見る角度によって表情を変える外観と、モデルハウスのようなスッキリした上質な空間が広がるA邸。「設計の自由度もデザイン性も妥協したくなかった」と話すAさんご夫婦の希望をカタチにしたのは、建築設計事務所ネストアーキテクツと曽山建設です。外壁や床の色合い、窓枠、照明、スイッチなど細かなところは二週間ごとの定例会でその都度決めたのだそう。「迅速かつ柔軟な対応もアフターフォローの丁寧さも地元工務店ならでは。大満足の住まいです」。
吹き抜けリビングは2階とも緩やかにつながり、家族がどこに居ても気配を感じられます。自然とコミュニケーションも増えそうですね。ライフスタイルに応じた動線や収納への配慮もポイント。「水回りをコンパクトにまとめたので、夫が率先して家事をするように。うれしい誤算ですね」と笑顔の奥様。勝手口から浴室へつながる動線は、サッカーに夢中な子供たちが、汚れたユニホームのまま直行可能。さらに、大容量のシューズクロークやパントリーなど適材適所に収納を。縦長の敷地を生かしたアイデアと工夫により、デザインも機能性も備えた暮らしが実現しました。
なだらかな切妻屋根と大きなカバードポーチを持つモダンな平屋造り。広い敷地と威風堂々たる佇まいのせいか、「道の駅ですか?」と聞かれることもあるとか。
暮らしの中心となるLDKは全面吹き抜けの大空間。家の真ん中にこれほど大きな空間をつくれるのは、調湿性の高い自然素材の断熱材「デコスドライ」とパッシブエアコンによる全館空調のおかげ。夏は天井から冷気を送り、冬は床下からじんわり温めるので、四季を通じて家中どこでも快適です。Hさん家族が新居に引っ越したのは6月。「梅雨の湿気も、暑くて長い夏も全然気になりませんでした」とご主人。氷点下になることもたびたびだという湧水町の厳しい冬も快適に過ごせそうですね。
子育て中で共働きの奥様がこだわったのはキッチンの裏に水回りをまとめたコンパクトな家事動線。中でも一番のお気に入りは浴室横の広いユーティリティーです。「デコスドライのおかげで洗濯物を掛けておくだけで乾きます。クローゼットの衣類も小物以外は全部掛ける収納に。家事も暮らしも本当にラクになりました」と話す明るい笑顔がこの家への満足感を物語っています。
住まいづくりの情報をインターネットで集める人も多いはず。Iさんもその中の一人でした。好みのテイストを検索していたところ、ピックアップされた複数のビルダーから七呂建設に目が留まります。「その時に見た川内モデルハウスが理想的だったんです。木調で落ち着きのある和の雰囲気がすてきでしたね」と奥様。気になる予算面も想定内に収まり、こだわりを盛り込んだプランニングへと進むことに。
I邸は延床面積約33坪。5人家族にしてはコンパクトに思えますが、考え抜かれた生活&家事動線と収納配置により、数字以上の広さを感じられます。特筆したいのは、玄関のシューズクロークから水回りにつながるプライベートな動線。そのままキッチンに抜けられるので動きが滞りません。それにより体感的な広さやゆとりを生むのです。
この間取りのベースを作ったのはご主人。最初に広さを決めて、無料ソフトを使って配置していったそうです。「プロによる的確なアドバイスがあったからこそ、実際の暮らしでも狭さや不便は感じません」と話す笑顔に、わが家づくりに参加できた喜びがあふれていました。
本瓦の屋根、漆喰の壁、地元の木材を使った柱や梁、職人の手による建具や床の間…。日本建築の粋を集めた伝統的な日本家屋、それがH邸です。
「新建材は一つも使っていません」と胸を張る新山建築の新山さんは、大工の棟梁として職人集団を束ねてきた日本建築の匠。一方、御年90歳という施主のHさんも長年、林業に関わってきた木の匠。この家もHさんが自ら切り出した木で造られています。特にHさんがほれ込んだのは、樹齢140年弱という霧島の大スギです。長さ12mもの巨木を一本丸々買い取って、木材に加工。天井や建具、腰板など、さまざまな場所で使われています。
そのほかにも床材はケヤキ、玄関の柱はヒノキ、客間の床柱にはイヌマキなど、木の特性によって適材適所に使い分けているのも大きな特長。「足が疲れないし、年輪が浮き出てきれいだから」と床だけでなく、天井や建具にも浮づくり加工を。床下には防蟻効果がある竹炭を入れて、断熱もしっかりと。目立たない部分にも細やかな細工や気遣いが施されています。実は築10年というこの家。そこにはいつまでも色あせない本物の美しさがありました。
「建てるなら早めに」と、結婚当初からマイホームを意識していたご主人。家族が増えるタイミングでの完成は、より良い環境で子育てをしたいと考えるご夫婦の理想でもありました。手掛けたのは、大隅エリアで40年以上も住まいづくりに専念してきた比良建設。相談から設計、施工までワンストップのため、柔軟な対応がかなうと評判です。I邸でも、建築中に改めてコンセントやニッチなどの場所を打ち合わせ。「図面だけでは不安があったので、現場で一緒に考えてもらえて助かりました。おかげで使い勝手も大満足です」。
ご夫婦が間取りで重視したのは動線配慮。特に、玄関ホールから水回りを経てLDKへつながるプライベート動線は参考になりそう。ちなみに洗面室は主寝室とも直結。外出や就寝の準備といった生活の流れもスムーズに進みます。家族で多くの時間を過ごすLDKは、小上がりの和室が体感的な広がりを演出。腰掛けるにもちょうどいい和室の高さは、赤ちゃんのお世話にも大活躍中です。また、インテリアに関しては空間ごとに建具や床材を変えて個性を表現。楽しみながらの住まいづくりが伝わってくるI邸です。
自然美を表現した和風庭園。その中を緩やかに流れるアプローチの先に西野邸は建っています。スギ板張りの外壁と日差し、雨をさえぎる深くて長い軒が印象的です。
玄関ドアを開けると、和室が温かく迎え入れてくれます。「玄関から直接入れる間取りがポイント。旅館をイメージしました」と奥様。おもてなしの客間として、家族の憩いの場として活躍しているのだそう。室内は素足に気持ちいい浮づくりの床をはじめ、鹿児島県産の無垢材をふんだんに使用。自然素材のセルロースファイバーを用いた断熱法「デコスドライ工法」を採用した快適な住空間です。「夏は涼しく、冬は暖かくて過ごしやすい。梅雨時もカラッとしていたのは驚きました」。
廊下をなくし、各部屋をLDKに隣接することで短い動線とゆとりある空間を実現。キッチン裏に浴室などの水回りを配し、ガレージから直接行き来できる勝手口とつなげる動線で家事時間を短縮。ニッチや壁面を活用した見せる収納、パントリーやファミリークローゼットの隠す収納で空間にメリハリを。西野さんご夫婦が毎日を心地よく暮らすためのこだわりが詰め込まれた住まいです。
ゆとりある敷地に、ビルトインガレージを備えた平屋造り。子供たちが伸び伸びと過ごせるだけでなく、年月が経っても快適に暮らせるようM邸はプランニングされました。手掛けたのは上野住建。ご夫婦は以前から、天然木を適材適所に使う同社の住まいづくりに注目していたと言います。
玄関ドアを開けて中に入ると、ふわりと木の香りが。腰壁や板張り天井、造作家具など、さまざまな場所で木の温もりを感じられる空間をかなえていました。年月とともに落ち着いた色合いに変化していくのも魅力の一つ。ちなみに、本誌の巻末特集『つくり手の棲家』でも同社の味わい深い木の家を紹介しています。併せて参考にしてください。
間取りはご夫婦の要望をベースに整えたもの。LDKに各部屋が隣接し、家族が自然と顔を合わせるレイアウトです。キッチンに立つと室内から庭まで見渡せ、子供たちの見守りも容易。水回りも集約され、「効率よく家事を進められます」と奥様もにっこり。スーパーウォール工法による高気密・高断熱の住宅性能により、夏もエアコン1台で賄えたとか。居心地抜群のわが家に大満足のMさんご家族です。
北向き道路にこだわって厳選した敷地に、個性あふれるわが家をかなえたN邸。第一声で「木のんホームに出合ったから実現できたんです」と話すご夫婦の笑顔が、満足度の高い住まいづくりを物語っています。木のんホームを知るきっかけは、同社が定期的に開催する〝家づくり勉強会〟。「住宅性能や資金計画などを学ぶうち、何も知らずに家を建てようとしていたことに気付きました。そこでいったん立ち止まり、自分たちがどう暮らしたいか、そのためにどんな家が必要かを熟考。大きな転機になったと思います」。
そんなN邸で注目したいのは、プライベートを重視した建物と庭の関係性や、家族の心豊かな日常を創出するデザイン。設計を担当する建築家に想いを伝え、返ってきたのがこのプランだったそう。特にピットリビングを含めた高低差のあるフロア構成は個性的。訪れたゲストが感嘆の声を上げるのもうなずけます。また、室内ドアは必要最低限とし、個室の広さも抑えました。結果、2階の子供室まで緩やかにつながる一室大空間を実現。南面に広がる芝庭との一体感も見事で、LDKのどこに居ても開放感を得られます。
片流れの屋根に紺碧のガルバリウムの外壁。そのアクセントになっているのが朱色の玄関ドア。桐富工務店が手掛けたK邸は、高校生の娘さんが選んだというこのドアを中心に外観の色彩が決まったそうです。そんなすてきなエピソードを持つ家のリビングでひときわ目を引くのが、ショールームのようにビルトインガレージを望める大きなガラス窓。これは、バイクと車が趣味のご主人のために同社が提案したもの。ご主人は玄関の中にバイクを置くことを考えていたそうですが、防犯面や臭いのことも考えてこんな粋な形になったそう。くつろぎながら愛車を眺める…仕事の疲れも吹き飛びますね。高天井に梁が巡らされているのは、木の風合いが好きだという奥様のリクエストを機能性まで考慮して実現しました。リビングから続く和室は「布団で寝たい」という夫婦のための寝室。美しい和の設えながら、ウォークインクローゼットも備えています。
さらに、ガレージ上の2階に設けられた娘さんたちの二つの部屋は壁もドアも自分たちで選んだもの。ご家族の思いがしっかりとカタチになった、まさにオンリーワンの住まいです。
ウッドペッカーが手掛ける平屋モデルが姶良総合住宅展示場スマイルビルダーズ内に完成しました。職人の手作業で生まれる唯一無二のモルタル造形は外観だけでなく、室内にもちりばめられています。一目で幻想的な世界観に圧倒されるでしょう。高い耐久性でほぼお手入れ要らずなのもポイントです。
400年前のイタリアの街並みを再現した『Rojiura』は同社の真骨頂ともいえる技術を間近で体感できるスペース。時空を超え、まるでタイムスリップしたような感覚に。憩いの時間を充実させるパティオや屋上庭園の提案も必見。子供たちの遊び場、BBQに家族もゲストも楽しめる空間です。 地震が多い日本。デザインもさることながら、住まいの耐震性も気になるところ。構造には、木に鉄の強さを組み合わせた複合梁で安定した強度を実現するテクノストラクチャー工法を採用。さらに、壁の主要部分にテクノバンパーを加えることで、耐震・制震性能を高めています。震度7の揺れにも耐え得る強い構造と唯一無二のモルタル造形で家族の安心・安全を守り、自分たちらしく暮らせる住まいを提案。見学は事前予約がオススメです。
郊外の静かな立地を気に入り、中古住宅を購入したTさん。経年による建物の劣化を感じ始めたころ、モルタル造形を特長とするウッドペッカーと出合います。独特の世界観を醸すスタイルはご夫婦の好みにピッタリ一致。「初めて見たとき、中世ヨーロッパをほうふつとする雰囲気に魅了されました」と奥様が話せば、ご主人は「細部まで丁寧に造り込まれた造形美がすごい!」。モデルハウスや見学会へ足しげく通い、何度も相談を重ねて建て替えを決意。二人の好きなモノを詰め込んだ、個性豊かな空間を創り上げました。
T邸には、外観をはじめとする数多くのモルタル造形が施されています。インパクトが大きいのは玄関ホールです。重そうな木のドアや下地のレンガがのぞく古い塗り壁、2階とつながる吹き抜けには吊り橋まで。それらがデザインだと理解していても、グッと引き込まれてしまいます。訪れたゲストは必ず見入ってしまい、なかなかリビングにたどり着かないそう。家族がくつろぐLDKにもバランスよく施されており、特に夜は照明がつくる陰影でより幻想的に。日常を自分たちらしく楽しめる住まいとなっています。
「色合いや間取りなど、イメージ通りの家づくりができて大満足」とKさん。今回、祖父母が住んでいた築40年以上の住まいのリノベーションを手掛けたのはKGホーム。生活スタイルや希望の間取り、内装・外観デザインを丁寧にヒアリングし、細かなところを提案・調整。Kさんのこだわりと同社の提案力を掛け合わせた住まいが完成しました。ブラック系の落ちついたトーンが大好きというKさんの好みを尊重し、外観は黒一色に。室内は白をベースに、建具や壁紙にダーク系を配色。細かく仕切られた壁をなくし、リビングを中心に各部屋をオープンにすることで、落ち着いた雰囲気ながら、暗く沈むことのない明るい空間に仕上げました。
ルーティンに沿った動線配慮もポイント。ガレージから室内に直接出入りできるため、雨天時の利便性やプライバシーの確保にも効果的。BBQなどの趣味も楽しんでいるのだそう。玄関横に水回りをまとめ、毎日の家事時間を短縮。大きなウォークインクローゼットのある寝室は収納・身支度の手間を省略。仕事に忙しいKさんの暮らしにゆとりを生む、機能が充実した安らぎの家です。
民家の合間に畑が点在する、のどかな地域に土地を求めたUさんご夫妻。広い敷地に、ゆったりとした居住スペースと開放感を備えた住まいが完成しました。「インナーガレージで雨にぬれることなく乗り降りできて、荷物の出し入れもスムーズに。子育て世帯の強い味方です」。
生活の中心となるのはLDK。タイルデッキともフラットにつながるため、掃き出し窓を開ければ、さらに一体感を高めることができます。だんらんスペースに使ったり、子どもの遊び場になったりと多彩な使い方を楽しめそう。たくさんの要望に真摯に向き合い、住宅性能や機能面でのアドバイスでより生活しやすいプランの提案を行ったのはKGホーム。「キッチンから見通せるタイルデッキがお気に入り。配置も間取りも何度も話し合ったかいがありました」と奥様。スッキリとしたデザインだけでなく、機能性や使い勝手の良さも魅力です。ライフスタイルに応じた動線と収納への配慮もポイント。浴室と洗面脱衣室、ランドリールーム、ファミリークローゼットを集約したため、無駄な動きは不要。手間を短縮する工夫が、暮らしにゆとりの時間を生み出しています。
新築住宅から不動産まで、住まいに関する幅広い情報と確かな実績を持つ南日本ハウス。暮らす人が描く〝いい家〟の実現を目指し、完全自由設計をはじめ、多彩な規格住宅が用意されています。「そろそろマイホームを」と考えているなら、鹿児島市内にある3店舗を訪れてみてはいかがでしょう。
今回紹介するのは、伊敷店のショールームです。2階は、完全自由設計でこだわりを存分に盛り込める『アイムの家』を体感できるフロア。家族が過ごすLDKを中心にレイアウトされ、仕様に基づく住設や素材なども展示されています。発泡断熱材や制震装置といった、長い目で見た安心の性能を標準装備。女性目線に立った機能的な間取りやデザインプランを得意とし、丁寧な打ち合わせを重ねることで納得の住まいをカタチにしていきます。
また、3階にはITを活用するスマートハウスのモデルルームを設置。一部の家電が音声やスマートフォンで操作可能です。上手に活用すれば、防犯や省エネだけでなく、家事の時短、おうち時間の充実にもつながるはず。ぜひ自分たちの暮らしを想像しながら、じっくり見学してみてください。
ハウスビルダーとして実績を重ねているだけでなく、いつでも気軽に立ち寄れる『不動産と住宅の情報館』も運営している南日本ハウス。その谷山店の一角に、同社が手掛ける住まいのショールームがあるのをご存知でしょうか? 中でもオーダーメードで建てる「アイムの家」は、専属のインテリアコーディネーターと一緒につくり上げるスタイルが評判です。住み手の好みやライフスタイルを軸に、使い勝手も性能も考慮したプランを提案。自分たちの個性を表現できるわが家が思いのままにかなえられます。
現在、「アイムの家」のショールームでは注目度の高いカリフォルニアスタイルの住空間を展示中です。天然木をふんだんに使った仕上げや、ダイニングと全開口サッシでつながるウッドデッキといった日常をワクワクさせる間取りの仕掛けは見逃せません。実際の質感、サイズ感が確かめられるので、イメージづくりにも役立つはず。また、同社は鹿児島市内でトップクラスの不動産情報を持つ強みがあります。土地と住宅をまとめて、予算から相談できるのも魅力の一つ。まずは土地探しから…という人も頼ってみてはいかが。
姶良市にオープンした住宅展示場でひときわ目を引くのが、三洋ハウスの『MASSERIA(マッセリア)』です。お手本にしたのは、過酷な気候をしのぐために工夫された南イタリア地方の住まい。〝閉じた外観〟と〝中庭を持つ開放的な室内〟という特長を内包しつつ、これからの暮らしに寄り添う性能やデザインが盛り込まれています。
黒を基調にした重厚な外観に反して、室内は明るく伸びやか。実際に訪れるとそのギャップに驚かされるはずです。理由は中庭を囲むように配置した住空間にあります。LDKから水回り、主寝室と、奥へ進むほどプライベート度合いが高くなり、生活のリズムをつくりやすいのもポイント。外の目が気にならない屋外空間なら、おうち時間の楽しみも広がりそうです。現地ではぜひ視点を変えながら、中庭を介したお気に入りの眺めを探してみてください。
また、同モデルハウスは全館空調+イオンによる除菌・脱臭のシステムを導入。床からの輻射熱による冷暖なのでほぼ無風の上、冬場の乾燥も抑えます。一年を通して、どこに居ても心地いい温湿度とクリーンな空気で過ごせる快適さにも注目を。
家族の利便性重視で探した土地は、敷地約30坪。マチナカの狭小地です。その中で駐車場をはじめ、ライフスタイルに応じた空間もきちんと確保しました。外観を見ただけでは想像が難しいですが、生活必需空間だけでなく、ご主人の書斎や奥様が営むエステサロンも内包されているんです。
コンパクトだけど、密度の濃いプランを手掛けたのは三洋ハウス。「建築士と建てる『CASA LAFE(カーサラフェ)』で新築した友人から紹介されました。敷地面積を伝えてもひるむことなく、むしろ要望をどんどん引き出されて(笑)。常識に捕らわれない発想力やデザイン性も魅力に感じたんです」とご主人。CASA LAFEでは〝遊び心の余白〟を大切にしたプランニングを信条としています。J邸でも、暮らし方に応じてカスタムする楽しさを味わっているそうです。
家族がくつろぐのは1階のLDK。ダイニングを兼ねたコの字形キッチンと巣ごもり感のあるリビングに加え、小さなデッキテラスも備わります。らせん階段の吹き抜けを活かし、採光をたっぷりと。建物に囲まれながらも、光にあふれた住空間を実現しています。
敷地や環境を読み、感性豊かに仕上げた建売住宅が評判のKENMAE。今回の分譲型モデルハウスは、北欧の雰囲気をまとった外観が目を引く平屋造りです。中心街にアクセスしやすい立地を含め、〝暮らしやすさ〟を意識したプランが大きな特長。現地を訪れると、「なるほど!」と膝を打ちたくなるポイントがちりばめられています。
多彩な見どころの中で、特に個性的だったのが主寝室の配置。基本的には、サニタリースペースやドライルームを通らなければ出入りできず、プライバシーを重視したい人や夜勤がある職業の人にはもってこい。しかもドライルームはウォークインクローゼットと直結。家事の時短をかなえ、家族や個人のゆとりにつながる提案です。
家族が憩うLDKは、間仕切りの無い約20帖のワンフロア。折り上げ天井やデッキにつながる二つの掃き出し窓と相まって、数字以上の広さを感じられます。リビングと続き間になる和室は隣家が近いため、あえて閉鎖的かつシックな設えに。それでもLDKからの自然光で日中の明るさは十分です。また、社長が太鼓判を押す収納力の魅力は、来場してご自身で確認を!
南さつま市役所に近く、学校や買い物にも便利な立地に、KENMAEの分譲タイプのモデルハウスが誕生しました。マチナカの限られた敷地ではありますが、広がりを感じる平屋造りが魅力の一棟です。シンプルながら存在感のある外観デザインと同じく、室内にも遊び心が満載。アクセントクロスやデザインウォール、造作家具など、同社ならではの感性が空間を彩ります。一方で、プライベート感のある南面の庭はスッキリと。テラスやデッキを設けるもよし、家庭菜園や植栽で賑やかにするもよし。住む人のスタイルに合わせたアレンジが可能です。
LDKを中心に、各部屋が隣接したレイアウトも特長の一つです。キッチンの背面に水回り+ドライルームが直線に配置されているため、家事動線がとてもスムーズ。リビングは和室を続き間で活用できるのも便利です。主寝室には書斎スペース、あらかじめ間仕切り可能な子供部屋など、さまざまな暮らし方や家族構成にフィットする要素があります。また、床材には調湿作用の高い音響熟成木材を採用。柔らかな踏み心地や温もりとともに、開放的な間取りをぜひ現地でご体感ください。
昔ながらの住宅地でひときわ目を引くスタイリッシュな2階建て。ダークブラウンでまとめたシックな外観から一転、室内に足を踏み入れると真っ白な玄関ホールが迎えてくれます。玄関横には洗面脱衣室と浴室を配置。手洗い・洗顔はもちろん、服を脱いでお風呂にも。降灰や花粉などをリビングに入れたくない人にもってこいのレイアウトといえます。その先に続くLDKは開放的な大空間。白を基調に、木目のフローリングが温かな雰囲気を演出します。緩やかにつながる和室はお昼寝スペースや子供たちの遊び場、ゲストルームとして活躍しそうです。2階は寝室と子供部屋のみ。1階で生活が完結する間取りは、老後もストレスなく過ごせます。
同社の家づくりの一番の特長は地震に強く、高気密・高断熱をかなえる2×4工法。耐火性と遮音性に優れ、省エネ効果、火災保険を低く抑えられるメリットも。さらに、太陽光発電の標準装備とオール電化により昼間の発電電力を自由に使えたり、キッチン、バス、トイレなどの水回りを高性能のパナソニック製品で統一したりと、ワンランク上の暮らしを実現させました。
利便性の良いエリアにイオン・ホームのモデルハウスが誕生しました。白と木目をベースにしたナチュラルテイストの室内は、照明やドアノブなどの小物を黒で統一し、スタイリッシュさも。間取りの中心をリビングにするとコミュニケーションも自然と増えるため、家族のつながりを常に感じられるでしょう。キッチンからは全体を見渡せ、料理をしながらテレビや会話を楽しめます。家事時間の短縮・負担軽減のため水回りは一カ所に集約。コンパクトな動線で家事の同時進行も可能に。
地震・台風に強い2×4(ツーバイフォー)工法の住まいづくりを提案する同社。気密性が高く、耐火性と遮音性にも優れており、省エネにも貢献。火災保険を低く抑えられるのも魅力です。今回は、ゴムで揺れを吸収する制震ユニット「MIRAIE(ミライエ)」も採用し、より地震に強い住まいを実現。また、太陽光発電パネルを装備したオール電化住宅でランニングコスト軽減も。さらにキッチンやバス、トイレなどの住宅設備は高性能パナソニック製品で統一しました。安全と快適性を高める性能、充実の設備で、今も未来も暮らしやすい住まいです。
見る角度によって表情が変わるF邸があるのは、立地や環境に恵まれた住宅地。交通量の多い通り沿いでありながら、主要な生活空間を2階に配置することで、外からの視線を気にすることなく家族や友人との時間を楽しむことができます。
同社が提案したのは2階をLDKにするプラン。1階にはインナーガレージを組み込み、直接室内に入れるよう動線を確保しました。さらに、水回りをコンパクトにまとめ、行き止まりのない回遊動線により家事も生活もスムーズに運びます。2階はLDK、中庭、個室を配置した無駄のないレイアウト。約30坪の狭小地に建つ住まいとは思えないゆとりを感じさせてくれます。また、明るく開放的な空間で家族が伸び伸び過ごせるのもポイント。白壁と木目が温かな雰囲気を演出し、さらに高窓や中庭につながる大きな窓でたっぷりの光を取り込みます。中庭を配置したことで、大きな窓の外に広がる景色を眺められるという最高のぜいたくがFさんの日常になりました。「中庭はリビングの延長として使えるので、BBQやホームパーティー、子供たちにとって安全な遊び場にもなり役立っています」。
ハウスビルダーを巡るもピンとくるものが無く、建築事務所に相談するのは何だかハードルが高い。そんな時に、弊誌でアクシスデザインスタイルを知ったHさんご夫婦。オリジナリティーのある住宅に憧れがあり、記事を読んで直感的に「建てるならここ」と思ったそうです。「気負わずに相談できたし、想像を超える多彩な提案が出てくるのも楽しくて」と笑顔で返す奥様。台形の敷地という不安があったそうですが、同社の手に掛かればむしろそれが個性を高めるアシストに。変化に富む、ワクワクする住空間を生み出しました。
見どころ満載のパブリックゾーン。家族が憩い、ゲストをもてなす場所であるため、素材やデザインへの情熱が爆発しています。リビングとダイニング、和室はそれぞれ床の高さを変え、仕切りなしでエリア分けを実現。自然石やタイルが醸すラグジュアリーな雰囲気も魅力になっています。生活感が現れないよう、収納はクローズタイプで徹底。造作建具でインテリアとなじませることも同社の得意技です。一方でプライベートゾーンは、動線配慮されたオープン&シンプルな造り。効率や機能性も抜かりありません。
「この景色を見ながら暮らしたくて」。そう話すご夫婦の視線の先には、小さな川沿いの緑が。遠くにはパルプ工場の煙突のシルエット、そしてゆったりと横たわる山並みが続いています。地域性豊かなこの眺めが好きで、土地選びも徹底的にこだわったとか。出合ったのは、ZEH住宅の条件付き分譲地。対応可能なビルダーを探していると、「天然木の質感をダイレクトに感じられる造りや提案力、ランニングコストの面でも共感できる住まいを見つけました」と奥様。それが、ヤマサハウスが手掛ける『MOOK HOUSE』だったのです。
同社の展示場の雰囲気が好きで、参考にした部分も多いというU邸。共働き&育児真っ最中のため、シンプルで機能的な生活動線に配慮しながらプランを練り上げました。暮らしやすさはもちろん、季節を感じられる植栽を取り入れ、心豊かな日常を送れる空間をカタチにしています。ベッドではなく浮づくりの床で眠りたがる子供たちや、早朝にデッキでコーヒーを飲みながらご夫婦だけの時間を楽しむなど、ほほ笑ましいエピソードも生まれている様子。お気に入りの環境で家族時間を大切にする、すてきな住まいが完成しました。
錦江湾を見下ろす丘陵地に建つU邸は、5年の歳月によって暮らしともしっくりなじみ、豊かさを増した美しい住まいです。LDKの床に使われたナラの無垢材が時を経て色合いを深め、グレーの塗り壁とともに落ち着きを醸し出しています。リビング正面の大きな一枚ガラスの出窓からは桜島が一望。窓を縁取る木枠と相まって一枚の風景画のよう。吹き抜け天井からこぼれる自然光が空間に美しい陰影をつくります。
魅力的な家をさらに引き立てるのは、センスの良い家具や小物たち。現代アートが好きだという奥様のこだわりが随所にちりばめられています。そんな奥様が「この人なら」と全幅の信頼を寄せたのが、同社の津曲専務でした。「朝陽と夕陽、どっちが好きですか?」などと、好みやライフスタイルを細かくヒアリング。スイッチのデザイン一つにも、とことんこだわる奥様と同じ熱量で細部にも手を抜かず、理想のイメージをカタチにしてくれたそうです。
眺望や光や風、時間までも味方につけて、暮らしをデザインした家づくり。家族とともに豊かな時を重ねて、さらに味わいを増していくことでしょう。
H邸が建つのは、利便性のいい高台の住宅地。立地や環境を踏まえた上で南東の採光に配慮し、明るく伸びやかな憩いの空間を中心に、家族の笑顔がはじける住まいをかなえました。
Hさんがベルハウジングに興味を持ったのは、同社のモデルハウスへ見学に訪れたことがきっかけ。奥様いわく「強烈なインパクトを受けたのが〝コの字キッチン〟。実際に使ってみても、動線が短くて作業がラク。段下がりの床でダイニングテーブルに座る子供たちと目線を合わせやすいのもいいですね」。一方でご主人は、決め手の一つにもなった担当者の対応力を評価。「相談しやすい雰囲気があり、私たちの要望にも真摯に向き合ってもらえました」。
中でも1階は、ご夫婦のこだわりが集約されているエリア。特筆したいのは、開放的な吹き抜けと高窓が印象的なリビングに設えられた、ご主人のプライベートスペースです。オープンでにぎやかな雰囲気なのに、シンプルなフロアと素敵になじんでいる不思議な場所。みんなで同じ空間と時間を共有しながら、個々の楽しみも尊重する。そんなHさん家族の暮らし方が具現化されているように感じました。
鹿児島市中山1丁目の便利な立地に、白木建設の分譲モデルハウスが完成しました。同社の持ち味である高い住宅性能を備えつつ、女性スタッフのプロデュースによる「暮らしやすさの追求」をテーマにしたナチュラルテイストが特長。来場の際は、ママ目線での動線配慮をはじめ、かゆいところに手が届く収納にも注目してみましょう。
『中山スキップモデル』の名称通り、間取りのポイントは、階段の途中に設けられたスキップフロアです。カウンターデスクや書棚が造作され、書斎としての機能を装備。学習コーナーというよりは、仕事や家事など、ご夫婦のワークスペースとして用意したとのこと。LDKとの一体感があり、家族の気配を感じながら作業ができます。
開放的な吹き抜けを持つダイニングに対して、プライベート感のあるリビングを組み合わせるセンスはさすが。キッチン中心のL字配置に加え、タイルデッキを挟んでいるので、屋外との緩やかなつながりも生み出します。主寝室・子供室はあえて小ぶりに設え、家族が憩うスペースに還元。また標準装備の耐震構造材「コーチパネル」は震度7に相当する揺れをクリアする安心の住まいです。
理想の住まいづくりを目指し、情報収集を行っていたOさんご夫婦。ある日のインスタグラムで、共感できるコンセプトの住宅と出合います。その発信元がATELIER M。代表の池田さんと話すうち、「より自分たちらしい暮らしができる家を」と考えるようになり、唯一無二の注文住宅という選択にたどり着いたと言います。
特長は、オープンとクローズの2種類のビルトインガレージがある外観。奥様が選んだブルーの外壁と、ご主人が選んだイエローの玄関ドアの組み合わせも絶妙で、ご家族が持つ爽やかな雰囲気が伝わってきます。ガレージの上部を書斎やフリースペース(将来は子供部屋の予定)にすることで、1階完結型の間取りを実現。収納力にもこだわり、将来の夫婦暮らしでも生活しやすい住空間をかなえました。
「洗濯物は日光に当てて乾かしたい」という奥様の要望から、洗濯室を南面へ。そのままデッキに出られるため、外干しも内干しも手間要らず。そこへ水回りを連携させ、効率よく家事が進む動線となっています。入居1カ月での取材でしたが、快適な環境に性能の良さも実感しているOさんご家族です。
白の塗り壁と黒のサイディング、木格子が目を引く外観。「理想の暮らしを実現する」をコンセプトにした、高性能住宅を手掛けるNEOデザインホームのモデルハウスが、薩摩川内市原田町に誕生しました。玄関ホールを抜けると、大開口の吹き抜けを持つLDKが広がります。リビングからスキップフロア、2階へと続く3層構造により、家族のつながりを身近に感じられるのがポイント。キッチンに立ったときも、家族へ声を掛けやすいので、子育て世帯も安心です。
回遊性のある動線も魅力の一つ。キッチン近くに水回りを集約し、ランドリースペースにドライルームを完備したことで、毎日の家事時間を大幅に短縮。階段下の活用やシューズクローク、ウォークインクローゼットなど充実した収納により、見た目も暮らしもスッキリ。
同社の細かな気配りは目には見えない部分にも。ZEH基準以上の高気密・高断熱性能をはじめ、地震や火災に強いハイブリット構造や制震システム、省令準耐火仕様を標準化。メンテナンス費用を抑える品質と長期保証が加わり、ずっと安心・快適に過ごせる住まいづくりをかなえています。
理想の住まいを実現すべく、モデルハウスや完成見学会を巡っていたNさんご夫婦が選んだのは、PASSIVE STYLEでした。「代表の馬場さんの一言一言が理にかなっていて、ここしかない」と思ったのだそう。同社が提供するのは、夏はエアコン1台、冬は無暖房で快適に過ごせる温湿度を保つ、世界基準の超性能住宅。高い気密・断熱性能と太陽の恵みを活用する省エネの住まいです。
世界最高の気密と断熱性能を兼ね備えた高性能木製トリプルサッシ「スマートウィン・佐藤の窓」を全窓に採用。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。また、天井や内壁には調湿機能に優れた化石サンゴを原料にした塗り壁、床は天然材を使用。「寝つき・寝起きが良くなり、アレルギー症状も解消しました」と、ご夫婦はほほ笑みます。
LDKと各空間に一体感を持たせたシンプルなデザインのN邸。ドアも最低限に抑え、どこに居ても家族の気配を感じられます。さらに、回遊性のある動線と適材適所の収納により、毎日の家事負担を軽減し、時短も可能に。世界基準の性能とパッシブ設計、自然素材の魅力を実感しながら、快適な日々を重ねていくNさん家族です。
玄関から中に入った瞬間、木の香りに包まれるN邸。足裏を気持ちよく刺激する浮づくりの床をはじめ、随所に木の温もりを感じられます。「子どもが走り回ったり、床に寝転んだりしても天然木だから安心」と話すNさんご夫婦。部屋ごとのクロス選びにも工夫して、異なる表情を楽しめる住まいです。
家族が集うリビングには大きな吹き抜けを。小上がりの作業スペース、緩やかにつながる和室を備え、家族がそばに居ながら、おのおのの時間を過ごせます。2階の子供部屋とも一体感があり、個室で過ごしていても互いの気配を感じられるよう工夫しました。全開口の窓から続くウッドデッキは、アウトドアリビングとして、BBQやプールに大活躍。「キッチンからの見通しもいいから家事も会話も楽しめるんですよ」と笑顔で話す奥様。調味料ニッチ、手元が隠れるカウンター、勝手口付きのパントリーとうれしい配慮が満載です。
キッチン近くに水回りを集約し、少ない移動で料理や洗濯を同時進行。ファミリークローゼット、屋根裏だけでなく、階段下やニッチを活用した収納術にも注目。ご夫婦の思いを余さず盛り込んだ、理想的な住まいが完成しました。
ベージュと黒のバイカラーが目を引くスタイリッシュな平屋建て。薩摩川内市宮崎町に堂々完成したのは、福山組のモデルハウスです。デザイン性と機能性に優れた住まいは、家族が伸び伸びと過ごせる工夫がちりばめられています。例えば、アウトドアリビングとして活躍する広々としたウッドデッキ。ワクワクするような開放感を味わえるのはもちろん、洗濯物を干したり、BBQを楽しんだりと使い方は多岐にわたります。
玄関ドアを開けて中へ入ると、すぐ横に大容量のシューズクローク。ベビーカーや釣り具、スポーツ用品も余裕で置ける広さを確保し、汚れたままでも気兼ねなく収納。家族だんらんの中心となるLDKはウッドデッキや和室とつなげて広がりをもたせ、家族がきちんと顔を合わせられるよう子供部屋はリビングに隣接。コンパクトにまとめた水回りは家事の時短を実現します。
収納計画も秀逸で玄関の土間収納や個室をはじめ、水回りにも便利な棚を造作。自社大工だからこそ棚の位置やサイズ、用途に合わせて柔軟に対応可能。木の心地よさ、暮らしやすさを体感できるプランをぜひ現地でお確かめください。
いちき串木野市春日町に移転オープンした、黄色と緑色の外観が目印のスパゲッティのお店「ポノボーノ」。細部へのこだわりやセンスがキラリと光る店舗付き住宅です。室内は白壁にダークブラウンのヘリンボーンが落ち着きある空間を演出します。白壁も機能や用途によって使い分けているのだそう。
バリアフリースロープやゆとりのある授乳室、キッチン上部に住宅側の水回りを集約するなど、レストランのお客様が心地よく過ごせるよう細かな部分も配慮しました。「トイレや入浴の音は意外と下の階に響くもの。お客様が食事や会話を楽しめるよう工夫しました」。さらに、1階にある倉庫の上に中庭を配置し、空間を有効活用しているのもポイントです。外からの視線が気にならないので、天気のいい日は洗濯物を干したり、プールやBBQなどに利用したりと活躍しそうです。
2階はLDKを中心に個室や水回りを配置しているので、暮らしの動線もスムーズ。リビングを見渡せる対面式キッチンを採用したり、子供部屋に行くには必ずLDKを通る動線だったりと親子のコミュニケーションが自然と深まる工夫が施されています。
緩やかな片流れの屋根と横長い箱型の建物を組み合わせたシンプルなフォルムの平屋造り。スギ板張の壁に瓦屋根と黒の窓枠がアクセントの和モダンな外観は、昔ながらの景観によくなじみます。白壁と木目が温かな印象を与える室内は、リビングとウッドデッキの境に大きなFIX窓と開き戸を組み合わせた掃き出し窓をはめ込み、明るさと開放感をアップさせました。
わが家を建てるにあたり専門書にも目を通したIさんが心引かれたのは、エアコンなどの機器に極力頼らずに、自然のエネルギーを住まいに最大限活かす〝パッシブデザイン〟。「地元に根付きながら、パッシブデザインなど新しいことへ意欲的な丸久建設さんに決めて大満足」とご主人。断熱性能を高めてエネルギーロスを防ぐ住まいは、エアコン1台で快適に過ごせます。
行き止まりのない回遊動線で移動がラクになるだけでなく、風も抜けやすくなるメリットも。浴室、洗面脱衣室、ドライルーム、ファミリークロークを直線上に配置することで、家事の手間・負担が軽減され、生活空間はスッキリとした印象に。リビングからは見えない動線なので、急な来客にも安心です。
明るくナチュラルなテイストが街並みになじむT邸。玄関ドアを開けると木の香りが広がります。床、柱、天井にパイン材を使用し、木の質感と美しい木目の一つ一つがおしゃれでモダンな雰囲気を演出。深呼吸したくなる木の温もりと調湿効果の高い天然壁材モイスで年間を通して心地よく過ごせます。さらに、アウトドアリビングの役割もある大きなウッドデッキと庭とのつながりは縦にも横にも広がりを持たせる空間になりました。
住まいはファミリークローゼットを中心とした使い勝手のいい平屋造り。横にはパントリー兼書斎スペースを配し、プライバシーも考慮しつつ、キッチンへの移動もコンパクトに。さらに、キッチン背面は隠す収納により、いつも清潔な状態をキープできます。親子でキッチンに立つことも増えたんだとか。
リビングも子供部屋も仕切りがないため、自然に家族がつながる動線に。玄関横に洗面台、トイレ、脱衣所、風呂場と水回りをまとめ、外遊びから帰ってきた子供たちも手洗いだけでなく、風呂場に直行可能。おしゃれなデザインはもちろん、機能性にも優れた細かな配慮がちりばめられた住まいです。
閑静な住宅地に、爽やかな青の外観がひときわ目を引くO邸。外壁は世界トップシェアを誇るドイツの塗り壁材「Sto(シュトー)」。超撥水、断熱効果を期待でき、ひび割れも少ないため塗りたての美しさが持続します。
建物は高気密・高断熱・高耐震のSW(スーパーウォール)工法。同社は九州SW年次大会で『最優秀性能賞』を受賞した実力あるビルダー。また、24時間換気システムにより、清潔な空気の中で快適に暮らせます。「この冬は12月まで暖房をつけずに半袖で過ごせました」とご主人。ランニングコストもだいぶ削減できたんだとか。湿気がたまりがちなシューズクロークやトイレ、ランドリールームの塗り壁には調湿・消臭効果のある自然素材のマシュマロタッチを。健康的でほっとできる空間になりました。
LDK中心のレイアウトは、どの部屋にも移動しやすく、リビングを必ず通る間取りのため、家族が顔を合わせられるのがポイントです。また、家事の時短をかなえる工夫にも注目。回遊性のあるキッチン、集約した水回りの動線、掃除がラクになるホーローのお風呂など、住み手目線の配慮がちりばめられています。
広い敷地にゆったりと建つ切妻屋根とモスグリーンのサイディングが印象的なA邸。土間玄関とリビングには仕切りがなく、一続きになったオープンな空間が広がります。理想の住まいづくりのため、ハウスメーカーや工務店に足を運んだAさんご夫婦。その中で心惹かれたのがARK HOMEの住宅でした。デザイン、高気密高断熱の工法、スタッフの人柄が気に入り同社で建てることに。「地元工務店で建てたい」という思いもかないました。
白壁に温かな光が差し込む大開口、浮づくりの床、木目調の天井などに囲まれたナチュラルな空間を引き締めるのはモールテックスで仕上げたキッチン、黒のアイアンやシーリングファン。同社の施工事例で気に入ったところも積極的に取り入れたんだとか。水回りはコンパクトにまとめ、キッチンとガレージを行き来できるパントリーを用意したことで、回遊性のある家事動線が実現。「ライフステージが変わっても快適に住める、家事の負担を軽減できる平屋造りに大満足」とAさんご夫婦。動線上には隠す収納も充実。使い勝手もさることながら、モノが見えないので空間をより広く使うことができます。
住まいづくりの計画をスタートさせたタイミングで理想的な土地と出合ったOさんご夫婦。見通しも日当たりも申し分のない場所でしたが、それだけ風が強い一面も。ビルダーを選ぶ際には台風や地震などの自然災害に備えたいとの思いがあり、鉄筋コンクリート造りの住宅を希望したと言います。小永吉ホームが手掛けるのは、コンクリート壁と断熱材、仕上げ材が一体化した構造で躯体内無結露を実現する『RC―Zの家』。気密・断熱性能に優れ、長い目で見たコストパフォーマンスの点でも魅力的な住まいだったのです。
O邸はビルトインガレージを備えた平屋造り。広い庭に面して大きな窓を設けたLDKとドライルームが並んでいます。また、新型感染症による生活様式の変化を受け、玄関から水回りへ直行できる動線を確保。外遊びや部活動を頑張る子供たちも帰宅してすぐ浴室に行けるため、清潔に整えた後リビングでくつろげます。リビングの外にはデッキテラスが備わり、屋外とのつながりが深まる予定。庭に設える菜園での収穫やデッキでの食事など、家族みんなでさまざまな楽しみを見つけていく住まいになりそうです。
二人目のお子さんが生まれたことから、家づくりを検討することになったUさんご夫婦。お二人の希望は、動きやすく子育てしやすい平屋建ての住まいでした。鹿児島市内の高台の一角に建てられた新居は、高低差のある土地をうまく活用し、平屋建てながら住まいのプライバシーを高めています。
U邸では、廊下を省いたセンターリビングを採用しているので空間に無駄がなく、動線もスムーズ。主寝室や子供部屋などの個室がリビングとじかに接しているので、自然と家族のコミュニケーションが生まれる間取りとなっています。玄関からキッチンへも数歩で移動でき、バスルームと洗面脱衣室もキッチンの近くに配置して家事動線を短縮。「それぞれのスペースに収納もたっぷり作っていただきました」と奥様。洗濯機の水栓は、奥様のリクエストで水とお湯の混合水栓が設置されています。また、「鹿児島では晴れた日でも室内干しの方が安心なので」と、脱衣室の横にカウンター付きのドライルームを用意。高気密・高断熱の性能に加え、24時間換気システムのおかげで室内の方がよく乾くのだそう。「エアコン一つで家全体の温度管理ができるので、朝起きたときから快適です」。
奥様の友人を通じて赤瀬川建設の住まいを知ったYさんご夫婦。それまでに複数社の住宅を見ていましたが、天然木をふんだんに使った同社の造りに感動したのが大きな決め手に。
加えて、社長を含めた自社大工は全員が建築大工1級技能士。高い技術力と住み手の目線に立ったプランニングにも魅力を感じたそうです。「担当の大工さんが設計・施工を行うので要望を伝えやすく、反映されやすい。共有したイメージの中で一緒に造り上げる楽しさがありました」とご主人。大工発信の遊び心もY邸の個性を彩っています。地元工務店ならではの親しみある距離感は、わが家への愛着をより深めるエッセンスと言えるでしょう。
ゆったりと開放的なLDKを中心とした間取りは、愛猫を含めて心地よく過ごせるようにとご夫婦で練り上げたものです。リビング経由で各部屋へつながり、水回りの裏動線まで装備。行き止まりのない動線配慮と抜群の収納力がスムーズな暮らしをかなえます。また、水栓をすべてタッチレスにしたり、LDKの照明にライトコントローラーを採用したり。生活習慣に合わせた機能にもこだわりました。