実家の隣りに建てられた平屋建て。その新しい工法というのが、木造軸組工法と角ログ材を組み合わせた「J‐ログ工法」です。床や屋根・階段まで接合金物や釘を極力使わず、木材をほぞ穴などで組み立てることで優れた耐震性を発揮する建物を造ることができるといいます。設計の際には、鹿児島大学の学生さんたちが敷地の風の通り方から庭の木々の種類まで丹念に調べ、この土地に最適な家のカタチを提案してくれたそう。最先端の工法に熟練の棟梁の技が加わり、新しいのに懐かしい癒しの住まいになりました。
今年の初夏、竹の町として知られるさつま町に完成した篠原邸。玄関の引き戸をガラガラと開くと、現れたのは、白い壁に映える焦げ茶の梁や柱がどこか懐かしい和の空間。町の特産である黒竹を組んだ格子状の仕切りが印象的です。「子どもの頃に遊びに行っていたおばあちゃんちが大好きで、建てるならあんな家がいいなと。築100年くらいの古民家だったんですけどね」と奥様。サイエンスホームが建てた家をホームページで見たとき、思い描いてきたイメージとぴったりで驚いたとか。
ヒノキの無垢材を使い、梁や柱を見せる伝統的な真壁づくりの家は、まさに古民家のような趣です。室内の木部の塗装はすべて一番濃い色で統一。梁を現した高い天井には大きな和紙の照明がよく似合います。「リビングの隅っこに寝転んで、天井を眺めるのが幸せ」という言葉がこの家への満足感を物語っているようでした。
家族が集うLDKを中心に、子供たちが遊ぶフリースペースと二つの和室を配置した篠原邸。建坪24坪というコンパクトな平屋ながら、勾配天井と間仕切りの少ない開放的な造りが相まって、伸びやかに家族を包んでいます。
太陽光関連の事業を通じ、米玉利住工の専門性や実績を評価していたEさん。わが家づくりの際も、創エネ・省エネへのこだわりは譲れなかったと言います。太陽光発電パネルはもちろん、いざという事態に対応できる蓄電池を装備。躯体に採用されている気密性・断熱性に優れたSW(スーパーウォール)工法は、冷暖房効率を高め、エコな暮らしをサポートします。E邸は日常生活のスペースを2階に集約。一般的に2階は熱気がこもりやすいのですが、E邸ではこの夏、エアコンの除湿機能だけでも涼しく過ごせたのだとか。
また、E邸は住宅地に建つため、採光面の工夫も不可欠でした。建物全体に高さを出して目線を外す効果を狙い、適材適所の窓計画で採光・通風をアップ。窓から望む抜けのいい眺望は、リビングの開放的な雰囲気にも一役買っています。間取りで特長的なのは、ダイニングになる部分をリビングとして広く活用している点。近所に暮らす娘さん家族が遊びに来る機会も多く、ゆったり使える空間にしたかったそうです。「みんなと過ごす時間を大切にしたい」。E邸のプランには、家族を思う温かな気持ちが盛り込まれていました。
「いろいろなメーカーの家を見ましたが、本物の自然素材で健康によい家を建てる、というSin工房さんの理念が一番しっくり来たんです」と話す奥様。ご自身も良質で自然に優しい商品を扱う仕事をしています。「お客様に私の衣食住のすべてを見てもらいたい」と新居のLDKを開放して、料理教室などを開いているそうです。
家に人を招くため、できるだけ広く、スッキリと片付くLDKを希望。それに応えた同社の提案は、1階は水回りとLDKのみとし、2階に家族がくつろぐ場を造るプランでした。テレビは2階に置き、セカンドリビングとしての使い方も。屋根裏部分に設けたロフトは、娘さんたちのスペースです。「約40坪の敷地ですが、工夫次第で広く感じるものですね」と奥様も満足そう。
自然素材だけでまとめたシンプルな内装も、スッキリ広く感じる理由の一つ。床や柱、梁はスギの無垢材、壁や天井は抗菌・調湿効果に優れたスペイン漆喰で統一しました。壁は基礎外断熱と内断熱の二重断熱。屋根は二重タル木通気層+ハイブリッド断熱工法の採用でいつも家中が快適で静か。自然で良質な暮らしがそこにあります。
「ゆったり暮らせる家にしたい」。Kさんご夫妻が家づくりで最もこだわったことは、ゆとりの空間です。玄関ホールや廊下の幅は通常より1・5倍もの広さでゆったり設計。老後のことも考えて、階段横に住宅用エレベーターを設置、段差のないバリアフリー仕様など、それをすべてかなえてくれる鉄筋コンクリート住宅「RC-Zの家」を選びました。
構造躯体は、断熱材と仕上げ材を一体化する独自の新技術。躯体内結露がほとんどなく、空気はさらりとしてどこにいても室温を一定に保つことができます。「夏はひんやりして、とにかく冬は温かいですよ」というご主人の快適な暮らしぶりが自慢の家です。
奥様のこだわったのは2間続きの和室。家全体はブラウンと白のすっきりしたコーディネートに、壁上部には花柄模様をさりげなく取り入れやさしさを添えています。それに驚いたのは、リビングキッチンの奥にあるもう一つのシステムキッチン。ガス派の奥様とIH派のご主人と、どちらも料理好きなことから2つのシステムを取り入れたのだそうです。
今は二人暮らしのKさん夫妻。子どもさんやお孫さんにおいしい料理を振る舞う、仲むつまじい温かな家庭を満喫しています。
民家の合間に畑が点在する、のどかな地域に土地を求めたHさんご夫妻。敷地を有意義に使い、ゆったりとした居住スペースと開放感を備えた住まいが完成しました。生活の中心となるのは、奥行きを活かしたワンフロアのLDK。和室ともフラットでつながるため、扉を開ければ、さらに一体感を高めることができます。
H邸で印象的な仕上げを挙げるなら、レッドシダーの天井と白い塗り壁。もとより、「木の質感を多く取り入れたい」との要望もあり、床材を含めて和らかな印象を受ける素材を厳選しています。加えて、リビングとキッチンには床暖房も。見た目だけでなく、寒い季節は実際に暖かくなるわけです。
塗り壁と聞いてすぐに思い浮かべるのは漆喰や珪藻土ですが、同社では化石珊瑚を原料にした〝サンゴの壁〟を提案。理由はその高い機能性にありました。湿気や臭い、カビ菌、PM2・5などの有害物質を吸着。住まいの空気をクリーンに整えます。育児中のHさん家族にとって、健康を後押しする環境は強い味方。また、ZEH基準相当の性能でランニングコストを抑え、省エネにもしっかり貢献していきます。
ブルーグレーとシルバーのスタイリッシュな外観に真っ赤なポストが映える正方形の家。霧島市の閑静な住宅街に建つナンニチホームのモデルハウスです。一般的な住宅よりも20㎝以上高い2m85㎝の天井、標準仕様でも驚くほどハイグレードな設備、価格の透明性など、同社の家には、ほかにはない数々の魅力がいっぱい詰まっています。
家族が集まるLDKは、天井と床にスギの無垢材を使い、ナチュラルで温かみのある空間に仕上げました。鏡のような輝きを放つピアノ塗装のシステムキッチンとカップボードは上品なワインレッドをチョイス。すべての部屋の壁に設置されたカラフルな内装壁材「エコカラット」とともに、室内空間を彩るアクセントになっています。
5人家族を想定したという間取りは、廊下などの無駄な空間を省いて、リビングを中心に個室や水回りをコの字型に配置。トイレと洗面台は二つずつ設置し、各人の動線がスムーズになる工夫も。浴室は標準装備のミストサウナや音響システムに加え、マイクロバブルとジェットバス付き。家に居ながら、ホテルライフのようなラグジュアリーな時間が過ごせそうですね。
創業50年、鹿児島の風土に合った家づくりに向き合ってきた「県民住宅」が手掛けるのは、高い安全性と快適性を備えた高性能な省エネ住宅。その魅力を体感できる新しいモデルハウスが鹿児島市の高台に完成しました。
黒で統一されたクールな外観とは対照的に、室内は自然素材がふんだんに使われたナチュラルな空間になっています。床や腰壁、見せ梁などには木目の美しい県産のスギを、押し入れやクローゼットには調湿・防虫などに優れたキリを、そして家の土台には湿気や白アリにも強いヒノキを使用するなど、適材適所に無垢の木材を使い分けているのも同社の特長です。また、内壁には空気の清浄効果をはじめ、断熱、保温、防音、防露に優れた塗料を採用。さらに24時間計画換気システムの導入により、室内環境はいつも快適に保たれています。
震度7の地震から何度も家を守ってくれる耐震+制震システム、高い省エネ基準を満たした「認定低炭素住宅」に加え、約4kwの太陽光発電も搭載したZEH仕様のこの家。光熱費やメンテナンス費用など、住んでからのコストが抑えられるのも大きな魅力です。
「モデルハウスに一目惚れでした。だったよね?」と、笑顔でご主人に確認する奥様。あちこちの展示場を巡った末に出会ったのが、ヤマサハウス『MООK HОUSE(ムックハウス)』でした。決め手は、開放的な間取りと天然木をふんだんに使った温かみのある雰囲気。住んで1年以上経つ今でも、ゲストから「木の香りがする」と言われるほど。また、夏には赤ちゃんが加わって5人家族になるY邸。家族構成やライフスタイルの変化に対応しやすい、スケルトン・インフィル工法も魅力的だったと話します。
シンプルな箱をベースに、つながりを大切にする間取りがムックハウスの特長。Y邸での見どころは、和室を中心に行き止まりの無い回遊動線をかなえたレイアウトです。ほぼすべての空間をウォークスルーで行けてしまうので、家事も生活もストレスがかかりません。ポイントに設けた引き戸を開閉すれば、ゲストの動線をコントロールすることだって可能。実に優秀です。自然の光と風を取り入れるリビングの大きな窓は庭との連続性も。家の中に居ながら伸びやかな広がりを感じさせてくれる、居心地のいい住まいになりました。
盛洋建設の担当者と1年半以上かけ、じっくりプランを練ったH邸。「自分たちらしさ」をキーワードに、生活そのものが楽しくなるよう意識した住空間が魅力です。中でも要になるのは、間取りの中心に据えた中庭。中庭とはいっても、室内の床とほぼフラットでつながるテラスのような仕上げ。リビングの延長として、団らんスペースに使ったり、子どもの遊び場になったりと多彩な使い方ができそうです。プライバシーを保ちながら、開放感を味わえるのが大きなメリット。採光性の実力は、写真を見ただけでも分かってもらえるのではないでしょうか。
一方、中庭を囲むように内部空間をレイアウトしたおかげで、動線はとてもシンプルに。行き止まりのない回遊動線が完成し、家事も生活もスムーズに運びます。家族が自然と顔を合わせる機会を増やすリビング階段は、ご夫婦のリクエスト。その配置に苦慮したそうですが、吹き抜けに沿った回廊風のデザインにすることで解決しました。また、一括収納の採用でパブリックスペースの生活感を払拭。H邸のテーマの一つでもある、ホテルライクな住空間を実現しています。
「これまで、実家には母が一人で暮らしていたのですが、建て替えを機に二世帯住宅にすることにしたんです」というご主人。三世代6人が暮らすにぎやかな住まいが完成しました。玄関は共有ですが、お互いが気兼ねなく暮らせるようプライベートな空間はしっかり分けた一部共有型の二世帯住宅。敷地の広さを活かして生活スペースはどちらも1階に配置され、共有の和室を挟んで行き来することができます。
この和室は、それぞれの世帯で来客時に使える便利なスペース。子世帯では2階に寝室と子供部屋を用意しましたが、子供たちも広いリビングで過ごすことが多いのだそう。家族ができるだけ同じ空間で過ごせるよう、スタディースペースとしても使えるワイドなカウンターが設置されています。
親世帯では、トイレと洗面脱衣室を同一空間に配置して広さを確保するなど、動きやすく機能的な間取りを心掛けました。バスルームではなくシャワーユニットを採用しているのも使いやすさを考慮してかと思いきや、「母は毎日近くの温泉を利用しているから」とのこと。お孫さんと連れだっての温泉通いも、この家での楽しみの一つと言えそうです。
Hさんご夫妻が福山組の住まいと出会ったのは、友人が新築した家へ遊びに行ったときのことです。「他社もあちこち見たけれど、本物の木を使った空間の心地のよさはダントツでした」と奥様。土地探しから相談したところ、くだんの友人邸のすぐ近くに売地が。スープの冷めない距離で子供たちの行き来もしょっちゅう。家族ぐるみのお付き合いがより深まったと言います。
当初は2階建てを考えていたHさんですが、将来の生活しやすさを重視して平屋を選択。個室は最小限の広さに留め、その分を収納に分配しました。リビングの一角にある畳の小上がりは、段差を活かして引き出しを設置。スキップフロアになっているワークスペースの下は、基礎まで床を下げて大容量の納戸に仕立てています。ファミリークロークも確保するなど、一括収納でスッキリとした暮らしを実践中です。
LDKは天井を高く設定して開放感を演出。ワンフロアに畳間やワークスペースといったさまざまな役割を持つ場所があるのも特長です。互いの気配を感じながら、集った人が思い思いの時間を過ごせる。H邸の日常には、そんな魅力が備わっています。
広い敷地にゆったりと建つ平屋造り。室内は厳選された自然素材で統一され、心地よい空気感に包まれています。5年ほど前に健康住宅のセミナーに参加し、「こんな健康的な家に住みたい」と願いながら土地探しを続け、今春、ようやく夢をかなえたKさん一家。「アレルギー性鼻炎のある娘を連れて、Sin工房さんのショールームに行ったとき、全然アレルギーが出なかったんです。これは本物だと思いました」と奥様は5年前の出会いを振り返ります。
家づくりに当たってご主人が出した希望は「平屋、ロフト、男女別トイレ」の三つ。寝室の上に設置したロフトには置き畳を入れ、大きな本棚を造作して読書コーナーに。広々した男女別トイレも好評です。奥様がこだわったのは、生活感のないスッキリとしたキッチン。職人が一本ずつ仕上げた格子戸の建具で家電などをすべて隠すキッチン収納は、同社のショールームで見てすっかり気に入ったものだそう。キッチンの周りに水回りをまとめた家事動線も共働きのご夫婦にぴったり。
「この家は100点満点中、200点です」と笑う奥様の幸せそうな顔が家づくりの大成功を物語っていました。
木の家が好きで、広々とした開放的な暮らしを望んでいたご夫婦が建てたのは、13種のモデルからライフスタイルに合ったデザインを選び、自分たちらしくカスタマイズできる企画住宅「BinO(ビーノ)」の家でした。
大きな片流れ屋根が印象的なK邸。平屋のように見えて、実はスキップフロア(段差)が創り出す三層構造の家です。LDKからリビング階段で緩やかにつながる1・5階のフリースペースと寝室。その下には少し天井の低い二つの子供部屋。この立体構造によって、室内はより広々と開放的な空間に。無駄なスペースを抑えることで、ホビールームを造ることもできます。
リビング横のドアの向こうには、サンドバックと筋トレ器具を備えたご主人の隠し部屋。「小さくてもいいから筋トレ部屋が欲しかったんです」とご主人はうれしそうに話します。一方、奥様のお気に入りは、チャコールグレーで統一したおしゃれなキッチンと、自ら取り寄せたマリメッコの壁紙を張ったトイレ。グリーンやほんの少しの赤を差し色に使うセンスが秀逸です。
そこには、素敵な家族の絵になる暮らしがありました。
豊かな自然が残る地域に新居を構えて3年目となる大久保邸。マエダハウスのお客様も時々見学に訪れて、参考にする人が多くいるという間取りは意外にシンプルです。注目したいのは、LDKの大きな吹き抜けと、そこからつながる2階スペース。奥行きのあるロフト風の空間は3人の子供たちの部屋として使っています。気配窓の下に作り付けた文机で勉強をしたり絵を描いたりしていても、階下とすぐにコミュニケーションが取れて便利。奥様も「キッチンから声掛けできるので、余計な手間も時間も不要」と笑います。
2階建てではありますが、基本的な生活は1階で完結できるようになっているので動線はコンパクト。ダイニングの配置や付随する収納、ニッチの使い方など、奥様発信で盛り込まれたアイデアには感心しきりです。中でも目からウロコが落ちたのは、玄関ホールの独立壁に設けたアクセサリー棚。玄関で着けて、帰宅後すぐ外す。なるほど、これなら行方不明になりません。家族で重ねる時間とともに、少しずつ変化しているというインテリアからも、わが家での暮らしを慈しんでいる様子が伝わってきました。
一つ一つに思わず感嘆の声を上げてしまう、そんな驚きがあふれるH邸。細部に至るまで好奇心をくすぐるアイデアが詰まっています。
まるで隠れ家レストランのような広々とした吹き抜けのリビングには、ダイニング、ウッドデッキに続く洋室リビングと和室を備え、それぞれが扉や壁ではなく段差を変えることで開放的かつ快適性の高い空間を実現。子供部屋は、淡いピンクとパープルを選択し、主寝室はシンプルな落ち着きのある空間に仕上げました。さらに、2階に続く階段途中のスキップフロアには、壁一面の日本画が出迎える和の空間がお出迎え。2階の洋室とすべて壁の色や個性も異なり、それが設計の妙でうまく一つにまとまっているのです。
実はこの家、七呂建設のスタッフの新居。「遊び心のある家にしたかった」という思いを営業担当の星原さんが汲み取り、同社のハイレベルな技術とセンスが、なんとも魅力的な住まいを誕生させました。2歳と4歳の娘さんも、目を輝かせて家中を走り回っているそう。広く個性的な空間で育つことで、きっと豊かな感性が育っていくことでしょう。
鉄筋コンクリート造+木造。オリジナリティーあふれるデザインが目を引く建物は、親世帯と子世帯が同居する二世帯住宅です。周囲は高層マンションもある住宅地のため、Kさんは外からの目線を気にせず暮らせる住まいを希望していました。相談を受けた成尾建設は、アトリエ建築家による設計を提案。丁寧な聞き取りからご家族のライフスタイルやリクエストが盛り込まれる一方、後述するコンセプトを感じる意匠も随所に。県産材やシラス壁といった、鹿児島の風土に合った素材選びにもこだわりが反映されています。
「光を仰ぐ家」と名付けられたK邸。理由は、2階部分に設えたトップライトにありました。それが帯状に連なり、玄関アプローチからLDK、浴室にまで自然光を注ぐため、窓が少ない印象の室内でも十分な明るさが得られます。特に浴室の天井はすべてガラス窓。星空を眺めつつ、月明かりで入浴を楽しむことも。一方で、家事動線への配慮も細やか。直線的に配置されたランドリールームと洗面・脱衣室、浴室が時短を実現。長期優良住宅基準を大幅に上回る性能と相まって、快適で魅力的な住空間に仕上がっています。
Kさんご夫妻がわが家に求めたのは、「スッキリした暮らし」でした。共働きの上、1歳になる娘さんの育児と家事まで。特に家事は、なるべく手間や時間をかけずに進めたいとの思いもあったのでしょう。「老後の生活もですが、掃除のしやすさを考慮して平屋造りを選びました」と奥様。室内ドアは敷居不要の吊りドアを採用したおかげで、段差がなく、掃除機をかけやすいと好評です。また、動線上の壁面には隠す収納が充実。使い勝手もさることながら、モノが見えないので空間をより広く使うことができます。
建物は南面を長く取り、西側をパブリック、東側をプライベートと明確にゾーニング。最奥に水回りが置かれていますが、脱衣室とランドリールームが隣接しているので、洗濯動線はとてもコンパクトです。米玉利住工では、ZEHを上回る高断熱性能を持つ『HEAT20 G2』を標準仕様。日射の取得・遮閉にも注力し、冷暖房機器になるべく頼らないパッシブハウスを提供しています。K邸も空調はエアコン1台のみ。「効きがよく、消しても保温されている感じ。快適な冬でした」と、性能の確かさを実感したようです。
三洋ハウスで夢のマイホームを手に入れたHさんご夫婦。その理由は、ご主人の勤務先であり、同社の企業理念〝お客様第一〟を一番理解していたからでした。加えて、社員みんなの顔を知っていることや、充実したアフターメンテナンスで〝永く安心して暮らせる〟と、迷いなく同社で建築することに決めました。
家でゆっくり過ごす時間を何よりも大切にしているHさんご夫婦の一番の要望は、「どこからでもテレビを見ることができる空間」でした。テレビを中心に間取りを考えただけあって、キッチンやウッドデッキ側からでもテレビを見ることが可能なレイアウト。忙しく家事をこなす奥様も大好きなテレビを見ながら作業することができるように配慮されています。
浴室やサンルーム、勝手口へとつながるデッキも大切な家事動線の一つ。ここを通ることで、「無駄な時間が省けて、家事の時短につながっています」と奥様も満足そう。部屋全体は白と木目を基調にしたナチュラルな雰囲気。壁の一部に調湿・脱臭効果のあるエコカラットを使用するなど、住環境にも配慮した住まいです。
住まいづくりを決めた当初、どんな家をどのビルダーで建てればいいのか悩んでいたMさん。そんなとき、親戚から「おもしろい家を建てる人がいるよ」と教えてもらったのが、棟梁の吉田さんでした。特に木の選別や使い方に一家言を持ち、M邸でも随所でそのセンスが発揮されています。以前より大成寺工務店からの依頼に応えていた吉田さん。今回も設計やZEHに関する作業は同社が担当。信頼の厚い地元工務店との密な連携で、奥様も「安心して任せられました」と話します。
ご夫婦の譲れないリクエストは、家族みんなが集まる広いリビングと、見晴らしのいいキッチン。要望を受けて完成したのが、ゆったりしたワンフロアのLDKです。一角に和室がありますが、フラットでつながっているため引き戸を開ければ一体感が生まれます。実はこの和室、よく見ると畳寄せがありません。リビングと同じ床材で畳を縁取っているので見た目もスッキリ、美しいんです。キッチンに立つと庭も玄関も一望でき、対話もスムーズ。LDKを介してプライベートゾーンへ行く動線と相まって、家族や友人との会話が弾む空間になりました。
家族の勧めで、当初は渋々家づくりに取り掛かったSさんご夫妻。「ずっと賃貸でいいと思っていた」と話す奥様のテンションを真逆に向けたのが、サイエンスホームの住まいでした。鹿児島市城山町にあるモデルハウスを訪れたとき、玄関土間から見た空間の広がりに一目ぼれ。オールヒノキ材の温かみのある造りやビンテージ感のある仕上げにも魅了され、「ここ以外なら建てない!」と、一途にさせたのです。
強烈な印象を与えたモデルハウスは、S邸のプランにも影響しています。ゆったりとした土間から、間仕切りなしでつながるLDKの開放感はまさにそれ。玄関ドアを開けるとすぐに室内が見えることに少しちゅうちょはあったようですが、日々実感する居心地のよさに今ではほとんど気にならないそう。しかも、残暑も冬もエアコン1台で賄なえたという冷暖房効率のよさにも驚いていました。同社の標準仕様である外張り断熱の性能を物語っています。
みんなのお気に入りはリビングスペース。ソファでおしゃべりをしたり、さらりと手触りのいいヒノキの床の上で遊んだり。「わが家で過ごす時間が何よりの楽しみ」と笑うSさん家族です。
わが家を建てるにあたり、「ぜひやってみたいシステムがあった」と話すご主人。実現するにはビルダーの理解と協力が不可欠な事案。そこで、地元に根付きながら、パッシブデザインなど新しいチャレンジに意欲的な丸久建設に白羽の矢を立てたのです。その結果、T邸は同社第一号となる〝床下エアコン〟を導入した住まいとなりました。
基礎断熱を施した床下の空気を暖房で温め、さらに各部屋に設置した床の噴き出し口からも温かな空気を送るこのシステム。ひと冬過ごした感想を尋ねると、「ちょうどいい室温で、部屋ごとの温度差も感じません。3日間留守にした無暖房の家に帰ってきて、室内が18℃あったときは驚きました」。綿密に練られた採光計画と相まって、快適なシーズンとなったようです。
一方、間取りは奥様の要望を盛り込みました。特筆すべきは、洗濯動線の優秀さ。脱衣室とドライルーム、外干しスペース、ファミリークロークを集約したため、無駄な動きが不要です。ドライルームは着替え室も兼ねており、子供たちの動線もコンパクトに。手間を短縮する工夫が、暮らしにゆとりの時間を生み出しています。
Yさん家族が、風雅匠房のモデルハウスで宿泊体験をしたのが約3年前。自然素材にこだわり、健康的で飽きのこないデザインに共感して、同社での家づくりを決めました。ご主人の仕事の関係上、建築中は離島暮らしでしたが、異動のタイミングで新居に移れるよう、専用アプリや動画で状況・情報をやり取り。直接確認できる回数は少なかったものの、同社のきめ細やかな対応によって特にトラブルなく完成しました。
特筆したいポイントは、キッチンと水回りをつなぐ動線。奥様もフルタイムで勤務する上、育ち盛りの子供たち3人の世話もあります。できるだけ手間と時間を省きたいとの要望を、サンルームを介した回遊動線で実現。間にユーティリティースペースを挟み、家事空間をコンパクトにまとめました。
家族が憩うリビングは、背の高いご主人に合わせて天井を高めに。全員が読書好きとの嗜好を受け、書棚が充実した学習コーナーを造作しています。鹿児島県産材を用い、内壁には珪藻土を採用。シンプルデザインに加え、素材に統一感があるのも魅力です。「わが家を一番くつろげる場所にしたい」、そんなご夫婦の思いが実現しています。
「独立するならいつか持ち家を」と思っていたパン職人のご主人とヨガ講師の奥様。「いい建築士さんがいるから」と紹介されたダイワ工務店との出会いで夢だった店舗付き住宅を建てることに。お店の玄関をすっぽり覆う木製のカバードポーチと三角屋根は同社が得意とする海外住宅がお手本で、総2階建の1階がパン屋さんとヨガスタジオ、日当たりのいい2階が家族の住まいになっています。
「シンプルだけど温かみのある家に」というご主人の希望通り、2階は無垢のスギの床と木製の造作家具が映える真っ白な空間。キッチンのタイルや寝室の壁などには、ご夫婦とも好きなグレーをアクセントカラーとしてチョイス。色使いのバランスが秀逸です。全体的にシンプルなY・M邸ですが、トイレだけ少し趣が違います。「実は私、大人っぽいゴージャスな感じも好きなので」と笑う奥様。シャンデリアや花をモチーフにした壁紙など、ほかとはまるで異なるテイストなのに、しっくりとなじんでいるのは、「色とデザイン」にこだわる同社の真骨頂ですね。
夫婦の夢だった「パンとヨガの店tema-hima」は、6月オープンの予定です。
のどかな田園風景が広がる山あいに建つI邸。ビターグリーンの壁に白のモール(窓枠)がアクセントになった外観は周囲の緑としっくりなじんでいます。一方、室内は白とブルーを基調に、ヴィンテージ感のある家具やアメカジ風インテリアをプラスし、クールな雰囲気にまとめました。波のような模様のカーテンやマリンテイストの小物も爽やかに空間を彩っています。
I邸は、アメリカ西海岸のビーチハウスをイメージしたカリフォルニアスタイルの家。「海の近くで育ったので、こういう家に憧れていたんです」と奥様は話します。室内ドアや対面キッチンの立ち上りは深い海を思わせるネイビーをセレクト。キッチンは真っ白なタイルの壁と「見せる収納」によっておしゃれなカフェバーのように。リビング階段の手すりは既製品では納得できず、アイアンで特注したもの。どこをとっても奥様のこだわりが満載です。
1階にLDKと寝室、キッチン横に水回りをまとめ、廊下によって各所がつながる回遊性のある間取り。2階には個室を二つ設け、将来は子供部屋に。緑の中にありながら、海辺の雰囲気も味わえる素敵な家になりました。
白い壁とテラコッタのコントラストが目を引くM邸。明るくナチュラルな南欧風テイストが、南国の青い空によく映えます。テーマは「リビングに家族が集まる住まい」。間取りの中心にLDKを据え、子供部屋や水回りを四方に配置。帰宅時には必ず顔を合わせられる上、廊下が無いので動線もコンパクトになる利点が生まれました。
限られた空間を広く使うための工夫も見逃せません。一つはリビングの天井を高く設定したこと。もう一つは、和室を続き間として体感させる造りです。LDKに接する間口が大きく、フラットにつながるので引き戸を開けていると一体感が高まります。実際、日中は常にオープン。夜間は布団を敷いて家族みんなで就寝。そう、和室は主寝室も兼ねているのです。
子供部屋は一つにまとめて、個室は必要最小限に抑えました。トイレの横に洗面スペースを独立させ、スペースや動線を効率化。ただし、収納やドライルーム、書斎といった機能面は妥協せず、ライフスタイルに応じた計画を実現しています。加えて、冷暖房効率のいいSW(スーパーウォール)工法を採用。省エネにも貢献しています。
木の風合いが好きなご夫婦のために、森の中に居るようなナチュラルで心地いい家を完成させたのは南九州市のマル川建設。梁を出すことで天井高にしたリビングは、親戚や友人が遊びに来ることが多いという家の楽しい集いの場となりました。リビングから続く広々としたウッドデッキは小さなお子様の格好の遊び場に。2階へ続く階段下には温かな日差しを送る大きな窓。階段の上に座れば広い庭を望める親子のお気に入りのスペース。その階段下にはご主人の希望だった書斎もしっかり設えられています。
そして住まいの方々で目に付くのがスペースにきっちり収まった木の収納棚や建具。アイランドキッチンや洗面室、トイレなど見た目も使い勝手も抜群のジャストサイズで、すべて同社の造作によるものだとか。住み手への思いやりがあふれています。
「家を建てることが幼い頃からの夢でした」という奥様。お子さんをベビーカーに乗せて散歩しながら土地探しをしたり、さまざまなカタログを見たりして思いを膨らませていたそう。「結婚3年目にして夢がかないました」と笑顔を輝かせていました。
ミスミハウスのコンセプトモデルを体感できるのは、鹿児島市吉野町にある『アイリスガーデン吉野』。充実した緑化エリアを持つ環境になじむよう配慮された、ナチュラルな風合いの建物が目印です。テーマは、「こだわりの間取り」と「高品質の強い家」。木+鉄の構造部材を用いるテクノストラクチャー工法により、耐震等級3を標準仕様に。また、エコで快適な暮らしを目指すべく、太陽光発電システムとエネルギーの見える化(HEMS)を導入。高い断熱性能と相まって、夏涼しく、冬暖かな住空間をつくり出しています。
レイアウトで特筆したいのは、ゆとりを感じさせるLDK+和室。和室のコーナーに柱が無いので、つながりがとても自然に感じられます。将来、夫婦暮らしになった際には、寝室への転用も可能。年齢を重ねると、平屋のようにワンフロアで生活を完結できるのも魅力です。また、同モデルハウスは女性スタッフが設計・コーディネートを担当。多くの経験と実績を踏まえ、スムーズで現実味のある動線や収納計画を実現しました。来場すればきっと、きめ細やかな配慮に膝を打つはず。ぜひご家族でお出掛けください。
「設計の自由度もデザイン性も妥協したくなかった」と話す、Mさんご夫妻。下調べを重ねてたどり着いたのが、木のんホームが紹介する、建築家と造る家づくりでした。住む人の生活習慣や一日の動き、趣味、どんな暮らしがしたいかなどを事前に丁寧にヒアリング。それを基に、予算や敷地に応じたプランを提案してくれるのです。
例えばM邸では、玄関土間からウォークインクローゼットを通って洗面・脱衣室へ直行できる裏動線を用意しています。これは農業を営むご主人が、帰宅後すぐに手洗いをしたり、入浴したりするため。さっぱりしてからリビングへ入るので、掃除の手間が軽くなるメリットも。また、水回りとLDKは回遊動線でつないでいます。その使いやすさは奥様の折り紙つき。
吹き抜けのリビングを中心に、各空間へダイレクトでつながる構成は圧巻です。どこに居ても声が届き、気配を感じられるので育児中のご夫婦も安心。窓が多く、ふとしたときにのどかな風景や空が見えるのもお気に入りなんだとか。今は2階が家族の寝室ですが、将来は子供部屋になる予定。将来も使いやすいよう配慮された間取りです。