店舗と居住空間のつながりで 仕事も暮らしも自分らしく

鹿児島市吉野町にオープンした、大きな窓が目印のヘアーサロン「 filo(フィーロ)」。イタリア語で「糸」という意味の店名は、人とのつながりや絆をイメージして付けられました。大きな窓から柔らかな光を取り込む明るい店内は、居心地の良いカフェのように誰もがくつろげる空間です。
お子さんの成長とともに、仕事と子育てを両立できる店舗併用住宅を建てることにしたYさんご夫婦。自宅が仕事場である点を考慮し、家族とお客様が互いに気兼ねなく過ごせるよう2階リビングを採用しました。広いバルコニーやロフトとつながる南向きのリビングは、まだあどけない二人の子供たちにとって絶好の遊び場になっています。アウトドアを身近に感じる開放的な空間は、キッチンからのアクセスも良いので、BBQをするのにも便利なのだそう。「最終的にハンモックも吊るしてしまいました」とご主人。普段の生活の中でリゾート気分を楽しんでいるようです。1階には店舗のほかに主寝室と子供部屋を配置。ここでも、お店から子供たちの様子が伺えるよう、店舗と自宅部分を結ぶドアの位置が工夫されています。

古きよきものを活かしつつ、 快適な暮らしを実現

鹿児島市内の閑静な住宅街に佇むK邸。広い敷地に建つ築54年の2階建ての一部をリノベーションした住まいです。ご主人が亡くなった後、奥様が一人で暮らすには広すぎたというこの家。「高齢の母が暮らしやすいよう、コンパクトで機能的にしてほしいとお願いしました」と隣家に住む娘さんは話します。間取りや配置も変え、耐震や断熱、バリアフリー工事も行うなど、かなり大掛かりな改築を経て、今年6月、K邸は新しく生まれ変わりました。
キッチンや浴室などの水回りを近くにまとめ、家中を一周できる回遊性のある動線をつくったおかげで、家事効率が格段にアップ。2階に干していた洗濯物も浴室横のランドリールームに干せるようになり、「家事がとても楽になりました」と奥様もうれしそう。
10畳と8畳の続き間だった和室は、8畳部分だけをリビングの奥に造り直しました。「亡くなった夫がこだわって造った和室だとお話したら、床柱や雪見障子などを磨いて使い、以前と同じように再現してくれました」と奥様。法事などのときには、昔のままの和室に家族が集うのだそう。皆で思い出話に花を咲かせる様子が目に浮かびます。

家が一番心地いい みんなが自然体で過ごせる住まい

玄関に入ると木の香りに癒やされる今村邸。引き渡しから3年が過ぎ、住み心地の良さを日々実感していると奥様。「家事動線もバツグンで、家事のストレスが減りました」と笑顔です。マエダハウスとの出会いは奥様の友人宅がSUMIKAに掲載されたこと。「建てるなら木の家」と考えていたご夫妻は、早速見学させてもらい、その風情がとても気に入ったそうです。
同社の特長は、デコスドライ(セルロースファイバー)の断熱材を取り入れた「夏暑くなくて冬暖かい」住まいづくり。木の特性をふんだんに活かし、機能性と快適さを追求した家は「帰宅すると空気がいつも気持ちよく感じ、特に梅雨時でも、さらりとしていて感動しました」とご主人。
リビングから続く和室には、懐かしさを感じさせる「縁側」が。広さと明るさをプラスし、雨の日はサンルーム代わりに活用できます。また、階段を上がるとご主人たっての希望だったプライベートスペースも。音楽を聞いたり映画を見たりと家族それぞれが気ままに過ごせる〝みんなのプライベートスペース〟になっているそう。家族が自然体で暮らしを楽しんでいる様子がうかがえました。

ふんだんに使った自然素材が 家族時間を優しく見守る

もともとナチュラルな雰囲気が好きだったというTさんご夫妻。田代住建が手掛けた住宅は、「思い描いていたマイホームにフィットしていた」と話します。同時進行で土地探しを行い、同社と情報を共有しながら納得いく場所を決定。東西に長い敷地を活かし、南面を効果的に使ったレイアウトが魅力的な住まいの完成です。
T邸は2歳になる娘さんがいる三人家族。共働きのため、全員が顔をそろえる時間は限られています。そんな団らんを大切にしたいと考え、LDKは間仕切りのないワンルーム仕様に。続き間で使える和室も備わり、思い思いの場所でくつろいでいても会話をしたり、気配を感じたりすることが可能です。ウッドデッキがもたらす屋外への広がりも居心地のよさを高めています。
また、家事の時短が生むゆとりを家族時間に還元できるよう、動線配慮にも注力。サンルームをはじめ、家事カウンター付きの脱衣室、ファミリークロークの集約で、洗う・干す・畳む・しまうまでが実にコンパクトです。壁や天井、造作家具など随所に使われた天然木の風情と相まって、家族思いの温かな住空間を創り出しています。

自然の風景を取り込んで 日常に癒しの時間を増やす

潔いフォルムと、モダンな配色が視線を奪うN邸。ベースになっているのは、田頭建設が手掛けるFREEQ HOMESの『COVACO』です。スタンダードな平屋造りとは一線を画すスタイリッシュさはそのままに、自分たちらしさを随所にプラスしました。例えば、カバードポーチをタイルデッキへ。木製だとメンテナンスが不可欠ですが、これなら汚れたらまるごと水洗い可能。BBQコンロを置いたり、友達とのカフェタイムを楽しんだり。アウトドアスタイルを日常に取り込める、ワクワクのスペースです。
N邸が建つのは住宅地ではありますが、のどかな風景を望める静かな場所。「無垢材があちこちに使われているし、LDKの窓からは緑の山並みが見えるし。心地よくて、つい外を眺めながらボーッとしちゃいます」と笑う奥様。わずかな時間でも気持ちをリフレッシュさせてくれる空間があるのは頼もしい限り。リビングはすぐに家族みんなのお気に入りになりました。もちろん、家事動線への配慮も抜かりありません。室内干しができる洗面・脱衣室、ファミリークロークでの一括収納など、時短への仕掛けも充実しています。

暮らしをもっと自由にする カリフォルニアスタイル

わが家に居ながら、リゾート感覚を味わえると注目度が高まっているカリフォルニアスタイル。あいハウジングでは、「家をもっと楽しく、もっと自由に」のコンセプトを掲げ、その魅力を川内店そのもので表現しています。実は写真の住宅、モデルハウス兼事務所。スタッフが常駐しており、希望者は気兼ねなく見学ができるんです。
川内店はデザインにも間取りにも、同社のこだわりが詰まっています。例えば、カリフォルニアスタイルの特長として挙げられるカバードポーチ。ここではゆとりある広さを確保し、LDKの延長として多目的に使う提案を。内部空間では、間仕切りを工夫して開放感を演出。ちょっと珍しいのは、段下がりになったリビングです。フロアの段差がアクセントになるし、何より特別感があってワクワクしませんか?
また、室内ドアのカラーリングやキッチンカウンターの仕上げ、照明のセレクトなど、空間づくりのヒントにしたいポイントもあちこちに。もちろん、住みやすさや使い勝手に配慮した家事動線やアイデアも大きな見どころ。とびっきりスタイリッシュで遊び心のあるプランをご体感ください。

小さく建てて大きく暮らす 時短動線がうれしい住まい

桜島を望む高台。穏やかな丘の地形を活かした立地は、T邸の空間に心地よい開放感を与えています。2階建てではありますが、主寝室を1階に配置して、ワンフロアで生活が完結できる平屋ベースのプランです。キッチンを中心に据え、近くに水回りを集約した時短動線で家事時間2分の1を実現。洗面・脱衣室はウォークスルーで玄関とも直結。家事のしやすさはもちろん、回遊性があるため、空間を広く感じられるメリットも。加えて、「帰宅したらすぐに入浴してサッパリしたい」と話すご主人のライフスタイルにもフィットする、秀逸な動線です。
ご夫婦が七呂建設を選んだのは、自分たちらしい暮らし方が表現できること。そして何より、住宅性能のクオリティーに理由がありました。高断熱・高気密をはじめ、地震に強い面材耐力壁、床下地中の熱を活用するエコワイ熱交換換気システムが標準装備。機能的で大容量の収納もプランに盛り込まれています。「要望がきちんと反映された上、安心・安全・省エネも最初からパッケージされているのは魅力的でした」。爽やかな二人の笑顔が、住まいづくりの満足度を物語っていました。

キッチンファーストで かなえた心地いい暮らし方

住まいへのこだわりは十人十色。S邸では、奥様ご指名のアイランドキッチンに合わせ、全体の間取りを構成したと言います。友人の家で見て一目惚れしたというキッチンはサイズも大きく、LDKの主役になる存在感。そのため、広さや動線に配慮が必要です。
そこでWiz Houseは、キッチンを囲むように各部屋を配置。どこへ行くにも最短距離を選べるので「想像以上に使いやすく、キッチンに立つのが楽しくなりました」と好評です。住み手の思いを丁寧にくみ取り、カタチにしてくれる同社との出会いを尋ねると、「実家のご近所さんで、身近に感じていたのがきっかけ。手掛ける住宅のデザインも好みでした」と奥様。
S邸が建つのは高台で見晴らしのいい立地です。環境を活かそうと、リビングには2連の掃き出し窓を用意。窓からのぞく庭や風景への広がりは、室内の開放感を演出します。また、洗面・脱衣室からサンルーム、ウッドデッキ、LDKとつながる便利な回遊動線も。床には木目の美しいオーク材を採用。壁紙や設備にも木目調を用いた温かな雰囲気は、家族やゲストのリラクゼーションにも一役買っているようです。

素材の質感と美が調和する かしこまらない平屋スタイル

木の質感をアクセントにした外観・外構が目を引くH邸。「建てるなら木造の平屋造り」と決めていたご夫婦は、地元のハウスビルダーでご主人とも親交のあった創建に相談します。県産材を中心にした適材適所の木使い、珪藻土の塗り壁といった自然素材を標準仕様に盛り込んだ同社の住まいづくりに共感。ゆったりくつろげるわが家をテーマに、自分たちらしいプランを練り上げていきました。
デザインやレイアウトににじみ出る同社のセンスにも注目です。例えば、天井を低く抑えたキッチン・ダイニングから吹き抜けのリビングへのメリハリ。そこに隣接する和室は床を掘り下げ、ラウンジピットのような落ち着きを提供する役割もあります。
あちこちに設けた造作収納を味方にして、パブリックスペースはスッキリと。玄関から主寝室へ直行する動線のおかげで、個人の荷物やモノがLDKに散乱しないとのこと。水回りも集約し、洗濯動線もまとめました。南面に配置した庭との一体感を感じられる全開口窓やウッドデッキ。過ごす場所やシチュエーションによって、多彩な楽しみ方ができる住まいの完成です。

フレキシビリティーに使える 縁側付き続き和室のある家

日当たりが良く生活にも便利な住宅地の角地に建てられたAさんご家族の新居は、最近の住宅では珍しくなった二間続きの和室を設けた住まい。家族みんながリラックスできる空間に、当初はフローリングのリビングをイメージしていたという奥様ですが、最終的に「畳の部屋」を選びました。それは、実家の純和風住宅で過ごしていた頃の記憶が蘇ったからかもしれません。
畳の上で食事をしたり、コロンと転がってくつろいだりできる床座の暮らしは、日本人にとってとてもなじみのあるスタイルです。ソファなどの家具を置く必要がないのでミニマムな暮らしを希望する家族にもオススメ。居間や客間だけでなく寝室などフレキシビリティーに使える和室は、限られた空間を効率よく使うという点で大きなメリットがあります。A邸では、モダンな印象のキッチン・ダイニングと和室の調和を考慮し、自然な色調でコーディネート。そして、2階のインナーバルコニーに、セカンドリビングとして使える広さを確保しました。桜島を望む絶好のロケーションと、周囲の視線を気にせずにアウトドア気分を楽しめるもう一つの団らんスペースです。

ゆとりある暮らしをかなえる 月々3万円台からの家づくり

「コストはとことんカットしつつ、楽しみはとことんプラスする」。そんな、ワクワクするような家づくりをかなえてくれる企画型注文住宅「デイジャストハウス」のモデルハウスが鹿児島市東谷山にオープンしました。
デイジャストハウスの家づくりは、「坪数に応じた価格」を選ぶことから始まります。間取りは、予算や敷地条件を考慮しつつ100通りの中から自分たちの暮らしに合うパターンをセレクト。さらに、ナチュラルで飽きのこない「ピュアモダン」、アーリーアメリカンを思わせる「ガーリー」、シャープな印象の「ロック」、無骨な質感を楽しむ「ヴィンテージ」など、好みに応じたコーディネートを4スタイル用意。つまり、「広さ(予算)を選ぶ」「間取りを選ぶ」「スタイルとカラーを選ぶ」というたった三つのステップで理想の住まいをオーダーすることができるのです。同モデルハウスではヴィンテージスタイルを採用し、DIYを取り入れたオリジナリティーあふれる空間を体感できます。自由に選び、自由に手を加え、しかもローコスト。月々の負担が少ないからこそ、普段の生活が豊かになる、そんな住まいになりそうです。

スキップフロアに隠し部屋? 楽しさをちりばめたわが家

「室内に使われた木の雰囲気とスタッフの人柄に惹かれてハウスサポートに決めました」と笑顔で答えるご夫婦。U邸では、LDKの構造現しや木製の造作家具・建具を用い、二人が思い描くナチュラルなスタイルをかなえています。中でも、子供部屋と書斎のドアの作り込みは圧巻。完成見学会を行った際も、来場者の注目度が高かったと言います。こんな風に、住み手の要望を実用性も踏まえてカタチにできる力は、家事・育児経験のある女性スタッフが多く在籍する同社の強み。それは動線配慮にも活かされていました。
和室やスキップフロア、サンルームなど、わが家に欲しい空間は明確なのに、そこで生活の流れをイメージすることが難しいと感じた奥様。同社のアドバイスを受け、玄関からもリビングからもアクセスできる和室や勝手口のある脱衣室を採用しています。脱衣室の勝手口を使って、外遊びした子供たちが浴室に直行!すぐ横にサンルームがあるので洗濯動線もコンパクトです。スキップフロアを持つLDKは、空間の一体感が魅力。子供たちが成長しても、顔を合わせてコミュニケーションが取れる間取りになっています。

わが家でアウトドア! 毎日の暮らしを楽しむ家

キャンプやサーフィンといったアウトドア・アクティビティーがライフスタイルの一部になっているUさん家族。ゆったりとした庭と土間テラスを持つわが家には、「生活するだけじゃなく、おうち時間を楽しみたい!」との思いが込められています。
新越建設のオープンハウスを見て、一目で気に入ったご夫婦。それまで訪れた住宅ではデザインばかりチェックしていた奥様も、この時ばかりは自然素材の心地よさに興味を奪われたそう。すっかり気に入った天然木やシラス壁の素朴な質感は、U邸でもその魅力をいかんなく発揮。洗練されたデザインと相まって、くつろぎの時間を約束する空間に仕上がっていました。
1階フロアで生活を完結できるコンパクトなプランは、同社からの提案。小屋裏風の2階は間仕切りのないフリースペースなので、用途に応じて多目的な活用がかないます。また、使い勝手のいい家事(特に洗濯)動線にも注目です。キッチンのすぐ横には水回りとファミリークロークを集約。さらに脱衣室は土間テラスと直結。外遊びからそのままお風呂へ、という日も少なくないかもしれませんね。

お気に入りを詰め込んだ アメリカンスタイルの住まい

自他ともに認める「アメリカ大好き」なSさん。これまでファッションや趣味に大きな影響を受けてきたそうですが、ついにマイホームにもその波が。目指す理想を具現化するため、白羽の矢を立てたのがダイワ工務店でした。アメリカンスタイルを得意とする同社。特に情熱的なご主人のこだわりをしっかりと受け止め、さらにプロのアイデアでプランを練り上げていきます。「デザインはもちろん、暮らしやすさや使いやすさの提案も。どう造れば私たちがより生き生きと過ごせるのか、を常に考えてもらっていたと思います」。
S邸の密かなキーワードは開放感。リビングは吹き抜けと全開口サッシで伸びやかな広がりを感じさせます。周囲は親族の家や畑のため、外からの視線が気にならないという立地を活かし、玄関ドアはガラス窓付きに。浴室と脱衣室の間もガラス張りにするなど、抜けのある空間演出を施しました。また、キッチンからサンルーム、脱衣室、クローゼットをつなぎ、スムーズな動線を確保。アイアンや無垢材で造作した階段や床、タイルのアクセントなど、住むほどに味わいが増していく素材のチョイスや仕上げもさすがです。

暮らしの真ん中にある リビングから、すべてがつながる家

「お客様のこだわりをカタチにするのが当社のこだわり」と話すのは、NAGATA HOUSEの代表であるNさん。実は、今回紹介するのは、完成して間もないNさんの自宅。つまり、住み手と造り手、両方の立場で練り上げたプランなのです。
要望は「シンプルで広く見える住空間」。そこで片流れ屋根を用いて外観はスッキリと、内部空間には吹き抜けを造って広がりを生み出しました。内装ドアにはフルハイトドアを採用。これなら下り壁が無いので、見た目の洗練さを高めるメリットが。また、LDKを中心にした間取りでは、周囲に配置した個室や水回りがすべてつながる動線を確保。どの部屋からスタートしても突き当らず回遊でき、伸び伸びとした空間の演出にも一役買っています。
「長く暮らす場所だから快適さや温かみも大事」とNさん。素足でも心地のいい無垢材の床や調湿・消臭機能に優れた壁紙(エッグウォール)、古紙を活用するセルロースファイバー断熱など、機能・性能面への注力も忘れません。奥様も「さらりとした空気や使い勝手のいい家事動線が自慢です」と太鼓判を押す住まいになりました。

シンプルに美しく 無駄を省いた四角い家

株式会社絆が提供する『casa cube』は、かわいらしい真四角の外観と徹底的に無駄を省いたシンプルなデザインが特長。もともとマイホームの予定はなかったと話すKさんご夫妻ですが、子供たちにとって実家と呼べる場所があった方がいいかも―と、新築を決意しました。同社のパンフレットに一目惚れしたご夫妻。「足し算より引き算。とにかくシンプルに無駄のない家づくりを目指しました」とご主人が話す通り、まるでモデルハウスのような空間です。
『casa cube』は12・2㎝のスリット窓が標準仕様。一般的には大きな窓=明るい室内と思われがちなため、窓が小さいと暗くなり風も通らないのではないか?と心配ですが、三つの天窓が十分な光を取り込み、気持ちのいい風も通ります。「セキュリティーも万全で逆に窓は小さくて良かった!」と奥様。天窓には遮熱断熱ガラスを使用しているので太陽熱もしっかりブロック。照明デザイナーが計画したという間接照明は白壁に反射を繰り返し、部屋全体を和らかな光で包み込んでくれています。「広々としたリビングで家族みんな楽しく過ごしていけたらいいな」と、これからの夢を話してくれました。

温もり満ちたマイホームは 父へ贈る、家族の家

「同じ敷地に家を建てて、みんなで仲良く暮らせたら」。そんな深い愛情と夢を持ち、広い敷地を購入していたのは、今は亡きご主人のお父様。体調を崩した父に家づくりを通して元気になってもらえたら…と西村さんご夫妻のマイホーム計画は始まりました。
西村さんが家族の夢を託したのは祖父の代から縁があったという平川工務店。代表の平川さんがご主人の高校の先輩だったこともあり、迷うことなく家づくりはスタートしました。二世帯住宅を計画する上で最も重要だったのは、プライベートがしっかり確保された間取り。みんなが集まるリビングを中心に、二世代の居室を左右に振り分けることで、着かず離れずの心地よい空間が完成しました。
いつも子供たちに目が届くように―と無駄のない家事動線のプランを考えたのは奥様。変更がある度3D CADを使って実際のイメージ見せてくれたのでとても分かりやすかったそう。軽視することのできない補助金や省エネに関することはご主人が担当しました。「なるべくコストを下げ、満足いく家づくりができるようアドバイスをもらいながら父へ贈る家族の家が完成しました」。

三つの子供部屋と 収納たっぷりの広々平屋

知り合いの大工さんがナンニチホームで家を建てたと聞いて見学会に参加したKさん。いくつかの工務店を見学し検討していたからこそ、標準装備のスペックの高さと間取りの良さに夫婦で一目ぼれしました。「水回りの質の高さが気に入って。選べるドアのバリエーションの多さや、標準装備にプラスしても原価で提供してくれる明確な価格も良かったです」と語ります。
間取りのベースになっているのは、家族みんながリビングに集まり、ゆったりとくつろげそうな『国分清水1丁目モデルハウス』。「物が多いので、パントリーだけは追加しました。その分にできたスペースに大きなウォークインを設置。とても気に入っています」と奥様が太鼓判を押す収納も自慢です。
延べ床面積が40坪弱なのに、広々とリビングが使えて、三つの子供部屋と大容量の収納。雨の日を考えて、和室と浴室に取り外し可能な室内干し金物を付けたことで、家事も大助かりです。使い勝手を考えたコンセントの位置や、随所に設けたニッチスペースといった細やかな配慮、コンパクトな生活動線など、豊かに暮らす工夫が詰まった家が、家族の笑顔を守ります。

歳月を経ても色あせない 上質なアメリカンスタイル

開聞岳を望む、穏やかな環境に包まれて建つN邸。土地選びからファミーユホームが関わり、奥様の故郷に理想的な場所を見つけました。アメリカで暮らした経験を持つご家族がこだわったのは、カバードポーチが特長のアメリカンスタイル。恵まれた敷地を効果的に使うべく、玄関からLDKをズラリと南面へ。明るく開放的なダイニング・キッチンに対して、段下がりのリビングは個室を思わせる落ち着いた雰囲気が持ち味。「空間的な面白さが欲しい」というリクエストに対する、同社ならではの提案です。
また、生活の流れを重視した空間の連携も見逃せません。玄関からLDKにつながる動線だけでなく、玄関から水回りを通ってキッチンに抜けるプライベートな動線を用意。回遊性を持たせたことで、お出掛けや帰宅後のルーティン、家事もスムーズに進みます。子供たちが自室に上がるときに顔を合わせられるよう、階段はダイニングに設置。ビルトインガレージとカバードポーチで、雨天時の車の乗り降りもストレス無し。「住みやすく快適。理想の住まいになりました」。奥様の言葉が、充実した暮らしを物語っています。

吹き抜けの窓に映る眺望が シンプルな毎日を豊かに彩る

鹿児島市内の高台にある住宅地、見晴らしの良い坂の途中にHさん家族の新居が完成しました。「リビングの窓から景色がきれいに見えるんです」と奥様。吹き抜けの角に設置されたFIX窓は、2階や階段から眺望を楽しむのにも最適な位置なのだそう。採光も十分なので、1階の窓はあえて小さめにしてプライバシーを守っています。
「コンパクトですが、無駄がないので暮らしやすい住まいです」とご主人。LDKを中心としたシンプルな間取りの1階は、玄関を上がると、その正面の洗面脱衣室を抜けてリビングへと回遊できる配置になっています。そのため、帰宅時の動線もスムーズ。キッチンから水回りへ数歩で移動できるので、家事負担も少なくなったと言います。
洗濯物は、ランドリー室を用意するより脱衣室を活用した方が効率化が図れると考え、代わりに収納を増やすことに。普段、買い物へ出掛ける時間が限られていることを考慮して、玄関のシューズクロークは外出時の小物だけでなく宅配用のボックスを置ける広さを確保しました。さらに、キッチン横のパントリーは、まとめ買いした食材を保存できる冷凍庫が置かれています。

どこに居てもさらりと快適 笑顔生む後悔なしの家づくり

玄関を入ると一面のおしゃれなアートクロスが目に飛び込んできます。「訪れた方が、どんな家か見てみたいと思うような印象的な玄関にしたかった」との思いから、奥様が選び抜いたものです。以前から家づくりを考えていたものの、お子様たちの学区の条件など、土地選びにも悩んでいたご夫婦。いくつかのモデルハウスを見学し、桧家住宅の展示場を訪れた際「これだ」と意見が一致。「雰囲気はもちろん、何よりリアルサイズのモデルハウスなので生活が想像しやすかった」「この土地に出会うまで待った甲斐がありました」とお二人は話します。
暮らし始めて、良さを痛感しているのがZ空調。一年を通じて家全体を快適に保ってくれる冷暖システムで、「エアコンがないのに涼しい!」と訪れたご友人に驚かれたとか。しかも「心配だった電気代も予想以下でうれしい驚きでした」。屋上への階段とは別に、屋根裏収納庫へ続く階段も。収納空間アイデアの豊富な同社ならではの設えで、子供たちのかくれんぼに大人気です。「本当に後悔が一つもない家」とご夫妻。お子様たちのはじける笑顔がそれを物語っています。

夢をカタチにした ワン&オンリーの住まい

「大好きな家とお気に入りの車。外から眺めるこの景色、最高です」と目を細めるご主人。M様ご家族が5月から暮らし始めた新居は、三洋ハウスの基幹商品でもある「木咲な家」をベースに、細部までこだわり抜いた自慢の住まいです。実は設計を手掛けたのは同社の社員でもある奥様のお姉様だとか。「わがままをたくさん言いました」と奥様は笑います。インターネットで気になる写真を見つけては、「こんな感じにしたい」と相談したそうです。
特にこだわったのが、家全体の色の統一感。壁や床、インテリアまでが絶妙な色調でまとめられています。例えば奥様の好きなグリーンもグレーを混ぜることで、全体的にしっくり落ち着きが出ています。外壁もグリーンを取り入れたいと、同社の提案で屋根材に使われるコロニアルを採用しました。
そんなお気に入りに囲まれる生活。暮らし始めて一番感じることが「心地よさ」と奥様は語ります。「風がよく通るので、夏でも朝はクーラー要らずでした」。中2階の子供室も2面に窓を設け、開け放てば大きな空。今年誕生したばかりのお子様が、伸び伸び成長する姿が目に浮かぶようです。

多彩な暮らしをイメージできる 遊び心のある住空間を用意

スカイホームが新たに手掛けた分譲モデルハウスが建つのは、学校や買い物など、生活に便利な鹿児島市紫原。隣接道路から一段高い位置に建物があるため、外からの視線をあまり意識せずに暮らせます。そして何より、桜島や錦江湾を望む見通しのいい景色を獲得することができました。
「小さくてもいいから畳間が欲しい」という声を反映して、1階はLDKと小上がりの和室を用意。少し奥まった配置ですが、なんと天井は2階までの吹き抜け! 高窓からの採光で明るく、開放的な空間になっています。引き出し収納や隠し部屋としても使えそうなクローゼットまで完備。ライフスタイルやアイデア次第で自分たちらしい使い方ができそうです。
同社の住まいづくりでは、暮らしに必要な設備を標準仕様で提供しています。加えてここでは「あったらいいな」という収納が盛りだくさん。玄関をはじめ、洗面・脱衣室、LDKに至るまで、かゆい所に手が届く感覚で配置されていました。また、熱交換・湿度交換を行う換気システム『澄家Eco』を採用。ウレタン高断熱と相まって、省エネで快適な暮らしをかなえます。

スキップフロアを含めた4層構造が 多彩な暮らし方を実現

スカイホームが手掛ける分譲モデルハウスが完成しました。立地は駅や学校、ショッピングにアクセスしやすい静かな住宅地。限られた敷地に2台分の駐車場と芝庭、多目的に使えるタイルデッキも備わっています。同社ではこうした建売住宅を多く提供していますが、定型プランが無く、どれも注文住宅と見まごうばかり。ここでも、その間取りに驚かされました。
外観は2階建て。でも内部空間は、スキップフロア(中2階・中3階)を含めた4層になっています。特に半個室タイプの中2階は書棚やデスクが造作され、書斎や趣味室などにもぴったり。小屋裏仕様の中3階まで固定階段があるので、収納や子供たちの秘密基地にしても楽しそう。ぜひ現地でイメージを広げてみてください。
1階は、小上がりの和室まで一体感を持たせたレイアウトが特長。スタディーカウンターもあり、自然と家族が集まってくる仕掛けが施されています。コンパクトな家事動線で動きやすく、収納も充実。また、24時間全熱交換型換気システム『澄家Eco』+『アクアフォーム』による断熱で、一年を通じて快適な住空間をかなえています。

品質と価格にこだわり 百年住み継げる安心の住宅を提供

県民住宅が手掛けるのは、鹿児島の気候・風土に根差し、高いレベルでの安心・安全にこだわった住まい。妙円寺団地のモデルハウスでは、開放的な間取りや設備だけでなく、目に見えない部分にも関心を持って訪れてみてください。住む人にも環境にも優しい住空間を実現した今回のモデル。LDKの壁に施した「ガイナ」をはじめ、制震用オイルダンパーや自然素材などを採用した認定低炭素住宅なのです。
特筆したいのは「ガイナ」の特性。光エネルギーを受けると、空気浄化につながるマイナスイオンを生み出す優れもの。花粉やほこりによるアレルギーや喘息が改善された例があるほどです。一方、エアコン1台で賄えるほどの高い断熱性と遮熱性を確保。基礎にも工夫を凝らし、床には高断熱の無垢材を採用しているため、冷え性の人も床暖房無しで快適に過ごせます。住宅のすき間面積も小さく、湿気や外気温の影響だけでなく、虫の侵入を未然に防ぐため、虫などが苦手な方でも安心。さらに、地震や台風に備える制震用オイルダンパーは全棟で設置。そんな安心して住める強さと快適さを現地でご確認ください。

コンパクトな家事動線を持つ 住み手目線のプランに注目

毎日を安心・快適に過ごせる住まいづくりを進める県民住宅。高い基準に設定された基本性能や素材選びに注目が集まっています。同社が誇る〝快適さ〟を体感できるのが、皇徳寺南くらら台にオープンしたモデルハウスです。玄関ドアを開けると、蒸し暑い日だったにも関わらず、爽やかな空気がお出迎え。これは調湿作用を持つ無垢材や高機能な断熱セラミック塗材「ガイナ」がもたらすもの。詳しい説明はもう一軒のモデルハウスのページでご確認を。しかし百聞は一見に如かず。ぜひ直接訪れて感じてみてください。
キッチンを中心に、直線で動けるようレイアウトされた水回りは必見。ウッドデッキ側にはドライルームを兼ねた家事室があります。ここからデッキへの動線は、洗濯の時短をかなえるポイントと言えるでしょう。また、同モデルハウスでは収納の提案も行っています。共有スペースだけでなく、個室のクローゼットもじっくりチェックを。また、南側に隣家が建っていることから、吹き抜けと高窓で採光を確保。LDKの一体感や和モダンをテーマにした落ち着いた雰囲気とも相まって、リラックスした時間を過ごせそうです。

家族みんなが伸び伸びと 過ごせる配慮がある住まい

新しい家族が加わることになり、マイホームづくりを決断したTさん。思い立ってすぐに向かったのが、近所にあったKENMAEの事務所でした。「まずは地元工務店からと思って(笑)。聞き取りも丁寧で話しやすく、まるで自分の家のように親身に考えてくださるんですよ」とうれしそうに記憶をたどる奥様。住み手目線とはよく言いますが、ご夫婦が事前に伝えなかった「あったらいいな」が、T邸の初回プランに当然のように盛り込まれていて驚いたというエピソードも。同社と住み手とのシンクロ率の高さがうかがえます。
4兄弟の子育てに家事に仕事…毎日が慌ただしくなるのは必至。そんな中で洗濯動線をコンパクトにまとめ、日によっては大量発生する洗濯の負担を軽減。時間や天気を気にせず干せるドライルーム、キッチンから水回りへの動線上に設けたパントリーなどは心強い味方になっています。基本的には、LDKを通って各部屋にアクセスする間取り。キッチンを中心にすることで家族への目配りがしやすく、自然と会話が増えるのだとか。にぎやかにおしゃべりしながら、テキパキと動くご夫婦の様子が想像できる住まいです。

家族の将来を見越し 1階部分を充実させたプラン

新しい家々が建つ住宅地の中でも、ひときわ目を引く黒一色のスタイリッシュな2階建て。家族そろって笑顔で迎えてくれたB家には、9月に2人目のお子さんが誕生する予定です。「子どもに〝実家〟と呼べる場所をつくってあげたい」という想いが、マイホームを建てるきっかけとなったそう。
一方で、実際の家づくりに当たっては、「子どもが巣立てば、夫婦だけの時間の方が長いのだから」と、家族の将来を見越したプランを考えました。いずれは1階だけで生活できるように、夫婦の寝室は1階に設け、2階は二つの子供部屋のみに。「子供たちが目の前で勉強できるように」と対面式キッチンにカウンターを造作したり、「親の面倒も見られるように」とリビング横に和室を設けたりと、将来に備えた工夫がたっぷりと盛り込まれています。
奥様たっての要望で、キッチン横に全面が収納棚になったパントリーを設置。寝室の奥にはサンルームも造り、家事効率を高めました。白と黒を基調にシンプルなデザインでまとめたのも、「年をとっても飽きない家に」というご夫婦の希望からだそうです。

住むほどに深みを増していく ワンランク上の暮らし心地

徒歩10分圏内に小学校やスーパー、病院、バス停がそろう住宅地『パルタウン大明丘』。ここに建つ白木建設のモデルハウスは、ロケーションを活かすスカイバルコニーを備えた落ち着きを感じさせる住空間が魅力です。中でも見逃せないのは、選りすぐりの素材を用いた1階のパブリックスペース。アイアンと天然木を効果的に使ったアイテムやセメントパネルなど、男性的な「カッコよさ」が随所にちりばめられています。一方で、家事動線や収納計画には女性目線の配慮をたっぷりと。生活しやすい間取りも秀逸です。
ZEHビルダー評価制度で最高レベル5つ星を獲得している同社。標準仕様であっても、妥協のない住宅性能を提供しています。例えば断熱材には、調湿、防虫、防火などの機能に優れたセルロースファイバーを採用。同モデルハウスのように一体感のある広々とした間取りだったり、大きな吹き抜けがあったりしても冷暖房効率に不安はありません。さらに、ランニングコスト軽減の期待ができることも付け加えておきます。デザイン性、快適性ともに上質な住まいでの暮らしを、ぜひここで想像してみてください。

 

空間のつながりが絆を育てる 家族に優しい自然素材の住まい

「そろそろわが家を」と、いくつかのハウスビルダーを見学に行ったKさんご夫婦。最初にヤマサハウスを気に入ったのは奥様でした。「室内の空気感や構造の確かさ。全体のバランスがいいなぁと思ったんです」。中でも同社が提案する〝MOOK HOUSE(ムックハウス)〟は、県産材やシラス壁をはじめ、自然エネルギーを生活に活かす設備が標準仕様。快適に長く住み継いでいけるこだわりへの共感はもとより、自由度の高さも決め手に。「わがままを言い過ぎたかも」と笑うご主人。それぞれの暮らし方に寄り添うプランも魅力の一つと言えそうです。
お気に入りは家族が集まるLDK。間仕切りが少なく、リビングには吹き抜けも。見上げると屋根裏の木組みが望め、2階ホールからは子供たちが顔をのぞかせます。木の温もりに包まれた開放的な空間は、楽器の音色も豊かに彩るとか。子供たちも家での練習が楽しくなるのではないでしょうか。ムックハウスでは庭づくりも重要です。K邸では玄関周りの植栽をはじめ、LDKと和室に面したプライベート感のある庭、浴室から見える坪庭が四季折々の風景を日常に届けてくれます。

光と影が織りなす 古い洋館のような極上空間

玄関から一歩足を踏み入れると、そこに広がっていたのは、陰影のあるどこか幻想的な空間でした。吹き抜けになったLDKはあえて開口部を減らし、2階の窓からこぼれる和らかな自然光を活かしたつくりに。焦げ茶色の柱や梁がオフホワイトの塗り壁に映え、小意気なシャンデリアやレトロな照明と相まって、まるで大正時代に建てられた古い洋館のような趣です。
この家の主となるYさんは3人のお子さんを持つ5人家族。子供部屋を2階にまとめ、将来的には1階だけで暮らせる間取りに。また、玄関とリビングの間に棚付きの大きな収納スペースを設け、外から帰ってきた子供たちがすぐにランドセルなどをしまえるよう、動線にも配慮しました。さらに、たばこを吸うご主人のために、リビングの一角に半畳ほどの喫煙ルームも。本棚柄の壁紙が何とも落ち着く、男の隠れ家といったところでしょうか。
断熱効果が高いデコスドライ工法の採用で、広い空間もエアコン1台で快適に。調湿性に優れた珪藻土の塗り壁のおかげで、空気もサラッと爽やかです。こんな家で過ごす時間こそが何よりの贅沢なのかもしれません。

自然の風景と調和する空間で 普段の生活を贅沢な時間に

鹿児島市内の高台にある住宅地の一角。遠くの山々まで一望できる住まいがMさんご家族の新居です。「日々の暮らしに、木々の緑と空の青が彩りを添えてくれる。そんな家が理想でした」とご主人。その言葉通り、時間とともに変化する空の色や、季節とともに移ろう山の景色を堪能できる爽快な住まいになりました。
家ができてから庭づくりに励む日が多くなったというご主人ですが、家づくりに対しての思い入れも大きかったそう。プランニングの際には、「開放的なリビング」、「自然との調和」など自分たちの希望を書き出し、これまでに見学したモデルハウスや雑誌の記事を参考にしながら夜遅くまで間取りについて夫婦で話し合ったと言います。
その結果、1階はシンプルなLDKに土間風の作業スペースをプラスしたユニークな空間に。水回りや収納スペースも、家事のしやすさや帰宅時の動線を考慮した使いやすい配置になりました。2階には、眺望を楽しめるカウンター付きフリースペースや遊び心をくすぐる隠し部屋が用意されています。じっくりと時間をかけて理想をかなえたMさんご家族。これからの庭づくりも楽しみです。

遊び心と高性能が共存する スタイリッシュで快適な住まい

「TODAY IS A GOOD DAY」。玄関に入ると目に入る壁の文字。「出掛けるとき、帰宅したとき、気持ちを上げたり慰めてくれる〝言霊〟となれば」と語るのは、S邸を手掛けたSTYLE HOUSEの新屋さん。スタイリッシュな玄関は、サーフィンとハーレーが趣味というアウトドア派のご主人の愛車を納めるスペースでもあります。
デザイン性の高さと暮らしやすさが共存した家づくりで大人気の同社。Sさんとの出会いは、ご主人の〝直感〟だったそう。仕事で出水を訪れた際、同社事務所のデザイン性の高さを感じてすぐに連絡。「家づくりを考え始めてからずっと探していた、理想の家に出会えた」と、設計やデザインもほぼお任せだったと言います。
建坪30坪の2階建ては思った以上に広々。家全体をあえて壁などで仕切らず、キッチンエリア、ステップフロアのリビング、2階と、3層のレイヤーにすることで空間に動きができ、風の流れも生んでいます。キッチン横の窓を一つ開くだけで、家中で風を感じられる快適さ。遊び心と高性能に裏打ちされた開放的で自由な空間づくりは、子供たちの豊かな感性も育むことでしょう。

新開発のログ材で造る 組み立て式シェルター住宅

瓦屋根に深い軒、広い縁側に格子状の大きな雨戸。爽やかな木の香りが漂う室内には窓からの心地よい風が通り抜けていきます。一見すると伝統的な日本家屋のようなS邸。でも実は、鹿児島大学(鷹野 敦准教授研究室)とK社とで研究が進められている木質構法システム(ライフサイクルハウスシステム)を取り入れ、鹿児島で初めて造られた住宅なのです。
「実家を作ってくれたのも新山さんでした。新しい工法の家を建ててくれる施主を探していると聞いて、お願いすることにしたんです」と、奥様の実家の隣りに建てられた平屋建て。その新しい工法というのが、木造軸組工法と角ログ材を組み合わせた「J‐ログ工法」です。床や屋根・階段まで接合金物や釘を極力使わず、木材をほぞ穴などで組み立てることで優れた耐震性を発揮する建物を造ることができるといいます。設計の際には、鹿児島大学の学生さんたちが敷地の風の通り方から庭の木々の種類まで丹念に調べ、この土地に最適な家のカタチを提案してくれたそう。最先端の工法に熟練の棟梁の技が加わり、新しいのに懐かしい癒しの住まいになりました。

懐かしくてあたたかい 古民家風の平屋で暮らす

今年の初夏、竹の町として知られるさつま町に完成した篠原邸。玄関の引き戸をガラガラと開くと、現れたのは、白い壁に映える焦げ茶の梁や柱がどこか懐かしい和の空間。町の特産である黒竹を組んだ格子状の仕切りが印象的です。「子どもの頃に遊びに行っていたおばあちゃんちが大好きで、建てるならあんな家がいいなと。築100年くらいの古民家だったんですけどね」と奥様。サイエンスホームが建てた家をホームページで見たとき、思い描いてきたイメージとぴったりで驚いたとか。
ヒノキの無垢材を使い、梁や柱を見せる伝統的な真壁づくりの家は、まさに古民家のような趣です。室内の木部の塗装はすべて一番濃い色で統一。梁を現した高い天井には大きな和紙の照明がよく似合います。「リビングの隅っこに寝転んで、天井を眺めるのが幸せ」という言葉がこの家への満足感を物語っているようでした。
家族が集うLDKを中心に、子供たちが遊ぶフリースペースと二つの和室を配置した篠原邸。建坪24坪というコンパクトな平屋ながら、勾配天井と間仕切りの少ない開放的な造りが相まって、伸びやかに家族を包んでいます。

家族団らんを心地よく包む 広々リビングのある住まい

太陽光関連の事業を通じ、米玉利住工の専門性や実績を評価していたEさん。わが家づくりの際も、創エネ・省エネへのこだわりは譲れなかったと言います。太陽光発電パネルはもちろん、いざという事態に対応できる蓄電池を装備。躯体に採用されている気密性・断熱性に優れたSW(スーパーウォール)工法は、冷暖房効率を高め、エコな暮らしをサポートします。E邸は日常生活のスペースを2階に集約。一般的に2階は熱気がこもりやすいのですが、E邸ではこの夏、エアコンの除湿機能だけでも涼しく過ごせたのだとか。
また、E邸は住宅地に建つため、採光面の工夫も不可欠でした。建物全体に高さを出して目線を外す効果を狙い、適材適所の窓計画で採光・通風をアップ。窓から望む抜けのいい眺望は、リビングの開放的な雰囲気にも一役買っています。間取りで特長的なのは、ダイニングになる部分をリビングとして広く活用している点。近所に暮らす娘さん家族が遊びに来る機会も多く、ゆったり使える空間にしたかったそうです。「みんなと過ごす時間を大切にしたい」。E邸のプランには、家族を思う温かな気持ちが盛り込まれていました。

衣食住すべてにおいて高性能 良質なものとシンプルに暮らす

「いろいろなメーカーの家を見ましたが、本物の自然素材で健康によい家を建てる、というSin工房さんの理念が一番しっくり来たんです」と話す奥様。ご自身も良質で自然に優しい商品を扱う仕事をしています。「お客様に私の衣食住のすべてを見てもらいたい」と新居のLDKを開放して、料理教室などを開いているそうです。
家に人を招くため、できるだけ広く、スッキリと片付くLDKを希望。それに応えた同社の提案は、1階は水回りとLDKのみとし、2階に家族がくつろぐ場を造るプランでした。テレビは2階に置き、セカンドリビングとしての使い方も。屋根裏部分に設けたロフトは、娘さんたちのスペースです。「約40坪の敷地ですが、工夫次第で広く感じるものですね」と奥様も満足そう。
自然素材だけでまとめたシンプルな内装も、スッキリ広く感じる理由の一つ。床や柱、梁はスギの無垢材、壁や天井は抗菌・調湿効果に優れたスペイン漆喰で統一しました。壁は基礎外断熱と内断熱の二重断熱。屋根は二重タル木通気層+ハイブリッド断熱工法の採用でいつも家中が快適で静か。自然で良質な暮らしがそこにあります。

高性能な「RC-Zの家」がかなえる エレベーター付きゆったり居住空間

「ゆったり暮らせる家にしたい」。Kさんご夫妻が家づくりで最もこだわったことは、ゆとりの空間です。玄関ホールや廊下の幅は通常より1・5倍もの広さでゆったり設計。老後のことも考えて、階段横に住宅用エレベーターを設置、段差のないバリアフリー仕様など、それをすべてかなえてくれる鉄筋コンクリート住宅「RC-Zの家」を選びました。

 

構造躯体は、断熱材と仕上げ材を一体化する独自の新技術。躯体内結露がほとんどなく、空気はさらりとしてどこにいても室温を一定に保つことができます。「夏はひんやりして、とにかく冬は温かいですよ」というご主人の快適な暮らしぶりが自慢の家です。

 

奥様のこだわったのは2間続きの和室。家全体はブラウンと白のすっきりしたコーディネートに、壁上部には花柄模様をさりげなく取り入れやさしさを添えています。それに驚いたのは、リビングキッチンの奥にあるもう一つのシステムキッチン。ガス派の奥様とIH派のご主人と、どちらも料理好きなことから2つのシステムを取り入れたのだそうです。

今は二人暮らしのKさん夫妻。子どもさんやお孫さんにおいしい料理を振る舞う、仲むつまじい温かな家庭を満喫しています。

サンゴの化石と天然木で、心身に優しい空間づくり

民家の合間に畑が点在する、のどかな地域に土地を求めたHさんご夫妻。敷地を有意義に使い、ゆったりとした居住スペースと開放感を備えた住まいが完成しました。生活の中心となるのは、奥行きを活かしたワンフロアのLDK。和室ともフラットでつながるため、扉を開ければ、さらに一体感を高めることができます。

 

 

H邸で印象的な仕上げを挙げるなら、レッドシダーの天井と白い塗り壁。もとより、「木の質感を多く取り入れたい」との要望もあり、床材を含めて和らかな印象を受ける素材を厳選しています。加えて、リビングとキッチンには床暖房も。見た目だけでなく、寒い季節は実際に暖かくなるわけです。

 

 

塗り壁と聞いてすぐに思い浮かべるのは漆喰や珪藻土ですが、同社では化石珊瑚を原料にした〝サンゴの壁〟を提案。理由はその高い機能性にありました。湿気や臭い、カビ菌、PM2・5などの有害物質を吸着。住まいの空気をクリーンに整えます。育児中のHさん家族にとって、健康を後押しする環境は強い味方。また、ZEH基準相当の性能でランニングコストを抑え、省エネにもしっかり貢献していきます。

充実の設備と洗練のデザイン、すべてがハイクオリティーな家

ブルーグレーとシルバーのスタイリッシュな外観に真っ赤なポストが映える正方形の家。霧島市の閑静な住宅街に建つナンニチホームのモデルハウスです。一般的な住宅よりも20㎝以上高い2m85㎝の天井、標準仕様でも驚くほどハイグレードな設備、価格の透明性など、同社の家には、ほかにはない数々の魅力がいっぱい詰まっています。

 

 

家族が集まるLDKは、天井と床にスギの無垢材を使い、ナチュラルで温かみのある空間に仕上げました。鏡のような輝きを放つピアノ塗装のシステムキッチンとカップボードは上品なワインレッドをチョイス。すべての部屋の壁に設置されたカラフルな内装壁材「エコカラット」とともに、室内空間を彩るアクセントになっています。

 

 

5人家族を想定したという間取りは、廊下などの無駄な空間を省いて、リビングを中心に個室や水回りをコの字型に配置。トイレと洗面台は二つずつ設置し、各人の動線がスムーズになる工夫も。浴室は標準装備のミストサウナや音響システムに加え、マイクロバブルとジェットバス付き。家に居ながら、ホテルライフのようなラグジュアリーな時間が過ごせそうですね。

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