Iさんが家づくりを考え始めたのは3年前。それからさまざまな雑誌やパンフレット、展示会に出掛けては間取りを書いたりする日々でした。実は、Wiz Houseと出会ったのはSU・MI・KAがきっかけ。自分たちが思い描いていた家がそこにあったと言います。
大きな梁を巡らせた吹き抜けのリビングは、見上げると子供部屋の開口が二つ。中2と小4の息子さんは、個室を喜びながらもその窓を閉めたことがない様子。家族の気配が安心感につながっているのでしょう。そして、リビングに設けた小上がりは、壁一面がミニチュア電車の展示場に。家族旅行でも電車の日を設けるほど、電車好きな息子さんたちのために飾り棚を作ってもらいました。気持ちいい畳敷きは絶好の昼寝スペースとなり、ちょっとした休憩に重宝しているそう。飾り棚は子供部屋にも作られ、それぞれのコレクションが並べられていました。使いやすさが熟考されたキッチンは、それまで料理したことがなかったご主人も立つように。庭の自家菜園の産物を使うのが最近の楽しみのようです。
プランを決めるときは、同社が手掛けた家を何カ所も家族で見学しました。着工後も基礎工事の様子を何度も確認。そこで生まれた希望や理想を設計担当に伝え「妥協が一つもない、大好きな家ができました」。そんな今の次男の夢は大工さんか建築士なんだとか。
郊外ののんびりとした環境に立つ脇田邸。一見すると、シンプルな総2階ですが、そこは住まいる玄の手がけた住宅。ひと味もふた味も違います。まずは、角を面取りしたように斜めに据え付けられた玄関。なかに入ると予想以上にゆったりとしています。階段下のスペースをうまく生かし、さりげなくゲストと家族用をセパレート。すでにここから心地よい木の香りに包まれるのもうれしい驚きです。
住まいづくりを考え始めたころ、瓦職人の友人にアドバイスを求めて紹介されたのが同社でした。モデルハウスを訪れて、「本物の木をたっぷり使った温かみのある雰囲気や清々しい空気感は、私たちが理想としていた家そのものでした」とご主人。もちろん、脇田邸にもふんだんに無垢材を使っています。杉のうづくりの床板や桧の板壁。珪藻土の塗り壁と組み合わせてバランスよく仕上げた室内空間は、見た目も空気もスッキリと感じられます。
1階は「オープン」をキーワードに、玄関ホールからLDK、和室までつながりのある間取り。特にLDKと和室はストレートの配置で奥行きがあります。この広さにこだわったのは、ご主人がプロのダーツプレーヤーという理由もありました。「リビングで練習できるよう、公式距離の299㎝を確保したかったんです」。また、玄関ホールとダイニングには吹き抜けを採用。縦へ視線が抜けるので、コンパクトながらも開放感があります。2階の子ども部屋も間仕切りを設けずオープンに。成長に応じて個室を設けるプランです。
道路に面した北面に玄関があり、一見すると閉鎖的なイメージのモデルハウス。しかし、中へ入ると印象は一変します。南面をたっぷりと使ったLDKは明るく開放的。窓の外には濡れ縁と庭を設け、プライベート感のある空間に。あえて隣家が立つ南面に開いたプランにすることで、程よい距離を取り、団らんを気兼ねなく楽しめるスペースになっています。家族の絆を深めるリビング階段は、子育て世代への提案の一つ。また、家事動線に配慮した間取りも、実際に体感してほしいポイントです。玄関からストレートでつながるキッチンは、2歩で脱衣所へ。これなら効率よく家事をこなせそうです。
1階の室内壁と天井は、もう一軒の同社モデルハウスでも採用している多機能な塗料「ガイナ」仕上げ。2階には自然素材を用いた珪藻土クロスを使っています。収納の内側はキリ材を用いるなど、細やかな気(木)遣いはさすが。やはりここでも、室内の空気環境を整えることが住まいづくりのベースです。「長く暮らす場所だからこそ空気の質にこだわりたい。間取りやデザインは、施主の好みに対応できますよ」と同社スタッフ。空気環境から考える住まいづくりをここで感じてみてください。
県民住宅が住まいづくりを始めて41年。その集大成として2011年4月にデビューしたのが「こらぼの家」です。大きな特長は、早稲田大学と共同開発した独自の制震装置「コラボパワー」を採用していること。実際にこのモデルハウスを訪れると、窓や間口といった開口部分にダンパー(コラボパワー)が取り付けられているのが分かります。これが地震の動きを受け止め、熱エネルギーに変えて吸収し、震動を軽減。木造住宅の特性に配慮した構法で、建物の強度(耐震性)を高めながら、揺れを減衰する(制震性)という二つの安心を備えているのもポイントです。
同社の住まいづくりに欠かせないのが、空気を汚さない室内環境。無垢の木を使うことで、木が本来持つ調湿作用などの機能を住まいに取り入れています。ご覧の通り、室内は構造材をふんだんに表した空間。玄関のドアを開けただけで、木の香りがフワッと漂うほどです。さらに、住まいの外壁や室内壁に使った塗料は宇宙ロケットにも使用されている優れもの。高い遮熱性、断熱性があり、消臭、防菌、透湿といった多くの機能で、省エネや空気の浄化にも貢献しています。
バリ島のリゾートの雰囲気が好きな橋口夫妻。2年前、そろそろマイホームをと考えたときに、かねてより交流のあった田川組の一丁田さんの自宅を見せてもらったそうです。「木目を生かした壁や珪藻土の塗り壁、チークの床など気に入ったところがたくさんあって家づくりをお願いすることに。これらはわが家にも採用してもらっています」。落ち着いた色調の床は手持ちのアジアンテイストの家具との相性が良く、ステンドグラスやアンティーク調の照明も快適な住空間に彩りを添えています。「住み始めてまだ2年ですが、もうずっと住んでいるみたい。居心地が良いので、以前よりも家で過ごす時間が増えました」と声をそろえます。
夏場はエアコンをつけずに網戸で過ごしたいという橋口さんにとって、風通しの良さも大切なポイントでした。そこで同社が取り入れたのが、リビングの掃き出し窓とキッチンの窓、また吊り収納の下部に設けた小窓など、あらゆる方向へ風が抜ける設計。「外を見ながら料理をしたかったので、流しの前に窓をつけたのは正解でした」。キッチンをあえて対面にしなかったことで、LDKの空間がさらに広く感じられるようになっています。
田園風景にひときわ映える、赤と黒の外観。すっきりとした箱型のフォルムに、ポイントの丸窓が効いています。ダークブラウンと白を基調としたリビングは18帖と広く、2面の開口部からの光が室内を明るく照らします。こちらもやはり赤がアクセントに。コンセプトカラーがバランスよく配置された住まいは、「どこにもない、オシャレな家にしたい」という夫婦の希望をそのまま形にしています。
夫婦と長女、長男の4人で暮らす家を探していた福元さん。はじめは家を建てる予定はなかったそうですが、「20代からの家づくり」を提案していた三洋ハウスに興味を持ち、思い切って決断。同社のモデルハウスを参考にしながら、理想の住まいへの構想を組み立てて行きました。特に気に入っているのはキッチンと浴室・洗濯室、玄関、リビングをぐるりとつなぐ回遊性の動線。自由度の高い流れが奥様の家事を助けます。スペースに余裕のある洗濯室には、すぐに取り出したい衣類をしまっておける棚を作り付けました。
大きな収納力も福元邸の魅力の一つ。「本当に便利」と奥様が太鼓判を押す2階廊下に設けた2つの収納面は、布団におもちゃ、書籍などを収めるメイン収納として使っています。
大きな窓から周囲の緑を楽しめる大窪篤志建設のモデルハウス『風の森ひだまり館』。コンセプトは「自然を取り入れた健康で快適な家」です。自然に還る素材にこだわり、建てるときも住んでからもエネルギー消費の少ないコンパクトで使い勝手のいい間取り、若い世代でも手に入れられる価格設定にも配慮しました。
杉や檜、シラス壁など鹿児島県産材を100%採用した心地よい空間も魅力。自社で製材しているので、6m材をふんだんに使えるのも大きなメリットです。端から端までを一本の木でつなげる6m材を多用することで継ぎ手を作らず、強度を高めています。高断熱はもちろん、高耐震の造り。長く安心して暮らせるための提案を行っています。
ここでは、太陽光を利用したOMソーラーを採用しています。冬は床下からゆっくりと家全体をあたため、夏は放射冷却によって冷えた屋根から涼しい空気を室内へ。このシステムを利用することで、一年を通じて自然の新鮮な空気の中で過ごすことができます。また、床下には薬剤を使わず、炭(ヘルスコキュアー)を塗ることで害虫の侵入を防止。マイナスイオンや電磁波を考慮した住設も着目です。
7年前に住まいづくりを考えた際に第一候補だったナンニチホーム。ご主人の転勤で一度は白紙になったものの、2年前に再度地元へ。「他のハウスメーカーもたくさん見ましたが、やっぱり…」と顔を見合わせるNさんご夫婦。予算や工期、アフターメンテナンスなど、総合的に検討した上での決断でした。住宅設備なども、上質なアイテムが標準仕様で付いてくる点も決め手の一つに。「そして何より、社長をはじめとするスタッフの皆さんがアットホームな雰囲気を持っていること。細かなところまでしっかりコミュニケーションが取れたので、納得・満足の住まいづくりができました」。
デザインにこだわったN邸のテーマは開放感。リビングには吹き抜けがあり、2階のプライベートフロアとの一体感を演出しています。デッキへの掃き出し窓は二つとも引き込み式。大きな開口を得られるので、リビングやキッチンからの視界も広々です。作り付けの収納を増やし、空間にモノが出ないようにしてあるのもポイント。インテリアや外観には北欧テイストを加え、クロスの配色やモール、窓、建具のデザインも一工夫されています。照明や2階の洗面台は奥様のセレクト。標準仕様ではありませんが、フレキシブルな対応でそれぞれが個性を出せるのも同社の魅力と言えそうです。
玄関ホールに入ると、奥から元気な子どもたちの声が聞こえてきます。小学5年生のお兄ちゃんを先頭に3人の妹たちが、にぎやかにお出迎え。Kさんご夫婦が住まいづくりに踏み切ったきっかけは、家族への思いからでした。一番下の娘さんが生まれることになり、子どもたちをのびのびと育てたい、という気持ちが強まったからです。
リサーチを重ねるうちに『ソラマド』というキーワードと出会いました。「ソラマドってなに? どんな家?鹿児島でも建てられるの? と調べるうちにベルハウジングにたどり着きました」。暮らしの器としてライフスタイルの変化に対応し、住む人が自分たちらしい環境に作っていけるソラマドのコンセプトは、ご夫婦が思い描く暮らしにもぴったりでした。平屋建てで、みんながあつまるところを中心として、すべての空間が大きな窓でつながっています。それぞれの部屋にいても、家族のぬくもりが伝わる心地よさ。思い思いの場所でくつろいでいても、キッチンからの「ごはんよ」の声でみんなが集まる。そんな日常のワンシーンに、奥様は「ソラマドにしてよかった」と実感するそうです。
みんながあつまるところとつながるソラマドデッキは、子どもたちの遊び場としても、ゲストを招いた食事会の時も大活躍。「天気の良い日はデッキにラグを敷いてみんなでおしゃべりをしたり、お茶を飲んだり。涼しい夜は友達同士、冷蔵庫の食材を持ち寄ってバーベキューを楽しんでます。外であっても程よくプライベートがたもたれているので、使い勝手がいいんですよ。」
漁師という職業柄、船で過ごす時間が長いため、なかなか家づくりを決断できずにいた川畑さん。そんなご主人がついに新居を決意。パートナーは、口コミで評判を聞いていた福来工房です。同工房のこれまでの作品を見て「ここなら任せられる」と直感。「圧迫感のない家」「家族が増えたときのために個室も用意して」という要望を託しました。
完成したのは、自然木や珪藻土といった健康素材を使い、伸びやかな空間が広がる平屋建て。間仕切りを外せばLDKと和室、隣接する個室までがひとつながりのスペースとして使えます。「どこかで使ってほしい」とリクエストを出していた桧もキッチンの下がり壁のポイントとして納まりました。完成した新居を見たご主人は大満足。長旅で疲れた体と心を癒やしてくれる我が家です。
白一色のシンプルでスタイリッシュな外観。その中に隠れていたのは、家族が楽しく暮らせるさまざまな工夫でした。明るく広々とした玄関ホールの奥にあるのは、大きなスポーツ用品やアウトドアグッズなどもゆったりとしまえる収納スペース。趣味や遊びを楽しむアクティブな家族にぴったりです。リビングダイニングを望む対面式キッチンの横には作り付けのデスクと棚、伝言ボードがあり、料理をしながらここで勉強する子どもと会話したり、家事スペースにしたりと多様な使い方ができそう。散らかりがちな本や雑誌などもここに指定席があると、リビングはいつもスッキリです。
2階に上がるとなんとも不思議な空間が。二層に分かれた下の部分は子どもが立てるくらいの高さで、ちょっとした隠れ家風。しまいっ放しになりがちな家族の思い出の品々を飾る「思い出カプセル」に、というのが国分ハウジングの提案です。
家事動線はデータに基づいて設計。機能性にもこだわり、食洗機、エコキュート、雨でも安心な浴室乾燥機とインナーバルコニーなども標準装備。また、花粉などを99・8%遮断できる24時間換気システム(ecoIi工法)を導入し、家族の健康にも配慮。快適な暮らしが実現しそうです。
「子育て支援住宅」をコンセプトにした国分ハウジングのモデルハウス。家事が楽になるうれしい工夫や機能が至るところに盛り込まれています。
広々としたLDが見渡せる対面式のキッチンには食洗機と作り付けの食器棚を標準装備。キッチンカウンターや換気扇も汚れにくい仕様で、お手入れの手間が省けるのも忙しい奥様には大助かりです。キッチン横には浴室・洗濯室を設けるなど、家事動線もスムーズ。共働き家庭にとって一番気になる洗濯物も、2階の主寝室奥に設けられたインナーバルコニーや浴室乾燥機のおかげでいつでも干すことができます。収納も多く、スッキリ暮らせそう。
もう一つの特長は、24時間家の中の空気をきれいに保ってくれる全熱交換型換気システムを取り入れていること。隙間なく吹き付けられる発泡ウレタンの断熱効果も加わって、室内は一年中快適です。床には素足でも心地よい杉の無垢材を使用。子育て世代にうれしい健康住宅が実現しました。
ユニークなのは3階部分に作られたバルコニー。周囲の家よりも高くなっているので周りの視線が気にならず、家族でバーベキューを楽しんだり、夜空を眺めながらビールを飲んだりと楽しみが増えそうです。
霧島市国分向花地区に完成したロイヤルホームのモデルハウスは、パナソニック電工開発の「テクノストラクチャー」工法で建てられた家。木と鉄骨の複合梁や高強度の接合金具を使用し、耐震性の最高ランクを示す耐震等級3を取得した長期優良住宅です。柱と柱の間を最大6mまで、天井の高さを最大2.8mまでとることができ、自由な間取り設計が可能。こちらで見られる設備のすべてが標準仕様で、床材から建具まで、安心して使えるパナソニック製です。
夫婦と子ども、4人暮らしを想定。家族が一緒の時間を過ごす16帖のLDKは和室と続き間になっており、収納型の引き戸を開放すればさらに広さが生まれます。来客時など、人数が増えても圧迫感は一切なし。大きな開口部と基調色の白により、大満足の明るさも確保しました。
リビング階段を上るとプライベートルームが3室。主寝室には2帖半のオープン収納を確保しました。扉のある収納は湿気がたまりやすい場所ですが、こちらではすべてのクローゼットや納戸の壁面に調湿効果のある珪藻土配合の壁材「しつど番」を張っています。すっきりとした意匠のなかに便利な機能を散りばめたモデルハウスには、理想の家づくりのヒントが満載です。
緑が残る静かな住宅地にあるH邸。リビングに通されると、開放感のある空間に驚かされます。途中に柱がないため、見通しがよいのも広く感じられる理由の一つです。こんな大空間を確保できるのは、H邸の住まいがパナソニック電工の開発したテクノストラクチャー工法を採用しているから。木と鉄を組み合わせ、梁を強化することで、縦にも横にも広い空間を実現することができます。震度7にも耐える構造強度を誇るのも大きな魅力です。
「子どもが増えることが分かり、思い切ってわが家を建てることにしたんです」と奥様。他メーカーに決まりかけていたところで、タマルハウスのモデルハウスを見学。広々とした造りに「ここだ!」とご夫婦の意見が合ったのがきっかけになりました。同社で採用しているのはメーターモジュールサイズ。そのため、一般の住宅よりも間口や通路幅などが広くなります。「家族5人が集まるリビングは特にゆったりさせたかったので」と、生後4カ月になる娘さんを見つめてにっこり。まだ動き回ることはできませんが、ハイハイをしだしたら視界の広い対面式キッチンやゆったりしたリビングダイニングが大活躍しそうです。
白を基調にしたクロスやフローリングはご主人のセレクト。パブリックな1階フロアは明るく、プライベートフロアとなる2階は床をブラウンにして落ち着きを演出しています。空間に応じて雰囲気を変えると、暮らしにも自然とメリハリが生まれます。
桜島が間近に迫る黒神地区に暮らす栄元さん。退職を迎え、新しいライフスタイルを楽しもうと建てたのがこの住まいです。
「人が集まれる家に」と、間取りもゆったり。ポイントは、LDKと隣接する2間の和室。普段は襖で間仕切りをしていますが、それをすべて取り外せば、L字型の大空間が現れます。納戸には外した襖を収納できるスペースも確保。抜かりはありません。すでに栄元さんを慕う地域の人たちの交流の場にもなっているようです。窓から桜島を眺められる主寝室には書斎が備わり、仕事部屋の役割も。
室内だけでなく、造りにも様々な工夫が施されています。まず降灰対策として雨樋がありません。屋根に積もった灰が雨で流れやすいよう、陶器瓦を採用。雨と灰はコンクリートの溝に直接流れ落ちる仕組みです。跳ね返りを考慮して、庇を長めに出してあるのも特長の一つ。また、地盤改良や爆発時の空振など、この土地ならではの対策も。標準仕様でも間柱を密に入れるなど、構造体に定評のある森建設。栄元邸もすっきりとした見た目とは裏腹に、骨太で堅牢な造りとなっています。これなら、夏休みなどに遊びにくるお孫さんたちも安心。栄元邸はこれからますます、賑やかな場所になりそうです。
ご実家の建つ土地が区画整理にかかり、換地後に家の建て替えを考えていたIさん。「『せっかく建てるならいい家を』と母も楽しみにしていました」と振り返ります。しかし家づくりがスタートする前にお母さんは他界。高台の住宅街に広い土地を購入し、託された夢をかなえることになりました。
新居のイメージに描いていたのは「日本の古い家」。かつてご両親が旅館を営んでいたこともあり、和の趣を取り入れたいと考えていました。その雰囲気を表現する一つの要素が焼き杉の床。必要な油分やエキスを残しながら乾燥させた「音響熟成木材」のうづくり床は、展示場めぐりをしていたご主人がMARUWAのモデルハウスで出合い惚れ込んだ素材だそうです。「いろいろなモデルハウスに8回くらい通いましたが、そのたび理想の形に合致。『何もかもが正解』と感動したことを覚えています」。お気に入りの和室には今では珍しい船底天井を採用し、ご両親の思い出の品々を飾っています。「姿は見えないけれど、いつでも二人を思い出すことができます」。
家ができていく様子を見るのが楽しくて仕方なかったというIさん。「次の世代へ引き継げる家になりました」と大満足の様子です。
「はじめはログハウスにしたかったんです」と笑うIさん。家族そろってアウトドア派というだけあって、自然を感じる家にしたかったと話します。そんなIさんがMARUWAを家づくりのパートナーに選んだのは、健康に配慮した家づくりをしていることが大きな理由でした。「引っ越してからは子どものアレルギーが出なくなって、観葉植物も生き生きしている。本当に驚いています」と環境の良さを実感している様子です。
家族の健康を守る空間は、同社が使用している「幻の漆喰」「音響熟成木材」「竹炭入り清活畳」に秘密があります。光・熱触媒の効果で通常の漆喰を上回る吸着・分解機能を持つ「幻の漆喰」は、鳥インフルエンザのウイルスをほぼ死滅させる効果があることが鳥取大学の研究センターで証明されたばかり。シックハウス症候群対策のみならず、インフルエンザ対策にも一役買ってくれそうです。クラシック音楽を流しながら乾燥させた「音響熟成木材」は調湿、防菌に力を発揮。必要な油分やエキスが残っているので、木そのものが健康な状態です。「肌触りが気持ちいい。木の床は足元から温めてくれるので、とても気に入っています」。快適な空間を生み出す工夫で、夫婦の願いがかなえられました。
閑静な住宅街の中にあって、ひときわ目をひく片流れのモダンなシルエット。家族4人が暮らすS邸の住まいづくりのテーマは〝シンプル&スタイリッシュ〟。中空に突き出したデッキはフォルムに楽しげなリズムと奥行きをもたらし、枕木が並ぶアプローチには子供の背丈ほどのヒメシャリンバイがそっと枝葉を広げています。
室内は白とブラウンを基調とし、木のぬくもりと質感をほどよく配した心地のいい空間。開放的な間取りはいつでも家族の気配が感じられ、同時に内と外、静と動、くつろぎ空間と家事空間とのつながりを効果的にしつらえています。2階リビングからひと続きになった南側のデッキは、青い空をとびきり近くに感じる憩いの場。デッキへの打ち水を兼ねて、火山灰の洗い流しと芝生への水まきが同時にできると好評です。
「もともと家を建てるつもりはなかったのに、一度決めたあとはまったく迷いがありませんでした」という奥様。きっかけとなったのは、昨年の秋にご主人がたまたま参加したSin工房の家づくりセミナーでした。同社が提案する「人と環境にやさしく、アレルギーの心配のない家づくり」に共感し、家を建てることを即決。土地もご主人自ら探してきたそうです。
そんなご主人の強い思いもあって、K邸は集成材やクロス、ボンド、サイディングなどをまったく使わず、杉の無垢材やスペイン漆喰、無農薬の畳などこだわりの自然素材だけでつくられた究極の健康住宅となりました。建具や収納家具も既製品は一つもありません。クローゼットの中にある棚板なども、すべて大工さんが現場で一枚ずつ杉板をニカワ糊で貼り合わせて作ったものだとか。
木の香漂う清々しい空間を守るのは、外断熱材と内断熱材をダブルで使った厚さ17㎝もの壁の上からセラミック入りの塗料を塗ったトリプル断熱。外熱を約70%遮断するので、エアコン1台で家中が快適。防音効果も高く、室内は静かです。
ログハウス風の外観が目を引くK邸ですが、室内にもさまざまな工夫と技が凝らされています。玄関とLDKの間の扉に使われているのは、奥様が自らインターネットで探して取り寄せたという美しいステンドグラス。職人手作りのキッチンは見た目にも美しく、機能性も抜群です。2階には将来的に二つに分けられる個室が一つ、あとは家族の共有スペースになっています。
懐かしさを感じさせる土間のつくりに、見晴らしのいい2階リビング。遊び盛りの男の子3人と愛犬1匹が走り回るにぎやかなM邸は、家族一人ひとりの住み心地を大切にした完全自由設計のモダンな佇まいです。
家づくりのきっかけは、クオリティホームの橋口貴社長ご夫妻との出会いから。「設計から素材、仕様、機能まで完全自由設計の『ゼロプラン』でつくってもらったので、手づくり感が高く、住み心地が最高です。臨機応変に対応してくださり、思い描いた通りの家になりました」。建築科卒業のご主人だけあり、要望は人一倍だったとか。
和気あいあいとした雰囲気で始まったプランづくりで、絶対譲れなかったのが「2階リビング」。ダイニングとリビングを同じ目線にするため、腰掛けられるよう段差を設置。その下の小窓から1階の子どもたちといつでも話せるというアイデアも光ります。作り付けキッチンの横には大きな窓を採用。隅々まで光が届くLDKで、奥様も大好きな菓子づくりに腕を振るっているそうです。
1階の子ども部屋は、間仕切りしても自由に行き来できるように、玄関から土間をつなげてあります。靴を履いたまま杉床に腰掛けられ、縁側にいるような居心地に。子どもたちもその開放感に大満足の様子です。
息子さんにアレルギー性皮膚炎があることから、「家を建てるなら健康重視」と考えていた福澤さん。ご主人の後輩の新築祝いで前迫建設を知り、音響熟成木材や幻の漆喰、清活畳のよさを実感したそうです。
間取りは暮らしやすさと使い勝手を考慮して、ご夫婦が基本プランを提案。誰もが遊びに来たくなる住まいをコンセプトに、リビングと和室は一体感を持たせた作りになっています。玄関から和室に直接行ける動線、トイレも和室の近くに設けるなど、家族だけでなくゲストへの気配りも。うづくりの床や、腰壁、天井板なども焼きを入れて木目を際立たせたものを採用して、古民家風に仕上げました。ふんだんに用いた自然素材とご夫婦の感性が光る住まいが、家族の新しいライフスタイルを彩っています。
夫婦と子ども、奥様のお母さんで暮らすため、霧島市内の温泉地にマイホームを完成させたAさん。落ち着いた和の雰囲気が好きで、それをかなえてくれる工務店を探していたところ、神社の工事も手掛けるなど和のしつらえが得意なムラオカを、知人から紹介されたそうです。Aさんが蓄えていた風水の知識も取り入れながら、家づくりは進められました。
共用の玄関から中へ入ると、豪華絢爛な迎え床と、差し色に朱色を効かせたホールが現れます。1階は、お母さんのスペース、2階は子世帯のスペース。お母さん専用のダイニングキッチンも設け、2世帯が気を使うことなくのびのびと暮らせるようにしました。家族みんなで食事をするときは、お母さんのダイニングがコミュニケーションの場として活躍。浴室、サニタリー、洗面室は、1階の居室を起点に最短の動線を描くようにレイアウトしました。
一方、「友人を集めて宴会ができるように」という希望を受けた子世帯のリビングは、天井高を従来よりも15㎝上げ、和室とつなげて使える17帖の大空間に。黒を基調に構造材を現した古民家のような趣が、高級感と安らぎを同時にもたらします。
「丈夫で長持ちする暖かい家」をテーマに、安くていい家を提案している同社。暮らしに必要な住宅設備などもすべて含めた、分かりやすい価格表示も魅力の一つです。大工や左官も社員ということで建築中の変更や相談もしやすく、満足度の高い住まいづくりを実現。さらに完成後30年間にわたり、アフターサービス専門スタッフによる定期点検(全12回)を無料実施しているのも大きな特長です。これは同社が住まいづくりに対して自信を持っている証し。一生に何度もない買い物だけに、建ててからも安心して頼れる心強さは代え難いもの。口コミで訪れる人も多く、お客様の半数以上がすでに建てたオーナーからの紹介というのも納得です。
買い物や交通アクセスに便利な住宅地に立つ分譲モデルハウスは長期優良住宅の折り紙付き。ハイドアを採用したゆとりある作りで、4人家族をモデルとした4LDKの間取りになっています。床材には無垢材を使い、ナチュラルで温かみのある雰囲気に。玄関にはシューズクロークを備えている他、動線や使い勝手に応じた収納も配置。ニッチや飾り棚といった遊び心のある演出は、自由設計で建てる場合にもオーナーの要望で取り入れることができます。
以前は借家住まいだったGさん。使い勝手の悪さに加え、湿気やカビにも悩まされていました。娘さんの誕生をきっかけに、本格的な住まいづくりを始動。「地元に根付いた仕事をしている会社で、自由設計もかなうという話しを聞き、ハウスサポートにお願いすることに決めました。まずは平屋で建てられる土地探しから依頼し、決まった土地に合わせてプランを詰めることに。「平屋建てを希望したのは、歳をとってからの二人暮らしを前提としたから。長く、快適に生活できる家にしたかったんです」と奥様。
家の中で一番長い時間を過ごすのはリビングダイニング。そこで、G邸ではどの部屋へもリビングからアクセスできる間取りを実現しました。和室は続き間として使える配置で、キッチンもゆとりのある広さを確保。家事はもちろん、日常の生活でもスムーズな動線をかなえています。また、バリアフリーの採用で室内に段差はほとんどありません。幼い子どもから年配者まで過ごしやすい配慮で、将来もあまり手を加えずに暮らせます。インテリアは白が基調。テレビボードやラックの色も統一して、すっきりとした印象です。オープン棚やニッチなど、作り付けの収納棚で室内空間をすっきり見せているのもポイントです。
幹線道路から少し入った静かな住宅街に、技建の新しいモデルハウスが完成しました。奥様が1日の中で長い時間を過ごすキッチンを中心に設けるこの家は、ダイニングとリビング、和室を見わたせるだけでなく、サニタリーやウッドデッキ、玄関、個室へ最短で移動できる、奥様にうれしいレイアウトが特長です。
LDKの床はウォールナットの無垢材。梁や造作家具もダークブラウンで統一し、モダンな雰囲気に仕上げました。その一角に設けたフリーカウンターは、PCコーナー、子どもの勉強スペース、ミシンやアイロンがけができる家事スペースと、使う人によって役割を変えるフレキシブルな空間です。前面にはコルクボードも設け、機能性を高めました。一方で寝室や子ども部屋の床にはパイン材を採用し、明るい色調でまとめました。部屋によって印象ががらりと変わるしつらえは、日常にメリハリを与えてくれそうです。また、屋外の時間を楽しむための仕掛けも。ダイニング側に設置したウッドデッキは、ウッドフェンスによって通りの視線から守られており、洗濯物を干したりバーベキューパーティーを開いたり様々なシーンで活用。タイルを敷いたリビング側のテラスは子どもの遊び場としても活躍します。
山や小川、畑など里山の風景に包まれた山田邸。現代的な機能性を持ちながら、周囲の自然にとけ込む趣ある住まいが完成しました。もともと、和を感じさせる文化や建築が好きだったというご夫婦。様々なハウスメーカーのモデルハウスや見学会に行き、心に留まったのが東村住建の住まいでした。そこで京都の桂離宮などの話しが出て東村社長と意気投合。「ここなら想い描いたイメージが形にできると思ったんです」とご主人。
その言葉通り、山田邸にはご夫婦のこだわりと感性があらゆるところに盛り込まれています。まずはアプローチから。アーチのようなヒトツバの枝をくぐると、玄関までは踏み石が続きます。季節ごとに彩りを添える庭木を眺めながら進んでいく楽しさもあり、ゲストならきっと期待感が高まるはず。木戸の玄関建具や鮮烈でモダンな印象のホール、伝統的な造りの和室など、枚挙にいとまがありません。
個性豊かな空間は、それぞれを独立させて使えるよう、開ければ広く、閉めれば小さく使える可変性も特長的な間仕切り戸を設けました。夏は開けて風を通し、冬は引き戸を閉めて暖かく。断熱・遮熱に優れた装備はもちろん、自然の風や光を取り入れた暮らしの提案も同社の魅力。空間ごとのバランスを考えた構成と動線は、日本人が備えた和の心を感じさせます。また、和風の住まいらしい中廊下には、自然光を抑えた天窓や行灯のように照らす照明を使い、採光と併せて雰囲気を壊さない工夫も施されています。ご夫婦の想いを形にした、古きよき住まいと現代の暮らしの調和。「温故知新」の住まいがここにあります。
閑静な住宅街にあり、ひときわすがすがしい和の意匠をまとったF邸。玄関に一歩足を踏み入れると、ふわりと届く木の香り。リビングに入る前から、この家が自然木をふんだんに使用した心やすらぐ空間であることが分かります。
目の前に広がる開放的なリビング。木地を生かし、構造材をあらわにすることで空間を伸びやかに見せています。窓の高さや軒の長さなど細部まで緻密に計算されており、採光や通風性に富んでいることも特長です。自ら呼吸する塗装なしの自然木や、珪藻土クロスの効果もあり、年間を通して健やかな室内環境を保てます。
天井が部分的に吹き抜けとなっているおかげで、2階の部屋にいる子どもたちの気配を感じながら、階下で家事ができると大満足の奥様。キッチンに立ちながら、リビング続きの小上がりになった和室の窓越しに、戸外の公園で遊ぶ子どもたちの姿を確認することもできます。また、リビングから数段上がったご主人の書斎スペースからも、1階全体をひと目で見渡せます。父母ふたりで、子どもたちをしっかり見守ることができる間取り設計です。
リビングを中心とした動線にこだわったこの家なら、家族間のコミュニケーションもより深まりそうです。
娘さんの進学を機に、海の見える場所に新居を完成させたHさん。「子どもが小さなうちは家で過ごす時間が長い。元気盛りの彼女たちが走り回れるくらいの広くて楽しい家にしたい」と考えました。さらに「室内には木を積極的に使いたい」という希望も。依頼を受けた田頭建設が提案したのは、日本の住文化を受け継ぎ、かごしま材を使って住宅の地産地消を実践する「MOKU」の家です。
建具で部屋を仕切る、柱や梁などの構造材を現すといった昔ながらの工法は縦横に広がりを生み、鹿児島で育った杉は気候に合っているのはもちろん、繊維が細かく丈夫という長所があります。奥様はピアノ、ご主人はドラムが趣味というHさん家族。「音と木は相性が良い」と奥様も納得の贅沢な木の空間には、ピアノルームも用意されました。
リビング階段を上がった先には、24帖分の広さを誇る子どもスペース。今は構造材だけを残したオープンな空間ですが、家族の成長に合わせて複数の個室をつくることができます。わざわざ壁を設けなくても、家具で仕切りを作ることで気軽に間取りを変えられる自由度の高さが魅力です。おおらかな空間に合わせるように開口部も大きく、たっぷりと。開放すると心地よい風が吹き抜けます。
山々を望み、田畑が点在する長閑な集落。背の低い建物が多い街並みに馴染むように存在するK邸は、東園建築と西村設計のコラボによって誕生した家です。Kさんのご主人と西村さんが同級生。「彼の自宅を訪れたときにオシャレだなと感動して、ぜひともお願いしたかったんです。こちらの希望を伝えて、あとはおまかせでした(笑)」とご主人。新居のプランは土地探しから始まり、四方が開けた自然豊かな土地を購入しました。西村さんのデザインを形にしたのが同社。「東園さんは環境や年月で変化する素材の特長を知っていて、長期で物事を考えてくれる」(西村さん)と、抜群のコンビネーションをうかがわせます。
大地にしっかりと根を張るように、どっしりと構えた姿が印象的なK邸。ベースとなっているのは、水平のラインを強調した「ユーソニアンスタイル」。各部屋の間仕切りをできる限り取り払い、流れるように連続するレイアウトもこのスタイルの特長。玄関からリビング、キッチンで一つ、リビングから主寝室、ウォークインクローゼットを通じて洗濯洗面室の流れでもう一つ、合わせて二つの回遊動線を描きながらも、プライバシーはしっかりと保たれています。建物の東側にはお母さんの居住スペースを配置。専用のキッチンや浴室を設け独立させながらも、子ども室と廊下を挟んでリビングへ行くことが可能です。家族で使えるように、デスクを造りつけた廊下は、二世帯を緩やかにつなぐ役割も果たします。
無駄をそぎ落としたようにシンプルなデザイン。スタイリッシュな中にも、ポイントに使われた木の質感があたたかみを感じさせます。理想の住まいづくりのため、Iさんは西村設計とともに1年かけてプランを練りました。しかし個性豊かなデザインは施工の難しさもあります。「だからこそ信頼できるところにお願いしたくて」とご主人。知人を通じて古賀建設の地元に密着した丁寧な仕事を知り、思い描いた住まいやスタイルを形にしてくれると確信したとのこと。期待通り、見事にこだわりを詰め込んだ住まいが完成しました。
ポイントは中央にテラスを持つ「コの字型」の配置。テラス効果で、空間への高い採光・通風をかなえています。道路に面した壁側は窓を小さくし、防犯と通風に配慮しました。居住空間は玄関ホールからLDK、和室まで一体感のあるつくり。天井まで開いた間口や建具のおかげで、その印象はより強くなっているようです。リビングからの動線を重視し、平屋でありながら各部屋へのアクセスもスムーズ。夜遅く仕事をすることがあるご主人のための書斎、子どものためのダンス室など、個々のライフスタイルを尊重した空間もバランスよく盛り込まれています。
ご主人の祖父母の代に建てた家に、夫婦と2人の娘さんで暮らしていたOさん。その家は土間のある昔ながらのつくりで、台所や居間は北側にありました。「リフォームをしながらなんとかやってきましたが、家全体が暗くて寒かった。子どもが大きくなったこともあり、思い切って建て替えることにしたんです」。毎年寒さに耐えながら冬を越してきた家族にとって、明るさと暖かさが新居の絶対条件でした。
南側にレイアウトしたLDKには、うづくりで温かみのある無垢の杉板が敷かれ、天井の一部にも杉板をデザイン的に配しました。「吹き抜けにも興味がありましたが、冬の暖気の流れを考えると天井は低く設定した方が良いとアドバイスされて見送ることに。それが正解で、霜が降りるほど気温が下がる地域なのに、家の中では暖かく過ごせました」。夏の住空間で重要視される風通しも計算されており、南面の引き込み窓を全開にすると、下がり壁を省き大きく取った開口部からさわやかな風がめぐります。「昨年の夏はエアコンをほとんど使わなかったですね」。十分な広さのあるウッドデッキもリビングの一部に。ここで七輪パーティーを開くなど、家族で楽しむ時間が広がっているようです。
住み慣れた地域に、新居を建てることになったNさん。「打ち合わせがスムーズで、要望にすぐ応えてくれるから、地元の工務店にお願いしたかった」と、有村工務店に決めた理由を振り返ります。希望は「古民家風でシックな雰囲気の住まい」でした。また、近隣には同世代の子どもを持つ家族が多く、互いの家への行き来が活発。「雨の日も子どもたちが広い場所で遊べるように」と、大きなテラスを設けました。
完成したN邸は、大きな切妻屋根が印象的な山小屋風の2階建て。はじめは、平屋建てを想像していましたが、テラスの広さを確保するため建物を2階まで広げました。その結果、開放的な吹き抜けのリビングが誕生。「吹き抜けはもったいないような気がしていたけれど、実際その空間を肌で感じると二人とも『いいね』と感動でした。有村さんからの提案に感謝しています」。「炭の色で染まっているようなイメージ」と、リクエストしたうづくり床や壁は、杉無垢材を自然塗料でダークブラウンに塗装したもの。「古民家風」が見事にかなえられています。吹き抜けに面した上階には、5人の兄妹のための部屋も設けていますが、くつろぎのリビングに自然と家族が集まるそうです。
共働きであるため、家事の負担を減らす工夫が施されているのもN邸ならでは。特に、奥様のために設けたキッチン横の家事室は、ちょっとした時間を使って作業をするときに重宝しているとか。廊下を利用した洗面台には、7人家族が朝の準備で渋滞するのを防ぐため、特注の大きな鏡を取り付け、天板も余裕の広さ。家族の暮らし方を踏まえた工夫が散りばめられた住まいです。
「マル川建設は、良いアイデアをたくさん持っているという話を耳にしたんです。そしたら夫の実家も、ここで建てたと知って」と奥様。加えて、ご主人のお父様の職業が大工だったこともあり、プロの信頼を得ている安心感も決め手に。H邸が立つのは戦時中に飛行場だった場所。地盤が不安定な場合が多いので、地盤調査を念入りに行うなど、地元メーカーならではの情報力や強みも発揮しています。
暮らしやすさに配慮したこだわりも満載。玄関は、建設関係の仕事をするご主人が汚れた靴で気兼ねなく出入りできるよう、家族用の玄関クロークを設けました。キッチンは、ワークトップがフルフラットで作業しやすい対面式で、背面の収納力も抜群です。空間をスッキリ見せるため、収納は用途に応じて各所に設置。すぐ横にユーティリティースペースがあるので、家事動線もスムーズです。また、西日をなるべく遮断する造りにしたり、南向きのリビングは屋根の軒を深くして日差しを防いだりと暑さ対策も万全。冬は、低い軌道の太陽光が部屋へ差し込むなど、土地に応じて自然の光や風を上手に取り入れ、快適な暮らしにつなげるプランにも注目です。
ご両親との同居をきっかけに、鹿児島市内に家を建て移り住んだKさん。車いすで生活するお母さんのために「介護がしやすい家」であることが最大のテーマでした。
完成したのは、懐かしい趣を色濃く表現した平屋建て。アプローチから段差をなくし、スロープの付いたウッドデッキを介してリビングへと出入りできるバリアフリー設計で、お母さんの部屋には専用のトイレも取り付けました。ダイニングキッチンとリビングを中心に親世帯と子世帯の居住スペースを分け、光を通さない建具を採用するなど、生活のリズムが異なる二世帯が互いに干渉することなく暮らせる工夫も満載。キッチン裏に設けられた、ウォークスルークローゼットなどの豊富な収納が、介護に家事にと慌ただしい日々を送る家族の助けになっています。
東面に大きく広がる切妻屋根の2階建て。夫婦と小学5年から年少組までの4人の子どもたち、祖母で暮らすK邸は、それまで暮らしていた築60年の家の老朽化をきっかけに、川路建設に依頼して「骨太の家」に建て替えられました。
大家族なうえに親戚が集まる家であるため、広い空間を希望したKさん。和室とつなげて使えるリビングは、屋根の高さまで延びる吹き抜けの効果もあり、視界の開けた大空間になりました。回遊性のある動線や、2階のワンルームも広さを感じる秘密。階段下といった家中のデッドスペースは余すことなく収納に使いました。
「とにかく人数が多いので、1階と2階で合わせて三つあるトイレは本当に助かっています。収納も余裕があり、物が増えても安心です」と、奥様も大満足の様子です。
「気のおけない仲間と楽しく過ごすのが好き」という廣澤さんご夫妻。そんなライフスタイルを謳歌できるプランになっています。キッチンで肴を作りながら、リビングダイニングでの会話や、テレビが鑑賞も。しかも奥様が自分の動線を主軸にリクエストした間取りなので、日常の使い勝手も抜群です。
見どころは、存在感のある天然木をふんだんに使ったLDKスペース。老舗旅館の一部屋を思わせる落ち着いた雰囲気は、お二人はもちろん、ゲストにとっても癒しの空間に。入居から4年経っている住まいですが、少しずついい色合いになってきているそうです。また、廣澤邸では断熱にセルロースファイバーを使うデコスドライ工法を採用。無垢材の持つ効果と併せて、夏涼しく冬温かい住まいを実現しています。
靴を脱いだ瞬間から足裏に心地良さを感じるI邸。その秘密は無垢の杉を使ったうづくりのフローリングにあります。燻煙処理した杉にこだわり、木の中にできた空気の層が暖かさを伝えます。
アイランドキッチンを据えたLDKは、キッチンから階段側とテラス側の2方向に動線が延びる設計です。「見通しが良く、動きやすいので便利」と奥様。2階の子ども室と吹き抜けを介して会話することもでき、家族の気配を届けます。当初、平屋建てを予定していたI邸に吹き抜けが誕生した理由は、浴室にあります。「ゆっくりできるお風呂」という希望を受けて浴室は庭の見える南側に配置。その結果2階建てとなり、リビングにさらなる広さと明るさをもたらしました。浴室とつながるテラスもご主人のお気に入りです。
「家族も親族もみんな集まれるように」との思いから、ご主人の実家があった土地に家を建てると決めたYさん。お父様が大工をしていたということで、「新しい住まいも大工に頼みたい」と、あちこち見て回ったそうです。「そしたらSUMIKAで内野さんを見つけてね。職人らしい心遣いのある造りも気に入ったし、お互いにアイデアを出し合いながら建てるという作業も楽しくて」。同社が提案するTK工法による安心感も大きな魅力でした。
ゲストを出迎える玄関はゆったりとした造りで、仏間のある和室は昔ながらの二間続きです。天然木をふんだんに使い、伝統的な和のしつらえで落ち着きを感じる空間に仕上げました。ご夫婦二人暮らしのため、ふだんは仏壇のお参りに使うくらいですが、いざ集まりがあるとなれば大活躍。パブリックスペースから独立しているので、客間としても使いやすいのが特長です。
ご夫婦が必要な部屋や、要素をプラスして辿り着いたのがこの間取りプラン。LDKはワンフロアにまとめ、主寝室の隣りには小さな客間も。これはお母様との同居を考えての部屋です。もちろん、バリアフリーや加齢配慮にもぬかりはありません。例えば間口を広げたり、生活動線や収納に配慮したり。「日常の暮らしやすさも申し分なし」と、ご夫婦は口をそろえます。そして、暮らしやすさの中に寛ぎや癒しの要素も盛り込みました。壁や天井など、いたるところに天然木を採用。節のない木材を使うことにもこだわり、温かみがありながら、スッキリと洗練された印象を与えてくれます。
閑静な住宅地に立つ白木建設のモデルハウスは、スタイリッシュな外観デザインが印象的。「きれいな空気の家」をコンセプトに賢い機能や性能を取り入れた、暮らしやすさの提案も見どころになっています。まず注目したいのは、新しい家でありながらも、どこか懐かしさを感じさせる室内。それは、家族が落ち着く雰囲気をかもし出しています。特に家族が集まるリビングルーム。建具と床には無垢材、壁はサンゴを原料としたコーラルパウダーを使いました。これには調湿性・脱臭性があり、有害物質の吸着も。さらに壁下地には、ホルムアルデヒドを吸着分解する作用のあるハイクリーンボードを用い、室内の空気環境を整えます。
同モデルハウスは、HEMS(ヘムス)と呼ばれる機器を使って各部屋の電気料金を〝見える化〟。住まいの消費電力を把握することでムダを減らし、快適に暮らしながら電気代を減らしていく狙いも。また、キッチンのクッキングヒーターには、遠赤外線で調理するスーパーラジエントヒーターを採用しました。使う鍋を選ばず、余熱調理もできるので、さらなる省エネが実現できそうです。
同社では標準仕様となっている遮熱住宅に加え、断熱・防音効果の高いセルロースファイバーを使っているのもポイント。セルロースファイバーの素材は木質繊維。つまり自然素材です。絡まる繊維の小さくて不規則な空気層には、高い断熱性はもちろん、適度な湿度を保つ効果も。住む人の心地よさに配慮した、経済的な住まいが実現しました。
密集する住宅地に29坪の土地を購入したYさん。角地のため今後隣家が建つことがなく、非常に日当たりの良い場所です。奥様は「とにかく狭いので、すべての理想をかなえることは諦めていました」と家づくりのうえでの妥協を覚悟。それが今では「涙が出そうなくらい感動しました」と二人声をそろえます。
新居のプランは風雅匠房に相談。モデルハウス宿泊体験の際に木の香りや肌触りの良さ、快適な室内環境を実感したこともきっかけとなりました。「まず、今の暮らし方や将来の希望、子育ての考え方について聞いてもらいました。後日提案されたプランは、当初の希望に加え私たちも気付かなかったことが形になっていたんです」。
限られた床面積を有効活用するため、同社は通路の面積を抑えた計画を提案。視線を断ち切る壁や間仕切りをなくしたことで空間に伸びを与えると同時に、家族の気配が伝わりやすくなっています。LDKとつながる和室は子どもスペースや客間として活躍。夫婦の寝室になることも想定してあり、「将来は1階だけで暮らしたい」という願いもかなえられました。浴室や洗濯室をキッチン裏側に配置した短い家事動線は、家族の動線が交わることで自然に顔を合わせられる仕組みになっています。
太陽熱で床暖房や給湯をまかなう「OMソーラー」は、奥様の憧れでした。冬は太陽で温められた空気を屋根から床下に送り込んで足元から家全体を温め、夏は放射冷却によって冷えた外気を取り込みます。