こだわりを足したら『ソラマド』の家

1階は見通しのよさがポイント。キッチンに立つとダイニング側にあるソラマドコート、さらにその先の和室まで見渡すことができます。遊び盛りの兄妹を見守る奥様にとって、この見晴らしのよさは住まい選びの決め手の一つに。家の中に開放感をもたらすソラマドは、住宅が並ぶ場所ではより一層効果絶大! 自然の光と風を通す道であり、子どもたちの遊び場であり、誰もが自然に集まりたくなる心地よさを持っています。中庭のようにプライバシーが保たれるので、使い方は住む人の自由。このソラマドでもパパ友・ママ友が集まって、バーベキュー&たこ焼きパーティーを開く予定だとか。ダイニングとは全開口サッシでつながるので内と外を感じさせず、行き来もラクラクです。

 

 

そしてもう一つ、2階の子ども部屋にもソラマドがあります。広さは小さめですが、ソラマドを通じて、リビングから子ども部屋の様子も分かる仕掛け。家族の絆をさり気なく感じさせてくれる、大切な場所です。また、1階から2階へと続く大きな片流れの屋根の間にあって、外観デザインのアクセントにもなっています。しかしながら外からは見えにくいので、ふだんは洗濯干しに活用。そしてここには、奥様が好きだという西日も射し込みます。一般的には避けられがちな西日ですが、「実家の父の部屋が斜陽で染まっている様子が大好きだったから」と、あえて取り入れることに。奥様の心にある故郷を感じられる場所は、ここで育つ子どもたちの心にも受け継がれていくことでしょう。

ゆとりの間取りと動線の工夫で、3世代が笑顔で暮らせる家

Fさんの住まいはご夫婦のほか、3歳と1歳の娘さんがいる長男家族、次男まで含めた3世代7人が同居するにぎやかな家です。「いつも一緒で楽しいね」と笑顔で顔を見合わせる奥様と長男のお嫁さん。家を建てる時に一番こだわったのは、生活時間が異なる家族が心地よく暮らすための間取りと動線でした。

 

 

 

1階に対面式のDK、和室に続くリビング、その奥にご夫婦の寝室などを配置。2階に長男夫婦の部屋と子ども部屋、次男の部屋があります。特長的なのは1階の各部屋がすべて廊下でつながっていて、どの部屋からもトイレや浴室に直行できるということ。「おかげで余計な気を遣わずに生活できるんです」と奥様。大家族にはスムーズな動線が必須です。

 

 

ご夫婦とも調理と暖房はガスの方が良いとキッチンのコンロはもちろん、浴室、床暖房、ファンヒーター、炊飯器など、家中にガスを使った設備を取り入れました。ガス温水式床暖房は全体がムラなく温まるうえ、乾燥しにくく埃も立ちにくいという利点があります。浴室にはガス暖房乾燥機を備え、湿気も少なくいつも快適です。「やっぱり子どもたちの健康が一番大事だから」という奥様の言葉通り、F邸には家族が健康に暮らせる工夫がいっぱい詰まっています。

古(いにしえ)の風情を残す、快適な「現代町家」

 

 

季節感を大切にするあしらいや意匠など、京都の古い町家を参考にしてプランされています。1階は杉材の床。懐かしい感覚を味わえるうづくり加工が足裏に心地よく、温水を使う床暖房も入っているので寒い季節も暖か。2階の床はカラマツ、天井には節なしの桧を採用。それぞれの木が持つ雰囲気や質感の違いも感じることができます。
古民家を思わせる色使い、オリジナルでオーダーした家具や建具など、インテリアにもこだわり、小物までトータルコーディネートされているので、より具体的なイメージを描けそうです。オープン以来、若い世代の家族にも「気持ちが落ち着く」と好評。長居する人も少なくないとか。

 

 

取材に訪れたのは2月中旬の寒い日。まだエアコンのスイッチを入れていないにも関わらず、室温は18度、湿度は60%でした。住まいの構造にも、快適性をサポートする秘密があります。それはFPの家の最大の特長である、ウレタン断熱パネルを使っていること。このモデルハウスでは、床・壁・天井に厚さ10㎝のウレタン断熱パネルを採用し、住まい全体をすっぽり包んでいます。魔法瓶をイメージすると分かりやすいかもしれません。高い気密性が保たれるため、冷暖房効率もアップ。24時間計画換気で室内の空気も常にクリーンです。吹き抜けを介して空気が循環するので、夏は2階に設置した2.2kWのエアコンの冷房を、冬は1階のエアコンの暖房を稼動させれば、家中が快適な室温に。夏涼しく、冬暖かなバリアフリーがかなうのはもちろん、降灰や花粉対策にも威力を発揮します。

上質な素材を生かし、懐かしくて新しい住まい

構造材には地元産のメアサ杉を用い、仕上げや意匠も本物の素材にこだわったU邸。懐かしい木の質感とともに、設備には省エネに優れた最新タイプを採用するなど、快適な暮らしをサポートしています。長寿命をかなえるTK工法をはじめ、大工が建てる住まいならではのこだわりと工夫があちこちに。

 

親族や仲間が集まる家ということもあり、リビングと和室はひと続きになる間取り。壁のあしらいに遊び心を持たせた客間も用意しました。キッチンは独立させ、テーブル代わりのカウンターを設置。主寝室をキッチン横に配置するなど、プライベート空間は短い動線で行き来ができます。農業も営むご主人のため、ガレージから勝手口を経て、すぐに浴室に行ける動線もポイント。住み手に応じた提案力はさすがです。

おおらかに暮らす、天然素材の住まい

シンプルながら、個性を感じさせるデザインの伊集院邸。室内も外観同様、白をベースにした配色でトータルイメージを演出しています。ご夫婦が住まいづくりを考えはじめたころ、「どんなモデルハウスを見てもピンとくるものがなくて…」と奥様。そこでふと思い出したのが成建ホーム。実は毎日のように、同社の前を通っていたというのです。第一印象で「ココだ!」と実感したご夫婦。具体的な決め手を尋ねてみても、「他と比べてどこが違う、とかではなく、感覚的にそう思ったんです」。

 

家族が長い時間を過ごす空間ということで、天然素材を用いた住まいづくりに力を注いでいる同社の提案にも共感。天井や内壁はすべて漆喰で仕上げ、床材にも防腐処理を施していない無塗装のパインを採用しています。この床は使うほどに色合いが深くなり、経年変化を楽しめる素材。やわらかいので足が疲れにくいという特長も持っています。

 

 

伊集院邸が第一条件にあげたのは、平屋建てということ。間取りについては、奥様のリクエストで家事動線に配慮。設計士からのアイデアを取り入れながら、キッチンを中心に水回りを集約させました。キッチンは対面式。写真からも分かるようにとてもすっきりしています。秘密は冷蔵庫の奥にあるパントリー。扉がなく、ウォークインでスッと入れる使い勝手がありながら、コンロ前の壁が目隠しになり、リビングからはほとんど見えません。背面の収納棚もコンパクト。「あえて作り付けにせず、可動できるようにオリジナルでつくってもらいました」。

女性目線を生かしたプランニングで広く、使いやすい住まいが実現

淡いイエローの外壁にレンガをあしらったプロヴァンス風の外観。女性らしい印象のS邸は、ご夫婦の希望はもちろん、ジョイフルホームの女性スタッフたちのアイデアが詰まった家です。同社は子どもを持つ女性スタッフが数人おり、「プランの話し合いをしながらたくさんのアドバイスをもらいました。今では家事をするたびに『なんてよい家なんだ!』と感激しています」と奥様。その言葉どおり、S邸は家事のしやすさが抜群です。

 

 

キッチンから洗濯室までの移動や来客の目の届かない場所に設けた納戸など、使いやすい動線と魅せるための工夫を両立させたプランニングが光ります。リビングとトイレの間に廊下を設けたことも女性ならではの細やかな配慮が感じ取れます。夫婦と2歳の娘さんの3人で暮らすS邸は、1階部分が広くどっしりとしたつくり。「1階だけで十分暮らせるようにしたい」という夫婦の希望からこのような形になりました。造作棚を設けたLDKのほかに、広縁を備えた和室と6帖の洋室という間取りは老後を見据えてのこと。

 

 

洋室は子育て室として今でも大活躍しています。2階の個室は仕切ることで3部屋になり、将来子どもが増えたときも余裕をもって暮らせそうです。

素材と機能の調和、心和む「満足の家」

高台の静かな住宅地に完成したモデルハウス。今回の『満足の家』は「健康配慮住宅」をコンセプトに掲げ、人や環境にやさしい素材や、それらが醸し出すナチュラルな空気感を体感できる住まいになっています。まず構造面でのポイントは、断熱材にセルロースファイバーを採用していること。パルプで作る紙が原料なので空気胞が多く、断熱や遮音・吸音、調湿力に優れています。難燃処理も施され、万一の火災にも安心。自社責任施工を行っているので、素早い対応やフォローができるのもポイントです。

 

 

同モデルハウスでは明るく開放的な空間が印象的ですが、気になるのは光熱費などのランニングコストです。前述のセルロースファイバーに加え、遮熱シート、外壁のガルバサイディングで住まい全体の断熱性をアップ。樹脂サッシやLоw-Eガラスは窓などの開口部からの熱気や冷気を防ぎます。気密性も高いので冷暖房効率は秀逸。さらに照明のほとんどに省電力のLEDが採用されるなど、家計にもやさしいつくりになっています。

 

 

床や腰壁、インナードアには無垢材、壁には漆喰や珪藻土・コーラルパウダーなど、自然素材をふんだんに。部屋によって多彩な素材を使い分けてあるので、それぞれの質感の違いも分かりやくなっています。アイアン製の手すりや小物を効果的に使った演出も見どころの一つ。特に暮らしの中心となるリビングルームは、吹き抜けや和室とのつながり、ストリップ階段で奥行きを感じさせる工夫が満載です。

爽やかな自然の風が家族を包み込む、明るい吹き抜けのリビング

「将来巣立っていく3人の息子たちに実家の思い出を残してあげたい」。そんな思いから、広く開放感のあるマイホームを完成させたMさん。「長年の経験と技術で、しっかりした家づくりをする」との評判を聞いていた本田建設に依頼しました。

 

 

屋根の高さまである吹き抜けのリビングを家の中央に置き、そのまわりにはそれぞれの個室を配置。奥様が立つキッチンからリビング、子ども部屋、玄関まで家中を見渡すことができるので、家族の気配を常に感じられる間取りです。各所に細長い窓を設け、開放すれば家全体に爽やかな空気が巡る仕組み。天井近くのハイサイドライトも開閉が自由で、上昇した部屋の熱気を外部へ逃がします。自然の風と光を取り込めるやさしい住環境は、毎日の暮らしを一層心地よくしてくれそうです。

職人の技術とデザインがコラボした、自然素材に包まれた健康住宅

自然が多く、市街地へのアクセスもしやすい新興住宅地に完成したY邸。自然素材をふんだんに使った家づくりで評判の野元技建が、建築家のデザインをもとにつくり上げた住まいです。「丁寧な仕事をしてくれる野元さんの技術力と小森さん(建築家)のデザイン力。いいとこ取りをすることができました」とご主人。健康素材に包まれた暮らしやすい間取りに奥様も大満足です。

 

 

家族が集まる1階は、リビングと和室、子ども室がウッドデッキを囲む形。どの部屋からも外へ出られる開放的なプランですが、外部からの視線は板塀で守られています。晴れた日はウッドデッキに横になり、まるで室内のように使っているそうです。特に木の使い方が秀逸で、吹き抜け上部のアルミサッシに木枠を取り付けるなど、細部までこだわりが見られます。

 

 

共働きのY夫妻にとって動線は重要なポイント。キッチン横には可動棚を備えたパントリーがあり、忙しい奥様には大助かりです。「外部には見せたくないけどすぐに使いたいものを置いています」。2棹のタンスを置ける広い洗濯・洗面室には、イスの高さに合わせた化粧スペースが。こちらと浴室からは坪庭が見え、夜間のライトアップという粋な演出も家族を楽しませています。

現代のデザインと職人技が融合した、 ダイナミックな吹き抜けのある家

白壁と無垢材がナチュラルな空気感を漂わせるダイナミックな吹き抜け。LDKには、カフェの雰囲気が好きという奥様の趣味が色濃く反映されています。施工を担当したのは、ご夫婦が両親から「丈夫でしっかりとした家をつくる」との評判を聞いていた千代盛工務店。「社長の娘さんが同世代で相談しやすく、若い感覚と伝統の技が融合した家づくりに共感した」ことが決め手でした。

 

 

自然素材を多用しているのも特長。例えばホタテ貝のパウダーを含ませた白壁はホルムアルデヒドを吸着するうえに断熱性にも優れています。壁を塗る作業には家族も参加。LDKの一角に残された家族の手形から、楽しい家づくりの様子がうかがえます。完成から2年が経った今、住まい手の色に染まったF邸はいっそう魅力を増しています。

高性能の断熱と天然素材で、家族の健康を守り続ける

「自然の素材で建てたい」。それがTさんご夫婦のリクエストでした。創建では、室内のさまざまな化学有害物質を吸着・分解する素材を用いた住まいづくりを提案しています。それを知るきっかけになったのは、奥様の友人が同社で新築したこと。機能性のある天然素材やデコスドライ工法で住環境は快適そのもの。Tさんも昨年夏に入居して、四季のほとんどを経験していますが「夏でも空気がさわやかだし、冬は温かい。寒い日に遊びに来た母が驚いていました」。床は杉材、壁は漆喰、造作家具にはケヤキやタモ、クスといった木材が使われています。

 

 

 

親子ともに友だちがあふれた、「笑顔の絶えない暮らし」が奥様の夢。キッチンの見せる収納や玄関の手洗コーナーも設けました。今ではその夢が実現、すでに友だちが多く集まっています。木や漆喰でつくられたくつろぎの空間が人を引き寄せているのかもしれません。一方ご主人には、オーディオルームをつくって楽しみたいという夢が。2階の書斎はそのための配線が備わりました。5歳の娘さんの部屋はデスクスペースを家族共有にする間取りでこもりっきりにならないよう工夫。家族を健やかに守りながら、同時にご夫婦の夢を育てる住まいでもあるのです。

 

 

新しいチャレンジを応援し、ライフスタイルを輝かす住まい

長年、剣道を教えているご主人の希望で実現したM邸は、道場併設の住まいです。道場部分はもともと製材所の倉庫だったものを改築。床は剣道に特化した仕上げで、体への負担を最小限に。子どもたちが練習前の時間で宿題をしたり、本を読んだりできるようにと、道具を収納する棚は一番下の段を広くしてテーブルにも使えるつくりになっています。

 

 

 

合宿などを行う場合も考えて、浴室の脱衣所はスペースをゆったりと確保。動線も工夫して、道場の更衣室と浴室をウッドデッキでつなげました。これなら練習の後でも汗まみれで廊下を通ることなく、素早く浴室へ。住まい手であるMさんご夫婦だけでなく、道場を使う人たちの快適さまで配慮したプランです。

 

 

 

そしてなんといっても、ご主人の念願だった「武者だまり」。ふだんはリビングですが、稽古が終わると大人の社交場に早変わりするのです。「稽古後の一杯をみんなで楽しみたくて」とはご主人。武者らしく車座で集えるよう、畳敷きにもこだわりました。奥様には「剣道をする子どもたちや、その保護者との交流の場にもなってほしい」との思いも。剣道を通じて人や地域に貢献したい、というご夫婦の思いがギュッと詰まっています。

鉄筋コンクリート構造がかなえた、ゆとり空間の2世帯住宅

将来は息子さん夫婦と同居することを想定し、長く暮らせる丈夫な家を希望していたTさん。そんな二人が選んだのは、森建設の鉄筋コンクリート住宅でした。同社の建てた家を見せてもらったところ、ご主人が黒いタイルの外壁に一目ぼれ。「最初に決まったのは外壁でした」と奥様が笑顔で振り返ります。冬場に降灰が多いこともあり、色は灰が目立たない濃いグレーをセレクト。高級感のある外観が実現しました。

 

 

梁や柱の少ない、広い空間を生み出せるのが鉄筋コンクリート造のメリットの一つ。屋根の高さまで伸びる吹き抜けの玄関を見上げると、言葉を失ってしまうほどの開放感。

 

 

ホワイト系の色で統一されたLDKも広々。床高を30㎝上げた畳スペースは立ち上がりやすさを追求して導き出した高さです。たまに訪ねてくるお父さんが車イスで移動することを考慮して、間口を広く取ったのもポイント。キッチン側にも廊下への出入り口を設け、洗濯室や浴室にアクセスしやすい最短の家事動線が誕生しました。ダイナミックな空間のなかに細やかな配慮が光る住まいで、ゆとりある2人暮らしを楽しんでいるTさん。息子さん家族が同居するようになっても、その快適性は変わることはないでしょう。

満足の機能とデザイン性を備えた、光と風を感じる広々LDK

犬が大好きで家の中で数頭を飼育しているOさん。以前の家は鳴き声が気になり、ゆっくり話もできない環境でした。「愛犬にも広い庭で思い切り運動させたい」。夢創舎との家づくりはそんな希望をかなえられる場所を探すことから始まり、市街地から錦江湾を見渡せる高台に250坪の広い土地を購入。十分な広さのある庭はドッグランとして使えるよう整備し、室内には犬専用の8帖部屋を確保。換気や防音の設備も整え、ご近所への配慮も万全です。

 

 

洗面所とお風呂を離した設計や、将来を考えた1階の寝室など、夫婦と長男、長女の4人暮らしを快適にする間取り。オープンなつくりのLDKは、愛犬たちと適度な距離を置き、ゆったりとした暮らしを楽しめるようになったO邸の象徴と言えるスペースです。リビング、ローテーブルを置いた板間、和室の順に床面を高くしたことで30帖の大空間に動きが生まれたと同時に、床下に収納スペースを取ることができました。「黒い壁のシックな板間は『居酒屋風』と男性陣に好評です」と奥様。

 

 

各部屋の床材は、間伐材を活用したロシアンオーク。表情豊かな色むらが魅力で、年月を重ねるとさらに味わいを増していきます。温かみのある居心地のいいリビングに仕上がりました。

太陽の恵みを生かした、環境と人にやさしい住まい

I邸を訪れたのは、まだ冷たい風が吹く冬の終わり。室内に案内されると、じんわり、やさしい暖かさが足元から伝わってきます。その秘密はOMソーラー。寒さが苦手な奥様は、施工を担当した池之上専務の自宅へ招かれたときにその高い性能を実感したと言います。「寒い日だったのに玄関に入ったとたん上着を脱いだことがとても衝撃的でした」。冬は太陽熱で温められた空気を屋根で集め、床下からゆっくりと放熱して家全体を暖めてくれる一方で、夏場は放射冷却によって冷えた屋根から涼しい空気を室内に。自然の力を利用した工夫はI邸でも生かされています。

 

 

獣医師でもあるご主人は、環境に負担をかけずにいかに楽しく快適に暮らすかを考えOМソーラーハウスを選択。将来的には太陽光発電や燃料電池などの導入も視野に入れての住まいの計画をされています。「低炭素社会を目指す長期優良住宅先導プロジェクト」の高い基準をみたす、まさに環境に優しい理想的な家づくりが実現しました。

 

 

3口が横に並ぶIHコンロを備えたアイランドキッチンは奥様のお気に入り。回遊的な動線で使いやすく、家族と向かい合って家事ができるのが魅力です。「家で過ごすのが楽しくて、外食に行かなくなりました」。家族の絆もより深まったようです。

 

魅せる、隠す、をかなえた間取り。部屋ごとに楽しみあふれる自由空間

「シンプルなフォルムのこの家が大好きです」という奥様。4人家族に実母を迎え、愛犬とともに暮らすHさんの住まいは、吹き抜けのリビングにスケルトン階段、窓側に走り回れるほどの大きなウッドデッキを備え、あこがれの広い空間と自由な動線をかなえ完成しました。

 

 

この家がより広くすっきり感じられる理由は、キッチン奥の食品庫にもあります。冷蔵庫や炊飯器、食器棚などを一つの空間に納め、ロールスクリーンをすっと閉めるだけで清潔感があふれます。お気に入りのアイランドキッチン横には、アルミ製テーブルといすをご主人が自慢の腕を生かし作りました。食事の片付けも楽な動線。デザインカットのガラス照明が一層美しく魅せてくれます。

 

 

2階には、子ども部屋と家族の寝室を兼ねたワンルーム、その隣にはお母さんの部屋を設けてあります。しかも、2つの部屋はウオークインクローゼットでつながるというユニークな仕掛けが。中に奥様の化粧室も備え、扉を閉めるだけで隠すことができるので、お互いの部屋の雰囲気を乱すことがありません。お母さんの部屋は薄紫色に。子ども部屋兼寝室は淡いピンク色にコーディネート。部屋ごとに工夫を凝らし、楽しさあふれる魅力的な家になりました。

趣味も暮らしやすさも盛り込んで、家族みんながくつろげる住まいに

N邸が建つのはご主人のおじいさまの住まいがあった場所。以前から大切に手入れしてきた庭木の一部を生かし、N家のシンボルツリーとして中庭にバンジロウ(グァバ)が移植されています。中庭を設けたことで開放感をもたらし、玄関、廊下、LDK、和室への採光と通風も優れています。さらに空間ごとにスリット窓や掃き出し窓にしたり、変化をつけた見せ方にしているのもポイントです。また、素材の持ち味を生かした内装仕上げも見どころの一つ。ご夫婦のセンスを感じさせるインテリアとも相まって、誰もがくつろげる雰囲気をつくり出しています。

 

 

プランニングは家族が集まるLDKをメインに。キッチンは見せることを意識したステンレス製。リビングまでつながる背面の壁が収納になっていて、キッチンをはじめ、暮らしに必要な小物などもすっきり片付けることができます。リビングと続き間で使えるシンプルな和室もあります。その和室を介して、バイク専用ガレージを眺められるつくりに、ご主人のこだわりが感じられます。中庭やガレージを取り込んだパブリック空間とは対照的に、玄関ホールを境にして配された主寝室や子ども部屋はプライベートを重視。ゾーン分けすることで、より快適で暮らしやすい家をかなえました。

こだわりのディテールが生み出す、心地よさと暮らしやすさ

O邸が立つのは区画整理で造成された新しい住宅地。ゆったりした敷地にビルトインガレージを備えた住まいは、堂々とした印象です。隣家からの視線を考慮して少し土地を盛り、アプローチから見上げるようになっているのが重厚感ある佇まいの理由の一つ。小さな玉砂利を混ぜた塗り壁で仕上げた外壁をはじめ、室内空間には無垢の杉材や漆喰をふんだんに用いて、ナチュラルな雰囲気に。木の色と馴染むクリームの壁色を使っているので、和テイストでありつつも落ち着き過ぎず、ご夫婦の世代にもぴったり。

 

 

リビングと和室のあるフロアが高くなっていて、対面キッチンは低い方のフロアへ配置。実はこれ、「リビングの畳スペースに掘りごたつを作りたい」という、ご主人のリクエストから生まれた工夫です。畳に座ると、キッチンに立つ奥様とほぼ同じ高さで目線が合う仕組み。キッチンのカウンター下も一部の床を掘り下げ、娘さんがリビングで勉強しやすいつくりになっています。プライベートゾーンには水回りとクローゼット、主寝室を集約。洗面台と脱衣室の間に引き戸を付けたり、洗濯機がある脱衣所が主寝室のウッドデッキにつながっていて、すぐに洗濯物が干せたり。動きやすく、暮らしやすい動線配慮もポイントです。

居心地のよさを求めた家「だんらんホーム」

八重山の豊かな自然に違和感なく溶け込む「だんらんホーム」。㈱イシタケがデザイン会社の(有)サン工房とともに生み出した住まいです。

 

 

定年退職後のセカンドライフを楽しむ夫婦二人暮らしを想定して、建てられたモデルハウスは、土足でくつろげる広い土間や薪風呂、風景を楽しむためのウッドデッキなどスローライフを満喫できる工夫が満載。居心地のよい暮らしを追求して、家族がふれあう時を深める大切さを上手に表現しています。

 

 

ひとつひとつの素材にもしっかりとしたこだわりが。床は、くん煙処理をした杉材を使用し、反りや変形、害虫を防ぎます。さらに木材の節を浮き立たせる「うづくり」加工は、やさしい足触りが楽しめます。居心地のいい楽しい時間を過ごす「家族だんらんの日々」。そういう時間をつくりませんか?

自然素材がきれいな空気を生む、会話が弾む、コの字型の家

細長い敷地に建つH邸は、各部屋に十分な採光を得ることが課題でした。それを解決したのがウッドデッキを囲むコの字型のプラン。一日を通して外光が差し込み室内を明るく照らします。

 

 

親戚や友人など大勢で集まる機会が多いというHさんは「家族でくつろぐのはもちろん、招待客も楽しめる家」を希望。自由な動線を描くアイランドキッチンは大人数での作業がしやすく、リビングとのコミュニケーションも取れる設計です。「燻煙熱処理」を施した構造材を見せたことで天井が高くなり、広いLDKが実現しました。キッチン後ろのパントリーに設置した可動棚をはじめ、作り付けの家具が多いのは関連会社に家具屋を持つ県民住宅ならでは。桐だんすの特長を生かしたクローゼットにも注目です。

高性能の太陽光発電システムを導入、大幅リフォームで暮らしやすく

築30年を超える戸建の中古物件で暮らしていたMさん。子どもたちの成長と建物の老朽化にともない、リフォームを決意しました。子どもたちとご夫婦の5人暮らしで、「以前の家ではそれぞれの個室を持つことをあきらめていた」というご主人。今回の大胆な間取り変更により、家の中央には明るい吹き抜けのリビングが登場し、それを囲むように念願の個室が設けられています。

 

 

Mさんのもう一つの希望はオール電化。それを機に太陽光発電システムも導入しました。搭載したパネルは曇りの日でも発電が可能な高性能タイプ。発電量と消費電力の数字はリビングにあるモニターで確認できます。「光熱費の支払いが一つにまとめられて便利ですよ。火の始末の心配もなくなり、安心して過ごせます」と奥様も大満足の様子です。

懐かしい趣に高い性能を秘めた、暮らしが楽しくなる古民家テイスト

Nさんの新居のイメージはモダンな古民家風の家。相反する2つの趣ですが、明るいリビングと黒を基調とした重厚感ある和室が見事に共存し、ハイセンスでありながらほっと落ち着ける雰囲気に仕上がりました。ユニークなのは古民家テイストを決定づける広い土間。リビングと和室が接していて、ちょっとした来客の際は和室側の障子を開け、腰掛けてもらう形で対応できます。

 

 

こだわりは意匠のみならず、暮らしの中で発生する有害物質などを吸着・分解してくれる「幻の漆喰」や、保湿・保温・防菌などに働く「音響熟成木材」といった健康素材を選んだ点にも見ることができます。足触りがよいうづくりの床は、「やさしい暖かさを感じます。靴下を履いているのがもったいないくらいです」と奥様にも好評のようです。

空気環境の追求から生まれた住まい。子どもたちの健康と未来を守る

丸和建設が提案する、2050年型省エネ・健康住宅「Air Vert(エア・ベール)凛」は、太陽光発電システムなどの自然エネルギーを最大限に活用した次世代コンセプトの住まい。実際の暮らしをイメージしやすい、体感型のモデルハウスが鹿児島市星ケ峯に完成しました。

 

 

日本古来の工法の一つ「真壁造り」を採用し、柱や梁を化粧材としてあえて表面に露出させることで、木肌の温もりあふれる心地よい空間に。構造材が空気に触れるので、温度・湿度が調整しやすく、耐久性にも優れています。階段のスキップ部分に設けられたスタディースペースで過ごす子どもたちの様子を、キッチンからもリビングからもうかがえる、見守り動線に配慮した設計です。

 

空気環境にもこだわったこの家は、シックハウス対策も万全。壁材に使用した光熱触媒「幻の漆喰」で家中の有害物質を吸着・分解し、空気を自然の状態に近づけます。床や柱などに用いたのはクラシック音楽を聴かせ、常温で熟成乾燥させた「音響熟成木材」。細胞が壊されることなく、木材の持つ油分やエキスが残るため自然のままの状態を保ちます。保湿や保温、抗菌性も持ち合わせ、家にいながら森の中にいるようなすがすがしい気分を味わえます。

 

 

鉄筋コンクリート住宅の特性を生かし、天然素材で心くつろぐ空間を

Y邸は鉄筋コンクリートづくりの平屋建て。シンプルだけど個性的な箱型のデザインです。

 

奥様が体調を崩したことがきっかけになり、住まいの在り方を真剣に考えるようになったYさんご夫婦。ご主人や息子さんに喘息の症状が出ることもあり、「自然素材を使ったバリアフリーの住宅」をコンセプトに、ハウスメーカー探しが始まりました。耐震性やシロアリ対策、防音などさまざまな観点から出した結果が、鉄筋コンクリートの住まいです。

 

 

小永吉建設が提案する「RC-Zの家」はバリアフリー標準仕様。断熱材をコンクリート一体式にすることで結露の問題もクリアしています。しかも柱がないので、断熱材が切れ間なく居室を包んでいる構造。蓄熱性が高く、冬暖かで夏涼しい快適な空間に。外観はクールなイメージですが、室内は天然木や漆喰壁で、RC造とは思えないほどナチュラルな雰囲気です。これはご夫婦のリクエストで実現しました。厳選した素材が調湿や空気の清浄化に貢献。「新居に暮らしてから、不思議と家族の体調もいいんですよ」と、早くも住まいの効果が現れています。ご夫婦の住まいづくりを細かに綴ったブログ(http://rckenkou.blog114.fc2.com/)もぜひ参考に。

高性能鉄筋コンクリート住宅が叶える、風格のある洗練された佇まい

どっしりとした風格のM邸は、鉄筋コンクリート住宅「RC-Zの家」。地震や火災に強いばかりではなく、木造住宅とは比較にならない気密性と断熱性を備えています。加えて、躯体内の結露の発生を抑える新技術が取り入れられていて、カビなどが発生しないことも大きな特長です。

 

 

以前住んでいた家は平屋で日当たりが悪かったため、新築するにあたり一番こだわったのが室内の明るさでした。現在では2階部分が主な生活の場に。明るい陽光が広々としたリビングダイニングに差し込みます。小上がりの和室の窓からは、桜島も望めるロケーション。奥様が料理しやすいよう、キッチンスペースをゆったりと確保しています。キッチン奥のドアから出入りできる屋根付きのテラスはご主人のお気に入りで、仲間とバーベキューパーティーを開催するなど、オフタイムを満喫しているそうです。あらゆる生活のシーンに対応できる、Mさんご夫婦仕様の佇まい。インテリアや建具などはカタログで選ばず、実物を見て決めたいと、遠く福岡までご夫婦で足を運んで決めたそうで、家中にこだわりがあふれています。「わざわざというより、ちょっとした旅行がてら」とほほえむお二人。楽しみながら、理想の家づくりが実現しました。

ビルトイン車庫を生かした設計で、日だまりを感じられる住まいに

もうすぐ1歳になる息子さんの3人で暮らすAさんご家族。住まいづくりの一番のこだわりは「明るさ」でした。リビングの天井高は330cmほどあり、ちょっとした吹き抜けのよう。ウッドデッキへつながる窓に加え、ハイサイドライトもあります。暗くなりがちな中廊下にはトップライトを設けて採光をサポート。白をメインにした内装も、自然光や照明の明かりを生かしています。

 

 

ライフスタイルに応じた工夫もポイント。釣りが趣味のご主人は魚をさばくこともあるため、キッチンはご主人も使いやすい高さに。脱衣所にも勝手口があり、外から浴室に直行することも可能です。また、ビルトインガレージの上部を活用して、中2階となる子ども部屋を設置。リビング階段で子どもの様子もしっかり確認することができます。

光と風を運ぶ背の高い窓と、中庭を囲むコの字型の家

新築に向け、複数の住宅メーカーに足を運んでいたHさん。ご親戚が偶然、タマルハウスの新築現場近くに住み、工事の進行をつぶさに観察していたことから「ここなら信頼できる」と勧められたのがきっかけでした。さっそく、見学会に参加し、家づくりへの真摯な姿勢に納得して施工を依頼することに決めました。

 

 

H邸には、木造と鉄骨造の両方のメリットを生かせるパナソニック電工の「テクノストラクチャー工法」を採用。これは木プラス鉄の複合梁「テクノビーム」とオリジナルの接合金具を用い、さらに家ごとの構造計算や耐震実験など最先端の技術を取り入れた新工法です。構造が強いため、空間を広々と最大限に活用できます。つい散らかりがちな室内も、収納がたくさんあるおかげで片付けも楽にすみます。

 

 

形状は、奥様と小さな子どもを守るため、防犯に配慮したコの字型。和室からもリビングからも中庭のウッドデッキに出られる、動線のよさもポイントです。採光のため、基礎をあらかじめ高くし、ハイサッシやサッシなどの工夫が施されました。降り注ぐ陽光が白を基調とした室内によく映えます。Hさんの思いやりがたっぷり詰まった、強くやさしい家づくりりは大成功です。

あこがれのスキップフロアが実現。土地を最大限に生かした丈夫な家

以前からスキップフロアのある家を建てたかったというBさん。とある住宅メーカーで提示された見積もり額の高さにびっくり。その後、複数の住宅メーカーに足を運んだ結果、自分の理想の住まいを実現できると選んだのが、タマルハウスでした。

 

同社が提案するのは、テクノストラクチャー工法を採用した丈夫な家。軽量鉄骨を組み込んだ梁を用い、家ごとに構造計算を行うため、耐震性に優れているのが特長です。余分な柱や壁を取り除けるので、自由な間取りも実現できます。

 

室温を一定に保つための24時間換気システムと断熱材「セルロースファイバー」の相乗効果で、年間を通して過ごしやすいのもメリットの一つ。給湯など設備機器の操作が簡単なので、お子さんが家事を手伝ってくれる機会が増えたそうです。

フルオープンの窓から望む景色を生かし、伸び伸び暮らす仕組みが満載の家

木漏れ日がきらきらと光る竹林を借景に、自然の恵みをふんだんに取り入れたU邸は心地よさ抜群の家。樹木を通り抜けてくるやさしい風、太陽熱を利用して床暖房や給湯も担う仕組みなど、さまざまな工夫が凝らされています。

 

 

「伸び伸びと暮らしたい」という家族の思いをかなえるために、Uさんがたどり着いたのがOMソーラー。温かい空気の通り道となる赤いダクトを軸にして、センターリビングに大きな吹き抜け空間を実現しました。霧島のシラスを原料に自然素材のみで丁寧に仕上げられた「薩摩中霧島壁」が豊かな風合いを醸し出しています。中でも大開口の「木の窓」は圧巻。窓がすべて収納でき、自然と一体化したリビングの中で、光と広がりを感じることができます。

 

 

2階の子ども部屋には天井や間仕切りをつくらず、ロフトやデッキまで自由に走り回れる間取り。遊び盛りの子どもたちのために、洗面室に泥んこのままお風呂に直行できるよう勝手口を設けました。趣味の工房を玄関横につくるほど木工好きなご主人は、造成時に伐採した木を使ってダイニングテーブル、子ども用勉強机やいすづくりに奮闘中です。「自然の中で3人の子どもたちが健やかに育ってほしい」というご夫婦の思いが家の随所に生かされています。

OMソーラーは気持ちよくて心地いい、太陽のぬくもりと木の香りを感じる家

「自然の家っていいですね。描いていたイメージとぴったりです」。完成したばかりの家を前に誇らしげに話すご主人。以前から太陽の熱を利用して家全体を暖めるOMソーラーに興味があり、『キモチまであたたかくなる家』を提唱するインビレッジハウスに出合ったことで、「自分にもOMの家が建てられる。もっと知りたい」と思うようになったといいます。

 

 

I邸の構造は、木の温もりを大切に、建築材料を“すっぴん”そのままに使用した「木造打ち放しの家」。家づくりの原点に返るデザインが特長で、見た瞬間「絶対この家!」と心に決めたそうです。過剰な装飾や設備などには一切コストをかけず、住まいの本質を重視する考え方にも共感。そこでシンプルさを重視して、2階の天井を思い切って半分オープンに。「素材には十分吟味してこだわりました。開放感が生まれ、想像以上の出来栄えです」。

 

 

床は杉材、梁や柱には県産材や集成材を使用。壁一面に施されたエゾマツの素地仕上げが美しく、心地よさを一層誘います。ソファから外の景色を見るために腰窓も低めに設定。四季を通じて、ほんのり陽だまりのような暖かさ、木陰のような涼しさ。そんなキモチいい暮らしに家族みんなが胸を躍らせています。

自由設計とデラックス仕様が魅力。「家事が楽しくなる家」の実現

天井やドアはすべて標準より高く設定、外観からは想像もつかない開放的な平屋建てに、ほっと癒やされるというのがM邸の第一印象です。

 

 

転勤で関東に住んでいるときに家を建てたいと思い、多くの完成見学会を見てまわったというご夫婦。「家がほしいと思っても値段が高く未知の世界でした。でもナンニチホームの住宅だけは値段を公開していて、グレードの高い設備など、これなら間違いないと思いました」と奥様。

 

 

「白を基調に明るくて広々と暮らしたい」。そのために、気に入った素材などは写真を撮って見せるほどの徹底ぶり。カタログの中から好きな素材を選んで自由にアレンジも可能です。和室には、丸い明かり窓の下に一輪の花を飾るのが奥様のあこがれだったとか。玄関からの光が差し込む格子戸、雲をイメージした形の照明を採用するなど、和の雰囲気を一層引き立てています。

 

 

家電製品が多いMさんの家は部屋ごとに収納も豊富。料理しながら子どもたちを見守ってあげたいという親心から、キッチンのすぐ横に子ども部屋を設けました。家事動線も同一スペース内にかない、音楽を聴きながらミストサウナが堪能できるお風呂も癒やされる空間。家族みんなが楽しくなる住まいが実現しました。

 

スタイリッシュな箱の家がかなえる、暮らしやすさ満載の広々快適空間

「家賃並みの価格で、狭小地でも駐車場までとれる設計」。ナンニチホームがそんなコンセプトのもとに、暮らしやすさをたっぷり詰め込んだ「S・cube」。霧島市分譲地の一角にスタイリッシュな箱型の2階建て3LDK、車3台分の駐車スペースを確保して誕生しました。

 

Nさんは双子の男の子を持つ子育て世代の4人住まいです。これまでも同社の戸建て賃貸住宅に住んできて、住み心地のよさは実証済みとか。「価格面、設備のグレード、どちらもナンニチさん以外では考えられませんでした」とご主人はいいます。構造には地震に強いパネル工法を取り入れ、フラット35S(20年金利引き下げタイプ)に対応。断熱性・気密性、換気システムともに高性能はもちろん、オプションがいらないほど充実したデラックス仕様に驚かされます。

 

1階のダイニングキッチンは天井やドアサッシを通常より高くゆったりスペースを実現。キッチンや洗面には使い勝手のいいキャビネットをふんだんに備え、音響システム付きの広い浴室では親子一緒にくつろぎの時間が過ごせます。ほかにも階段灯やセーフティプロモーション機能付きのドアなど、細かい配慮が行き届いたシステムに納得のご夫婦。子どもたちも思い切り走り回れる広々空間が大のお気に入りです。

 

モダンな6層構造、蔵のある住まい

「室内空間をもっと広く使いたい」。そんな多くの要望に応えたトータルハウジングの下伊敷モデルハウス「T-SPEC」。重厚な黒のガルバリウム鋼板に、木の温かな質感が調和したモダンなデザイン。高い耐震性、耐久性を備えた2×4(ツーバイフォー)住宅を追求する同社ならではの6層構造を取り入れ、広い空間を実現するためのさまざまな工夫が施されています。

 

 

玄関ドアの先には想像もつかないほど奥行き感があり、自由度の高い間取りが目を引きます。メープル材が素足に気持ちいい吹き抜けのリビングからは、空が眺められるよう大きなハイサイドライトを設置して、室内に陽光がたっぷり差し込む仕組み。あえて段差を設けたスキップフロアは隠れ家的で、くつろぐ隣で子どもたちが宿題をしたり、パソコンをしたり、大切な家族との時間がかなえられるというものです。

 

 

リビング横に大収納スペースというべき「KURA」(蔵)を設けたことも大きな特長。リビングにゆとりが生まれ、すっきりした生活空間を保ってくれます。庭先から出し入れすることもでき、自転車や趣味の道具などの置き場、愛犬などのペットコートにも利用できる広々スペースです。KURAの上にあたる中2階は和室として活用。個室でありながら、キッチンからリビング、外庭まで180度ぐるりと見渡せます。

 

 

2階は将来間仕切りもできるよう約11畳の子ども部屋を確保。バルコニー付きの寝室と奥様専用のメークルームも備え、ホテルのスイートルームのような優雅さが味わえるのも魅力的。まさに女性のあこがれを形にした理想の住まいといえます。

自然素材が生み出す快適な住空間。家族の健康を手助けする住まい

大胆に現した木の質感が、落ち着きと安らぎを感じさせるH邸。「友人が前迫建設で建てた家へ遊びに行き、空気感の気持ちよさに、この家だと思ったんです」。漆喰壁や音響熟成木材など、住まいに採用した自然素材の力で空気の浄化や調湿、脱臭を行うため、室内の空気はいつでも爽やか。「特に脱衣所の湿気をほとんど感じなくなりました」と奥様。小学生の息子さんのアレルギー性鼻炎の症状がいつの間にか軽くなったことも実感されています。

 

平屋建てながら、大屋根を生かした吹き抜けや勾配天井が特徴的。スペースを有効に使える引き戸を多用したり、降灰時を考えたサンルームを備えていたり、機能性もたっぷり。中廊下を境に、パブリックとプライベートを住み分けられる間取りも、快適に暮らすためのポイントです。

フロアをつなぐ吹き抜けが、家族の会話を弾ませる

陽光を浴びてひときわ輝く白い箱。独創的な発想で楽しさとデザイン性にあふれたA邸は、同社に勤める一級建築士の奥様が自ら設計。「やりたいことを詰め込んだ」住まいです。

 

1階LDKはメープル材と漆喰の大空間。吊り天井をなくして建具をいっぱいまでのばし、照明を埋め込んでフラットな面を生かしたことでさらに広く感じられます。リビング階段と吹き抜けのある南東側に設けたFIX窓からはたっぷりの採光。「南東側に吹き抜けがあると、冬の冷気が下りにくいんです」と奥様。

 

小さな子どもが2人いるのにもかかわらず、室内はすっきり。その秘密はキッチンにありました。アイランドキッチンの背面側の壁は、なんと全面が収納。食器や食品はもちろん、冷蔵庫や炊飯器、勝手口まで引き戸の向こうに隠しているのです。「来客があるときは扉を閉めて、生活感を丸ごとしまえます」。生活感を抑えた工夫は、家族と来客それぞれのルートを確保した玄関にも。家族側の入り口に置いた洗面台は、帰宅してすぐに手洗いうがいができる仕組みです。

 

洗濯物は2階のバルコニーに。悪天候でも広めにとった南西向きの脱衣所に干すことができるので安心です。サニタリーや浴室も同じフロアに置いたことで、プライベートを2階に集中させることができました。

 

遊びスペースを散りばめた、のびのびとした子育てを楽しむ家

「気持ちがいいから、木の家に住みたかった」。日曜大工が趣味で、木の温かな風合いに魅せられたご主人と奥様、2人の娘さんが暮らすN邸は、杉や桧といった自然木を贅沢に配した大らかな雰囲気が特長です。

 

 

こちらを訪れたのは、完成直後でまだ家具が搬入されていないとき。広々としたLDKを眺めながら、「キッチンの前にはダイニングテーブルを置かず、スペースを広く使おうと思っています」と奥様。幼い娘さんのために走り回れるくらいの空間をとり、のびのびとさせたいと続けます。ほかにもご主人が「遊びスペース」と名付けたロフトや、キッチン横のワークスペースなど、子育て世代が参考にしたいポイントが満載。ビルトインガレージを選んだのも、雨の日に子どもたちが遊ぶことができるからという理由からだそうです。もっともこだわったロフトは、娘さんが習っている「五ツ太鼓」の練習にも使う予定。家族の気配を互いに感じながら穏やかに過ごすNさん一家の様子が目に浮かびます。

 

 

収納の充実ぶりも必見。階段下、ワークスペース下といったデッドスペースのすべてを有効活用し、ワークスペースの可動棚をはじめ、作り付けの家具も豊富。凹凸のない空間ですっきりとした暮らしを送れそうです。

リビングから見えるガレージで趣味のカーライフを満喫

ビルトインガレージを備えたS邸。敷地内にはもう1棟、同じ色のガレージが建っています。中に収められているのは自慢の外国車やカヌー。多趣味なSさんの家づくりは「数台ある愛車を保管できる家がほしい」というとてもユニークな理由から始まりました。

 

Sさんの趣味を踏まえて集建が提案したのは、リビングの横にガレージを据えたプラン。二つの空間の間に小さなFIX窓をいくつも並べ、室内から愛車を観賞できるようになっています。大好きな車を身近に感じられるため、「自然とリビングで過ごす時間が増えた」と話すSさん。ガレージには断熱処理を施していませんが、小窓にペアガラスを採用したおかげで室内はいつも快適です。

 

キッチンを独立させたことで、リビングは生活感を抑えたスタイリッシュな空間に仕上がりました。お酒専用の飾り棚を備えたバーカウンターは、ご友人にも好評のようです。キッチンに立ったときの顔の高さに設けた引き違いの小窓は、間仕切りの向こうのリビングにつながり、会話しながら料理をすることが可能に。見せたくない部分を隠しつつ、コミュニケーションを育むひと工夫は、家族が増えたあとの暮らしにも役立ちそうです。

 

自然の光、風を味方にしたパッシブデザインの住まい

春になると菜の花に包まれるM邸。そんな季節の彩り豊かな環境や、自然からもたらされる光や風を積極的に取り入れたつくりが特長です。例えば、玄関ドアや室内のシェードは菜の花の黄色をアクセントに。隣接する林からの涼しい風を取り入れる地窓、天井にこもった熱い空気を上昇気流で追い出すチムニー(煙突)を使い、機器に頼らずとも、ほどよく心地よい暮らしを実現しています。

 

無駄を省き、「使いきれる」ことをテーマにした間取りはとてもコンパクト。勾配天井と吹き抜けを生かした2階まで一体感のある住空間は、家族がどこにいても気配を感じられ、コミュニケーションを取ることが可能。2階個室も上部ではすべてつながっています。収納扉のデザインで奥に部屋があるように見せるなど、視覚効果で広く感じさせる工夫も。

無駄のない間取りと収納計画で、広々としたゆとりある暮らし

国道から山手に入った閑静な住宅地に、念願のマイホームを手に入れたHさんは、夫婦と2人の娘さん、そしてもうすぐ生まれてくる赤ちゃんの5人家族。新居の設計途中で3人目の妊娠がわかり、当初のプランから増築を考えられる間取りへと変更することになりました。

 

 

Hさんがマイホームに求めたのは明るさと収納の多さ。南側に設けた採光窓からの光が室内を照らすリビングは、十分な明るさを確保しています。洗濯室や浴室は当初、玄関側の出入り口を予定していましたが、外からの視線に配慮してキッチン側に。結果的に最短の家事動線が実現しました。「以前の家は移動するたび『ちょっとごめん』と声をかけるほど狭かったけれど、新しいキッチンは広くて使いやすい」と奥様。階段横や玄関の土間収納など大容量の収納力にも満足げです。

 

 

もう一つ、Hさんが希望したのが「動物と一緒に暮らせる家」。特に猫が好きで、新居が完成したら家で飼うことを決めていたそうです。ペットの気になるにおいは、消臭効果がある壁紙でクリア。玄関とリビングの2カ所には猫専用の出入り口を設けました。新しい家族を迎える準備は万端。家族5人と猫たちのにぎやかな暮らしが待っています。

太陽と風が溶け込む暮らしが教える、本物の素材でシンプルに造る贅沢

新居を建設するにあたって希望のイメージをしっかりと持っていた奥様。あとは家づくりのパートナーを見つけるだけでした。ある日、ご主人の実家の近くに「良い感じの家」を発見。「自然素材を使っていて、開放感があって、センスが良さそうと感じたんです」と奥様。その家を手掛けたのが平川工務店でした。「趣味や暮らし方から希望をくみ取ってくれて、相談もしやすかった」と楽しかった家づくりを振り返ります。

 

玄関ドアを開けるといきなりLDKに直結。間仕切りを最小限に抑えたユニークなレイアウトは、室内に心地良い風の通り道を作っています。収納を中心に各スペースを回れる回遊的な動線にも注目です。床、壁、天井のすべてが杉材ですが、異なる仕上げにしているので表情が豊か。夫妻のセンスの良さがうかがえる家具や雑貨との相性も抜群です。

 

東西に長い建物にしたことで南側に採光部をたっぷりと取ることができ、一日を通して光と広がりを感じられる仕組み。窓の位置は柱が立った現場を見て、ご夫婦の目線に合わせて高さを設定したそうです。ほかにも手持ちの家具のサイズに合わせた設計など、希望をフレキシブルな対応でかなえた理想の家に、お二人も大満足の様子です。

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