「10年前に建てた家の前にアパートが後から建って冬の室内がいっそう寒くなり、外壁の汚れやクロスの剥がれも気になっていたわが家。メンテやリフォームを考えてSNSを見ていたら〝世界基準〟という言葉が目に入ったんです」。PASSIVE STYLEとの出合いをそう話すご夫婦。世界基準とは、住宅性能のことです。同社では全棟でHEAT20・G3が標準仕様。高い断熱・気密性とパッシブデザインを取り入れ、無暖房で心地よく過ごせる冬&エアコン1台で快適な夏を実現しています。Tさんご夫婦が注目したのもこの点でした。
子供たちの健康や将来の夫婦暮らしを見据えて人生2度目の新築を決断。家族みんなで壁材を塗ったり、木製タイルを張ったりと住まいづくりにも参加し、愛着いっぱいの住空間に仕上げています。LDKと各空間に一体感を持たせたシンプルな間取りのT邸。2階建てですが、どこに居ても家族の気配を感じられる開放的なデザインです。「寝つき・寝起きが良くなって活力につながるし、アレルギー症状も解消しました」とにっこり。住宅性能や素材がもたらすプライスレスな魅力を実感しながら、快適な毎日を積み重ねていくTさん家族です。
家づくりを考え始めてから週末ごとにさまざまなビルダーの完成見学会に足を運んでいたFさんご夫婦。「入った瞬間の空気が違う」と感じたのがSin工房の家でした。同社が提案する自然素材の健康住宅とスタッフの温かな対応に心をつかまれ、即決したそう。内装は良質な無垢材と調湿効果の高いスペイン漆喰だけという潔いほどのシンプルさが同社の真骨頂。ダブル断熱工法と相まって、いつでも清浄で快適な空間をつくり出しています。
「毎朝、寝室のカーテンを開けるのが楽しみなんです」とほほ笑む奥様。F邸は2階から桜島や錦江湾、よく晴れた日は遠くに霧島連山までも見渡せる高台に建っています。この眺望を生かすため、LDKの吹き抜けの角に2面の窓を配置。採光や解放感とともに風景も楽しめる秀逸なプランです。
玄関前に配置した小上がりの和室はリビングにもつながっていて、「いつでも畳でリラックスできる」とご主人お気に入りの空間。繊細な和紙の照明は奥様がネットで見つけたもの。リネンのカーテンや栃(とち)の一枚板のダイニングテーブルなど、上質なものが似合う暮らしを楽しんでいます。
出水市麓に広がる武家屋敷群の一角に完成した和モダンの平屋。大きな軒を持ち、古材処理をしたスギ板を張った外観は、町並みの趣にしっくりとなじみながらもどこか異彩を放っているよう。ここは「田頭建設」の社長・田頭謙一さんの住まい。奥様と2歳の娘さんの3人で暮らしています。
まだ木の香りが残る室内は和の印象が強い外観とは異なり、ナチュラルな雰囲気。床は傷のつきにくいパイン材、室内の壁は紙クロス、トイレと洗面室の壁は調湿性のある塗り壁と、断熱材も木質系のセルロースファイバーにするなど、自然素材で仕上げています。リビングは高い勾配天井とウッドデッキにつながる大きなガラス戸で開放的な空間に。それ以外の場所はあえて天井を低くして、空間にメリハリをつけました。リビングの横に設けた小上がり風の畳スペースや、間仕切りの壁に向けてカウンターデスクを付けたワークスペースなど、趣の異なる空間がいくつもあるのが田頭邸の大きな特長です。「季節や目的ごとに居場所を変えられる楽しみがあります」と田頭さんは笑顔で語ります。
シンプルな空間を彩る奥様のインテリアセンスも秀逸。温かみのある日々の暮らしが目に浮かぶようですね。
鹿児島市内の住宅街でありながら、二方が雑木林に面した自然豊かな環境に建つT邸。室内に足を踏み入れると、濃いネイビーの外観とはまるで違う、白が際立つ明るい空間が広がっていました。角地という開放的な立地を活かして光や風、借景の緑を上手に採り込みつつ、道路からの目線を考慮した窓の配置や空間デザインも見事です。大きな吹き抜けのあるリビングを中心に各所が緩やかにつながり、どこに居ても家族の気配を感じられます。
「和室が欲しい」というTさんの希望で、リビングの一部に小上がり風の畳スペースを設置。床の間や仏壇置き場もある本格和室でありながら、壁紙をイエローにしたことでナチュラルなLDKともしっくりなじんでいます。特長的なのはステップフロアに設けた洗面室とトイレ。その横にはご主人のトレーニングルームも。あえて低い位置に造り、はしごで昇り降りするという遊び心にワクワク感が高まります。
きれい好きな奥様が重視したのは収納計画。いつも室内がスッキリと見えるよう、棚の向きや高さにもこだわりました。家の各所に家族それぞれの居場所も確保された快適な住まいです。
2歳と4歳の男の子がいるS家の新居は、緩やかな片流れの屋根と細長い箱型の建物を組み合わせたシンプルなフォルムの平屋建て。スギ板張りの壁に黒の窓枠が引き締め役になった男前な外観とは裏腹に、室内は白を基調にした明るく開放的な空間です。
伸びやかな勾配天井を持つLDKの横にオープンな子供部屋を配置。「いずれは壁を造るかもしれないけれど、子どもが小さいうちは自由に走り回れる家にしたかった」というご主人の希望通り、主寝室以外はすべてつながった回遊性のある間取りです。キッチン、パントリー、浴室・洗面室、屋根付きのデッキ、ウォークスルークローゼットを近くにまとめたプランのおかげで家事も暮らしもスムーズ。フルタイムで共働きの夫婦をしっかり支えています。
Sさんは丸久建設の完成見学会に行き、「自分たちが住みたい家そのもの」と即決。パッシブデザイン+ZEHの「ゼロエネルギー住宅」で、家計に優しく快適な室内環境と耐震等級3の安心を手に入れました。「冬も暖かくて乾燥しないので、風邪をひきやすかった子どもがすっかり元気になった」と話す笑顔が喜びを物語っていました。
長く深く伸びた軒が印象的なS邸。ご主人は通勤路から見える、Wiz Houseの手掛けた深い軒の家がずっと気になっていたのだとか。独自に調べて同社までたどり着き、同様のデザインをリクエスト。重厚感や落ち着きのある雰囲気を踏襲しつつ、ライフスタイルに応じた造りをかなえています。
間取りでこだわったのは、リビングを中心にすべての部屋が見渡せること。間仕切りを設けず、視線が奥まで広がる造りで、開放感と家族のつながりを感じられるLDKに仕上げました。ウッドデッキへ続く窓は天井までのハイサッシを採用。開口が大きいため、隣家の視線が気にならないよう空間がレイアウトされています。
また、帰宅後のルーティンを確立させたいとの希望から、玄関からクローゼット、洗面台までを短い動線で結びました。リビングにはカウンターデスクを用意。ご夫婦がデスクワークをしたり、子供たちが学習に使ったり。もちろん個室もあるのですが、家族みんなが自然とLDKで過ごせるような仕掛けが施されています。火災保険が格安になるアップルゲートセルロース断熱を自社施工している点も見逃せません。
遠くに錦江湾を望む丘陵地に立つN邸。それまでは住宅地で暮らしていましたが、ライフスタイルや趣味を伸び伸び楽しみたいとの思いが。子供たちが通う学校区内での土地探しをきっかけに、地元の不動産に精通する絆と出合います。「土地探しから家づくりまでワンストップでかなうのが魅力でした」と奥様。互いに意見を出し合い、納得のプランを練り上げたそうです。
新居では趣味のための部屋や薪ストーブなど、ご夫婦の憧れも思い切って盛り込みました。もちろん、子供たちの意見も聞きながら。特に2階に集約された個室は、壁紙や床材にそれぞれの好みが反映されており、個性的で楽しい空間に仕上がっています。
ともに仕事を持ち、子ども3人の育児や家事と忙しい毎日を送るご夫婦。重視したのは水回りの動線です。キッチンと隣接させるだけでなく、あえて中廊下を設けて玄関ホールからも水回りへのルートを確保。行き止まりのない回遊動線で、家の中での渋滞も回避できます。適所に用意された機能的な収納もポイントの一つ。白を基調としたインテリアと相まって、スッキリした住空間を演出してくれそうです。
利便性と静けさを備えた地に建つN邸。転勤続きのご一家が、奥様の実家がある川辺で暮らしていたある日、ご主人の「ここは住みやすい町だね」のひと言をきっかけに住まいづくりがスタートしたそう。「地元工務店が造る木のぬくもりがある家」をテーマにモデルハウスや見学会へ足を運び、ようやく出合ったのがマエダハウスでした。
天然木と珪藻土に包まれたN邸はすでに築5年。「それでも訪れた方から、木の香りが落ち着くね、と言ってもらえるんです」と奥様。こだわりのキッチンは、壁一面に収納棚が造作され、家事動線を含めて使い勝手は抜群。広々とした住空間にもかかわらず、冬でも室内気温は平均13℃ほど。夏はリビングと裏口を開ければ、エアコンいらずというから驚きです。
一年を通じて快適な理由は、同社の住まいづくりに用いられる『デコスドライ工法』のおかげ。屋根裏へ上がると、厚い断熱材や張り巡らされた太い梁など、確かな造りが間近に見られます。庭にはご主人の宝物であるバイクの収納庫も。お気に入りの土地とわが家で、日々の暮らしを楽しんでいる様子が伝わってきました。
住まいづくりを考え始めたYさんご夫妻がこの土地に出合ったのは5年前のこと。平川工務店の所有地でしたが、転用に時間がかかり、完成したのは2020年の春でした。長かった構想期間を「プランをじっくり検討できたし、どう暮らしていきたいかを改めて考えられた有意義な時間」と笑う二人。建築の準備が整うまで、見学会やネットで情報を集め、好みのスタイルや素材、アイテムなどの画像で同社とイメージを共有。〝北欧+ビンテージ〟をコンセプトに、隅々までこだわり抜いたY邸の実現につなげたのです。
間取りでは、明るさや動きやすさを重視。家事が苦手な奥様がストレスなく作業できるよう、帰宅後の動線や収納の配置にも工夫を凝らしています。例えば、ガレージからダイレクトでキッチンへ行けたり、洗濯室とファミリークロークを隣り合わせたり。効率アップと時短で、くつろぎの時間を増やす一助になっているとか。住まいづくりの感想を尋ねると「地元ビルダーならではの対応力に感嘆。一緒に楽しみながら造ってもらえたのもうれしかった」と奥様。これからもお気に入りのわが家を楽しむ日々が続きます。
それまで団地暮らしだったTさん家族。マイホームにはまるで興味の無かったご主人はある日、「自分の部屋が欲しい」という、子供たちの思いを知ります。密かに土地探しを進め、日当たり良好の売地を発見。時期を同じくして幼稚園の役員が縁でマルタ建設の圓田さんと知り合い、何ごとにも全力で取り組む姿勢を目の当たりに。ここなら安心できると確信したご主人は、「マルタ建設で家を建てたい」と奥様にサプライズでプレゼン。驚きながらも快諾し、家族5人が伸び伸びと過ごせる住まいづくりをスタートさせました。
T邸の大きな魅力は、玄関土間とLDKの一体感です。間仕切りの戸は3枚とも引き込み式のため、開け放てば広々とした空間が生まれます。別途、家族用玄関を設け、水回りやクローゼットを通って個室へつながる裏動線を確保。これなら来客中でも気兼ねなく洗面や浴室を使うことが可能です。ライフスタイルに応じた生活しやすい間取りに加え、スーパーウォール(SW)工法がもたらす快適な室温環境にも大満足の様子。「この冬は12月後半まで暖房要らずでした」と笑う奥様。ランニングコスト削減も期待できそうです。
黒の外壁が重厚感を醸すM邸。外観はシックなイメージですが、玄関ドアを開けると印象は一変します。まず出迎えてくれるのは爽やかな木の香り。無垢材を適材適所に用いる上野住建の住まいらしく、随所に木を現した造りが目を奪います。特に家族やゲストが集まるLDKはたっぷりと。ご夫婦の要望や予算をくみ取りながら、バランスよく仕上げているのが魅力です。
注目したいポイントは、水回りと個室の間にウォークスルーのファミリークロークを据えていること。それによりキッチンからの回遊動線が生まれ、家事の時短が実現しています。衣類は出し入れしやすいオープン棚を使っているため、子供たちが率先して着替えを持ってくるそう。「今までにない行動です」と笑う奥様。これは家族みんなで家事ができる使い勝手のいいレイアウトという証ではないでしょうか。
抜けのいい南面に和室やリビングを並べ、明るさと開放感を獲得しました。玄関から子供部屋までつながりを持たせた間取りに、「どこに居ても子供たちに目が届くので安心」と、声をそろえるご夫婦。これから庭を整え、さらに心地いいわが家に仕立てる予定です。
重厚感のある木造りの外塀に囲まれたオレンジの外壁に緑色の屋根。出迎えてくれたSさんはシャツ1枚とはだし姿でした。訪れたのは冷え込みが強くなり始めた朝。外断熱工法を取り入れたおかげで、「家の中では孫たちもはだしなんです」。
長年家づくりを考えていたというSさんが「住まいる玄」を選んだのは、近くに住む娘さんの家を同社で建てたことから。現役時代、大工をしていたSさん。基礎や外壁の土台だけでなく「組み方や手の入れ具合が驚くほどしっかりしていて、手間のかけ方が全然違う」と言います。娘さんの家を訪れたときの「帰りたくないほど」の心地よさも決め手に。ちょうど娘さん宅の近くに土地が見つかったこともあり、昨年9月にこの家が完成しました。
「無垢材を使ってほしい」というのが一番のリクエスト。無垢材と珪藻土で仕上げられた20帖のリビングは、空気が澄み切った快適で暖かな空間となりました。いつも学校帰りに立ち寄るお孫さんたちのお気に入りは猫ちゃんの部屋。「この家に住み始めて抜け毛が減ったみたい。環境がいいのかな」と目を細めるSさんでした。
冬の日差しが白いシラス壁に反射し、無垢のスギ材の床に柔らかな陰影をつくるLDKで伸びやかに遊ぶ子供たちを見ながら語らう夫婦。オーブン付きの薪ストーブからはおいしそうな香りが漂ってきました。「今は家に居ることが一番楽しくて幸せです」とこぼれるような笑顔で奥様は語ります。
6年前に家づくりを考え始め、鹿児島のほとんどのビルダーの家を見たそうですが、「いいな」と思っても、自由度がなかったり、手の届かない価格だったりと、なかなか希望の家に出会えなかったそう。そんな折、奥様がインスタグラムで目にしたのが新越建設のモデルハウス「上町ガルテン」でした。コンパクトな空間に理想の暮らしのエッセンスがギュッと詰まったその家に一目ぼれ。運命の出会いでした。
高隈山が一望でき、一面の畑が広がる開放的な北側に大きなガラス窓を取ったリビング・ダイニングが家族の居場所。夜は薪ストーブの炎を眺めながら焼酎を飲むのがご主人の楽しみとか。アイランド型の対面キッチンに立つ奥様とも会話できて、家族の絆が深まります。「思い描いていた夢がすべてかない、後悔は一つもありません」。
結婚後すぐに「住まいづくりを考えた」というIさんご夫妻。インスタグラムをチェックしていると、好みのスタイルを発見します。それがFREEQ HOMES(フリークホームズ)でした。早速、鹿児島で同商品を取り扱うBinO KAGOSHIMAの見学会へ。天然木の持ち味を活かすデザインや、遊び心あふれる平屋ベースの間取りに魅了されたと言います。そして何より二人がほれ込んだのが担当スタッフの人柄。「信頼できる人とだから納得いくわが家になった。今でも頼りになる存在」と話してくれました。
ご夫婦が選んだのは、吹き抜けを活用したロフトがポイントの『LOAFER(ローファー)』。好きなものや気持ちが上がるアイテムをふんだんに取り入れ、世界で一番居心地のいい場所に仕上げています。無垢材の床に対して内壁や天井は漆喰塗りを採用。調湿や消臭効果があるので、空気環境を整える効果が期待できるそう。ナチュラルでヘルシーな空間に「ゲストもすごくリラックスしてくれる」との話も納得です。帰宅後のルーティンや家事に関わる動線配慮も秀逸。デザイン性も機能性も備える自慢の住まいです。
「畑仕事ができる田舎で、コンクリート打ちっ放しの家に住みたい!」。そんな奥様の切なる願いから、K邸完成までの道のりはスタートしました。白羽の矢が立ったのは小永吉ホーム。同社が手掛ける、断熱ボードと一体型の鉄筋コンクリートで造る『RC―Zの家』は、地震や火災に強く、気密・断熱も高い高性能住宅です。
加えて、ご夫婦の要望を盛り込んだプランがかなうのも大きな決め手に。中でも家族が憩うLDKの開放感はK邸のポイントでもあります。イメージしたのは、見晴らしがよくて多機能なワンルームでの暮らし。ただし、これだけのスパンを確保するのは難しいのだとか。同社の経験や実績があるからこその広さといえるでしょう。
パン作りが得意な奥様のため、キッチンにもこだわりました。スタイリッシュで美しい、ステンレス製のオーダーメード。室内に現した打ちっ放しの壁とも相性バッチリです。LDKから奥のプライベートゾーンまで続くオープンな雰囲気も特長的。玄関ホールから奥まで視線が届き、伸びやかな印象に。今後は庭に果樹を植え菜園を造り、家族時間をさらに充実させる予定です。
住まいづくりのためにさまざまなハウスビルダーから情報を集めていたSさんご家族。南さつま市で開催された七呂建設の見学会に参加し、雰囲気や性能に好印象を持ったと言います。決め手になったのはファーストプラン。「私たちの理想を大事に考えてプランニングされていました」と奥様。S様邸のリビングは吹き抜けを介してつながるフリースペースが特長なのですが、これは娘さんが「2階から下を見下ろせる造りがいい」とこぼしたから。何気ない一言もしっかり受け止めてプランに反映させる、そんな配慮をうかがえるエピソードです。
たっぷりの自然光が差し込むLDKは、家族みんなのお気に入りの場所。雁行配置でリビングからキッチンが丸見えにならないのもこだわりの一つです。娘さんと一緒に作業をしてもゆとりがある広さや、水回りとの連携の良さも好評。また、幼い息子さんが伸び伸び遊べるよう、現段階ではダイニングテーブルを置いていません。状況に合わせ、キッチン横や和室に座卓を出して食事をするのがS家のスタイル。「暖かくなったらデッキで食べてもいいね」と楽しみが広がります。
「いつか子供たちが大人になった時、自分の家族を連れて帰って来られる場所をつくりたい」。Mさんの家づくりは、ご主人のそんな想いから始まりました。ご夫婦と二男二女の6人家族がゆったり暮らせるように、家の半分を2階建てにして子供部屋を設け、夫婦だけになったら1階で生活が完結できる、使い勝手のよい間取りです。
暮らしの中心になるのはLDKの真ん中に設けた畳敷きの小上がり。食事をしたり、ごろりと横になってくつろいだり、段差に腰掛けたりと多目的な使い方ができます。梁を見せた高い天井や裏の竹林が見える大きなガラス窓のおかげで開放感もいっぱい。今までにたくさんのモデルハウスなどを見てきたご主人がぜひとも取り入れたかったという希望がかないました。
一方、奥様が希望したのは1階の和室。「畳の小上がりがあるからいいかなと思ったけど、お客様が来た時に気兼ねなく泊まれる部屋が欲しかったので」。キッチンや浴室の近くに設けたファミリークローゼットもお気に入り。日常的な着替えはすべてそこで済むというシンプルな動線と充実した収納が家族の暮らしを支えてくれます。
大きな軒天井を持つ、ガレージ一体型のスタイリッシュな平屋がKさんご夫婦の待望の新居です。「一番長く過ごすリビングを大きくしてメリハリをつけてほしい」という要望通り、天井が高くて開放的なLDKを家の主役にし、その周りに個室や水回りを配置。リビングの中央に置いたお気に入りのソファが、お二人のくつろぎの場です。
バイクのガレージを併設したご主人の個室は、まさに男の隠れ家。ガラス越しに愛車を眺める時間はまさに至福です。隣には奥様のお部屋も。それぞれが自分の時間を持てるのも夫婦円満の秘訣かもしれません。さらに共働きのご夫婦がこだわったのは家事動線。広い脱衣所で洗濯物を乾燥させ、隣のクローゼットにハンガーごと移すという流れが家事の時短につながっています。
そして、K邸の一番の特長は常に室内が快適な「ファースの家」であること。吹き付け式の内断熱と外張り断熱のダブルで高断熱高気密を実現し、24時間空気循環システムで、最適な温度と湿度の空気を家中に巡らせます。「冬でも家の中は暖かくて、半袖や薄着で大丈夫だよね」と話すお二人の笑顔が、最高の居心地を物語っていました。
「いつまでも心地よさを味わえる空間創り」をコンセプトに掲げる新建ホームズ。素材や性能だけでなく、住み手に寄り添う提案やアフターフォローにも独自のこだわりを持つハウスビルダーです。そんな同社の思いをギュッと詰め込んだのが、今回紹介するモデルハウス『ことぶ木の家』。注文住宅の多くが平屋を選ぶという地域のニーズをくみ取り、約60坪の敷地に延床面積約20坪の平屋プランを実現しています。
数字を見れば小さな家ですが、二人暮らしを想定しているため広さは十分。ワンルーム風の潔い間取りや、つながりのある空間演出が相まってゆとりすら感じられるほど。レイアウトもユニークで、多目的に使える土間や畳敷きのロフトスペースなど、ライフスタイルに応じた使い方を創出できる楽しみもちりばめられています。ミニマルな暮らしを理想とする人にも興味を持ってもらえるのではないでしょうか。
毎日の何気ない時間を包むのは、無垢材や珪藻土といった心身に優しい素材での仕上げ。太陽熱を活用して穏やかな空調を行う『びおソーラー』の採用など、住まい手や環境を思いやるアプローチも見逃せません。
仕事を通じて以前から田代住建を知っていたMさんご夫妻。住まいづくりへの真摯な取り組みや人柄に触れ、「わが家を建てるならここで」と決めていたそうです。盛りだくさんの要望や思い描くライフスタイルを伝え、完成したM邸。造り手のセンスがキラリと光る、個性豊かな住まいです。
まず目を引くのは、構造を現した玄関ポーチ。片流れ屋根が風格を醸しながらも軽やかな印象を与えます。一目で記憶に残るデザインは、わが家でピアノ教室を営む奥様にとって、分かりやすさというメリットも生みました。家族以外の出入りがあるため、玄関周りは特に配慮を。奥行きのある土間を境に教室と居住空間をゾーニング。土間が共有されるため、レッスン中でも家族の様子を感じられると言います。
LDKでは天然木を使って温もりのある仕上がりに。畳敷きのスキップフロアは半個室の造り。丸見えにならないので、子どものお昼寝や家飲みに活躍中です。コロナ禍での建築でしたが、「タイル張りをしたり、DIYをしたり。家族全員で参加できました」と満面の笑顔。わが家への愛着につながる、楽しい時間となったようです。
「建てるなら信頼できる地元の工務店で」。いろんなメーカーの住宅を巡ったのちに、そうした結論に至ったHさんご夫妻。選んだのは、ご主人の実家を手掛けたファミーユホームです。同社でプラン提案を行う一級建築士の福永さんと面識があり、世代も近いことからイメージ共有などもスムーズに進行。細部へのこだわりを具現化したわが家が完成しました。
屋根の角度はあえて緩やかに。深く出した軒と黒い外壁が相まった、風格あるデザインが目を引くH邸。ウエスタンレッドシダーや枕木、シンボルツリーのあるガーデンなどの自然素材を加え、年月とともに変化する表情を楽しめるのも大きな魅力です。これは室内にも継承され、統一感のある美しいスタイルをつくり上げています。
ご夫婦の希望は、キッチンを中心にした見晴らしのいい間取り。そこで生まれたのが、吹き抜けが心地いいオープンなワンフロアです。さらに学習デスクや3帖の畳スペースを備えて多機能空間に仕上げました。また、帰宅後のルーティンや家事効率を高める動線配慮も秀逸。家族が自然と集い、穏やかな毎日を過ごせる住まいです。
全国的にも知られた温泉地・指宿。家業を継ぐため故郷へ帰ってきたKさんは、県外出身の奥様が楽しみにしていた温泉付きの新居を計画しました。選んだのは地元ビルダーの川路建設。同社のモデルハウスや過去に手掛けた露天風呂付きの住宅を訪れ、天然木をダイナミックに用いる和のたたずまいや型にはまらない提案力に魅了されたそう。K邸でも、リビングに現した太鼓梁をはじめ、床や建具など随所に木を現わしてアクセントに。職人の手仕事を感じられるのも同社の持ち味です。
また、中2階の主寝室や奥様の蔵書を収める書庫といった個性的な空間も見逃せません。これらはご夫婦の要望をカタチにしたもの。中でも特筆したいのはヒノキと十和田石で造作された露天風呂です。庭に面してオープンなデザインですが、利用する際はシェードで目隠しできるので安心。ご主人は「そのシェードをスクリーン代わりにして、プロジェクターで映画を観ながら入浴したい」と話します。夫婦それぞれの楽しみを持ち寄った、まるで宝箱のような住まい。これから重ねる年月とともに、家族の絆も木の風合いも深まっていくことでしょう。
スッキリした見た目ながら、温かみを感じられる外観が印象的なN邸。住宅地に建つため開口は最小限ですが、中に入ると開放的で遊び心のある空間に驚かされます。特に目を引くのが、畳敷きのピットインリビング。段差がそのまま腰掛けになるため、「来客時も便利」と奥様。ソファが不要で空間を広く使えるメリットもあります。個室から独立させた学習スペースや書斎など、コミュニケーションを生みやすい間取りも魅力。見晴らしのいい内部空間からは、延床面積約26坪というコンパクトな数字は想像できません。
N邸を手掛けた木のんホームでは、建築家と建てる『R+house(アールプラスハウス)』を提供しています。その完成見学会や同社が催す住まいづくりの勉強会を通じて、自分たちらしい暮らしがかなうわが家への思いが強まっていったご夫婦。「施工力もある木のんホームのR+houseなら実現できる」と選んだそうです。気に入っていた同社の住宅を参考に、ライフスタイルを活かすプランを完成させました。住宅性能も高く、雪が降った日も家の中はあったか♪ 家族みんなで快適な毎日を楽しんでいます。
昔ながらの住宅地でひときわ目を引くスタイリッシュな2階建て。グレーやブラウンなどのダークトーンでまとめられたシックな外観から一転、室内に足を踏み入れると真っ白な玄関ホールが出迎えてくれます。その先に続くLDKは一部が吹き抜けになった開放的な大空間。白を基調に、木目のフローリングや黒のキッチンがモダンさと高級感を醸し出しています。
リビング階段の途中にはお子さんの遊び場やご主人の書斎、奥様の趣味部屋などとして多彩な使い方ができる4・5帖の中2階フロアを設けました。その下のスペースを蔵収納にすることで空間をフル活用。2階の子供部屋には室内窓を設けて1階に居る家族と会話ができるようにするなど、暮らしを彩る工夫や遊び心がいっぱいです。
同社の家づくりの一番の特長は地震に強く、高気密・高断熱をかなえる2×4工法。オール電化と太陽光発電を標準装備し、昼間の発電電力を自由に使えるので、快適な暮らしと省エネがしっかり両立できます。キッチンやバス、トイレなどの住宅設備は高性能のパナソニック製品で統一し、ハイグレードな暮らしを実現させました。
幹線道路が近く、利便性の良いエリアに建つイオン・ホームのモデルハウスは、周囲の家よりも頭ひとつ高い3階建て。1階に駐車スペースと玄関、2階にLDKと水回り、3階に個室をまとめたシンプルな3LDKで、寝室のバルコニーから桜島が望めるのも魅力です。小型の車いすが入るホームエレベーター付きなので将来も安心ですね。
「木造3階建てで災害は大丈夫?」と気になるところですが、同社が採用している2×4工法は、建物を「面」で支える構造なので、地震や台風に強く、耐火性も高いのが大きな特長。高い気密性と断熱性により四季を通して空間を快適に保ちます。
さらに、充実した住宅設備も大きな魅力。節水型の食洗器付きIHキッチンや全自動で掃除をしてくれるトイレ「アラウーノ」など、家中の設備を高性能のパナソニック製品で統一して、日々の生活の質を高めています。エレベーターも含め、これほどの設備が導入できるのも、太陽光発電搭載のオール電化住宅だから。昼間に発電した電力は自由に使えて、余った分は売電収入にもなるので、経済的にも安定した快適な暮らしが手に入ります。
三洋ハウスが手掛ける新シリーズ『CASE LAFE(カーサ ラフェ)』は、建築家の井内清志氏によるデザイナーズハウス。この春、鹿児島市に新たなモデルハウスが完成しました。「つながりの家」がコンセプトのこの住まい、回遊性のある間取りや大きな吹き抜けが空間をつなぎ、家族の絆をつないでくれます。2階のフリースペースから顔をのぞかせれば、1階に居る家族ともコミュニケーションが取れる開放的なつくりです。
ダイニングテーブルとキッチンを一体化させた木製のオーダーキッチンは、『CASE LAFE』のオリジナルデザイン。一緒に作り、食べることで家族の距離がぐっと近づきそうですね。扉や棚を最小限にしたシンプルなオープンキッチンには、住み手が自由にカスタマイズして自分らしい暮らしをつくりあげていく楽しみも。キッチンの隣には独立した和室を設けて、ゆっくりくつろげる場所も確保しました。
開放的な勾配天井をもつ2階にはバルコニー付きの主寝室と二つの子供部屋、フリースペースを配置。真っ白な壁や天井にネイビー色のドアが映える爽やかな空間が広がっています。
今春、鹿児島市内の高台の分譲地に三洋ハウスの新しいモデルハウスが誕生しました。グレーと黒のツートンカラーに包まれたシンプルな総2階建て。工場のように飾り気のないフォルムがむしろこの家の個性になっています。
ここは三洋ハウスと建築家の井内清志氏のコラボによるシリーズ『CASE LAFE(カーサ ラフェ)』の家。建築家ならではの自由な発想で、オリジナリティーあふれる空間を生み出しました。この家の主役となるのは、吹き抜け空間の中央に設えられたコの字型のダイニングキッチン。大きなカウンターテーブルに囲まれたキッチンに立てば、おしゃれなビストロのシェフになったような気分で料理が楽しくなりそう。リビングには小上がり風のモダンな畳スペースもあり、食後はここでのんびりくつろぐのもいいですね。
吹き抜けを望む2階のオープンスペースにはカウンターを設置。本を読んだり、勉強をしたりと使い方は自由です。さらに造作のベッドとデスクが付いた二つの子供部屋にも注目。仕切り壁の真ん中にあるアーチ形の穴から行き来ができる楽しいプランが伸びやかな子育てにも一役買いそうです。
H邸が建つのは、遠くに霊峰を望むのどかな集落です。その風景にインパクトをもたらすスタイリッシュな建物は、側道を走る車の運転手が思わず視線を向けてしまうほど。室内も外観同様に白を基調とした仕上げ。ところどころに木目をあしらい、北欧風の柔らかなスタイルを演出しています。
一方で、非日常を感じられるエッジの効いた意匠にも注目したいところ。特にリビング階段は秀逸です。玄関ホールから見たときに奥行きが出るよう背面に窓を設け、階段下と窓外には桜島溶岩を配置。「遊びに来た友人にも褒められるんですよ」と奥様もにっこり。実はこれ、ARK HOMEが提案したもの。さり気なく、確実に目に留まるフォーカルポイントになりました。
ここは県内でも冷え込みの厳しい地域。そのため同社の施工力が際立つ高気密・高断熱性能は大きな魅力でした。LDKの上部をすっぽり吹き抜けにしても光熱費はダウン。生涯付いてくるランニングコストの軽減にも貢献します。住宅性能の高さは、ご主人の体調にも良い影響を与えたそう。クリーンな空気と快適な室温環境が、家族の健やかな笑顔につながっているようです。
ご主人の祖父の時代に建てられた家を建て替えようと、数年前から計画していたというKさんご家族。当初はアメリカンヴィンテージ風の家に憧れていたというご夫婦ですが、「長く住まうことを考えたときに、細部までこだわり過ぎると維持していくのが大変そうで」と、インテリア感覚でアメリカンテイストを楽しむことにしたのだそう。そのため、ベースはシンプル&無機質なデザインを心掛け、そこにルーバードアやマリンランプ、アメリカンスイッチなどデザイン性の高い設備をプラス。外観や内装だけでなく、レザーソファやアイアンを効かせたテーブルセットなどの家具に至るまで、同社によるトータルコーディネートで統一感のある住まいに仕上がりました。
「平屋は将来的な住みやすさだけでなく、みんなの気配が届く安心感も心地いいんです」とご主人。リビングを中心として家族の個室やご主人の仕事部屋を配置した無駄のない間取りと、キッチン周りに壁一面のパントリーや広々としたランドリールームを配置したスムーズな動線もポイントとなっています。洗濯機の横に設置したスロップシンクは、衣類の予洗いのほか書道の道具を洗うときにも活躍するのだそう。
川沿いの穏やかな地に建つスタイリッシュな紺碧の家。サーフィンを通じて知り合ったというN様ご夫妻のこだわりが詰まった住まいです。
吹き抜けの開放的なリビング・ダイニングは、木の王様と称されるチーク材をはじめ、床や梁、壁面など、いずれも無垢材がとても美しく存在感を放っています。造作されたカウンターも床と同じチーク。数種の照明を絶妙にしつらえ、奥の窓側にはダイニングスペースを配置。センス良く配されたサーフボードや海の写真など、南の島のロッジさながらの空間です。
キッチンから続くバスルームの隣には、壁一面が収納のランドリールームも。「雨の日はここに干せて、そのまま収納できるのでとても便利。みんな帰宅したらそのままここで着替えていますよ」と奥様。家事動線も抜群です。
リビング階段を上がると、そこはご主人たっての希望だった「子供たちが楽しめるスペース」。二つのハンモックと、窓際には本が並んだカウンター、そして陸上部の長女さんのためのストレッチ器具も。ご主人の願い通り「大好きな場所」と、子供たちも満面の笑顔で答えてくれました。
市街地から少し離れ、のんびりとした風景が広がる地域にI邸は建っています。駐車場に入ると玄関が二つ現れました。鮮やかなイエローの扉は奥様が営むアイラッシュサロン『ToiLash』の入り口。手前の木製ドアが居住スペースにつながります。職住一体ではありますが、サロンのお客様にも伝えやすく分かりやすいデザインです。
喜と家の見学会に参加した際、ご主人と担当の内田さんが意気投合。間取りはご主人、内装は奥様という具合に役割分担したため、プランはスムーズに進んだと言います。二人が共有したテーマは〝天然木を活かす男前テイスト〟。外壁に使ったチーク材やオグニスギの床材などは、木材に強い同社からの提案です。入居して2年ほどですが、経年変化で少しずつ味わい深い表情に。ご夫婦も「将来のわが家が楽しみ」と顔をほころばせます。
LDKは吹き抜け+全開口サッシで開放感をアップ。ワンフロアだから視界が広く、幼い子どもへの目配りもストレスがありません。水回りとファミリークロークをつなげて洗濯動線も極力短く。忙しいご夫婦にゆとりをつくる、心強い間取りになっています。
憧れのインテリアやライフスタイルに応じたテイストをとことん相談できるが、南日本ハウスの手掛ける『アイムの家』の大きな魅力です。
前ページでは男前コーディネートを紹介しましたが、鹿児島市紫原に建つモデルハウスのコンセプトは〝女性らしさと爽やかさ〟。早速室内に入ると、玄関ホールからブルーグリーン×ホワイトのスイートな世界が広がっています。壁のデザインや照明などにガラスの質感を加えることで、よりフェミニンな雰囲気に。何気なく過ごす時間さえ、とっておきに変えてくれる空間をぜひ体感してください。
1階にはリビングと続き間で使える和室を用意。「イメージに合わないのでは?」との心配は必要ありません。シンプルな造りとカラー畳の採用でまったく違和感なし。みんなが笑顔でくつろげるパブリックスペースに仕上がりました。一方で2階はプライベートを楽しむフロアです。個室のほかに、バルコニーとつながるサンルームを用意。洗濯や家事に使うのはもちろん、広い空を眺めながらゆっくり過ごすのもいいのでは。「私だったら…」の想像を刺激してくれるプランです。
南日本ハウスでは、暮らす人のニーズをくみ取るさまざまな住宅のスタイルが用意されています。今回取り上げるのは、完成して間もない2棟のモデルハウス。どちらも「インテリアコーディネーターと創る」をコンセプトにした自由設計の『アイムの家』です。
まずは、鹿児島市伊敷の住宅地に建つこちらから。立体的なデザインを際立たせるダークな配色の外観に、同モデルハウスのテーマに掲げた〝カッコよさと渋さ〟への期待が高まります。室内は白を基調としていますが、人気のグレーや木目、黒のアイアンを用いてインダストリアルな雰囲気に。質感の異なる素材がちりばめられているにも関わらず、統一感があるのはさすがプロの仕事。家具選びも含め、男前なインテリアを目指すなら必見です。
間取りでは、1階の洗面・脱衣室を介した回遊動線がポイントの一つ。玄関とキッチンからダイレクトでアクセス可能で、家事や生活の利便性が高まります。リビング階段には、カウンターデスク付きのスキップフロアが備わり、階段下を活用した小部屋まで用意。家族が思い思いに過ごしながらも、絆を育んでいけるプランとなっています。
当初から具体的な〝理想の住まい〟のイメージを持っていたWさんご夫婦。2年ほど前にKENMAEを訪れ、完成見学会などにも顔を出していたと言います。同社を選んだ決め手は、二人が思い描くスタイルと予算のバランスが取れていたこと。他社とも比較検討した上での決断でした。
W邸が建つのは、田園風景が広がる開放的な場所です。そのため、建物のデザインも重要視。落ち着いたモノトーンの配色と、シンプルかつ洗練されたフォルムで存在感を際立たせています。見る角度によって多彩な表情があるのも特長。これから庭や外構が整えば、さらに魅力が高まるはずです。
室内も白を基調に、黒やグレーを使ったモダンな雰囲気で統一。スッキリと美しい空間を創り出しています。2階建てですが、主寝室は1階に配置。2階は子供部屋のみとし、将来的にも生活しやすい間取りをかなえました。「家族が自然と集まる」がLDKのテーマ。そのためにリビング階段や、学習机を備えた小上がりのフリースペースが備わります。キッチン中心の家事動線、眺望を活かしつつプライバシーは守るという開口計画も秀逸です。
上品な黒の塗り壁が印象的なU邸。里山の風景が残る、自然豊かな環境にもしっくりとなじみます。
内部は、随所に天然木を現わしたナチュラルな雰囲気が魅力。内壁には光熱触媒の効果で有害物質を吸着する『幻の漆喰』が使われ、調湿作用や断熱といった木の特性を残す『音響熟成木材』との相乗効果で、住空間を健康的な空気で満たします。実際、中に入ると爽やかな木の香りも。こうした自然素材を用いた仕上げはご夫婦の希望でした。独自で調べたところ、地元工務店で実績のあるKENMAEがヒット。リラックス度を高める住まいの実現に至ったというわけです。
敷地は南が大きく開け、雑木林越しに田畑や山並みを望むロケーション。生活道路は北側なので、プライバシーの確保は難しくありません。庭や景色とのつながりを持たせたリビングを中心に間取りを構成。LDKと続き間で使える和室は、玄関から直行できる配置で客室使いも容易です。キッチンは両サイドへ動けるアイランド風。水回りもまとめることで家事負担もグッとラクに。快適空間を舞台にした、家族4人の和やかな物語が始まります。
南薩地域での建売住宅にも力を注いでいるKENMAE。この住宅を分譲モデルハウスとして建築しているタイミングで、Kさんご夫妻が相談に訪れたそうです。夫婦ともに20代で、生まれて間もない赤ちゃんとの3人家族。「若い子育て世帯にスタイリッシュな暮らしの提案をしたい、と考えて計画した住まいだったので参考になればと案内しました」と同社代表の前原さん。見学した二人は、間取りや雰囲気を気に入って購入を決断したとのこと。中でも建売ではなかなか無い、平屋造りが大きな決め手になったと言います。
間取りの中心は、家族が憩うLDK。リビングを介して各部屋へ行き来できるレイアウトは、プライバシーを尊重しながらも一体感を得られるのが特長です。南面にダイニングや和室、主寝室を配して居室への採光性や開放感をアップ。さらに、深い軒がかかるウッドデッキが外廊下の役割を担い、LDKからくまなく回遊できる動線をかなえました。これなら生活も家事もスムーズに進むことでしょう。ご家族の入居はこれからですが、子育てに奮闘しながらも、おおらかに暮らしを楽しむ様子が目に浮かびます。
緑の竹林が風に揺れ、裏には甲突川がゆったり流れる自然豊かな地に建つサンタスホームのモデルハウス。駐車場や玄関周り、そしてガラス窓から見える吹き抜けの壁に同社が得意とするデザインコンクリートが施された個性的な佇まいが目を引きます。
真夏だというのに玄関を入った瞬間から涼しいのは、この家が最高水準の高気密・高断熱・高耐震を実現するSW(スーパーウォール)工法を導入したハイブリッド住宅だから。24時間計画換気システムによってエアコン1台で家中の室温を一定に保つので、四季を通していつでも快適です。家が傷む原因となる結露もまったく心配ありません。耐久性も高く、美しいまま長く住み継げるのも大きな魅力です。気になるランニングコストですが、高い気密性と断熱性が光熱費を抑えてくれる上、太陽光発電で売電もできるので、電気代は実質0円以下に。経済的にもうれしいZEH仕様の住宅です。
この家の魅力は、洗練されたデザインや随所にちりばめられた遊び心、回遊性のある楽しい間取りにも。機能的でありながら、住む人がワクワクしながら暮らせる魅惑的な住まいです。
「何社かのモデルハウスを見学して、最後にその家を見た瞬間、思わず『あ、これです!』と言っていました」と笑うご夫婦。「その家」とは、ヤマサハウスの『MOOK HOUSE』のこと。無垢の木を使い、風や光を採り入れたパッシブデザインの住まいは、まさにご夫婦の理想の家そのものだったそう。
O家はご夫婦と4歳の娘さん、愛犬の三人と一匹暮らし。リビングのガラス戸を引き込むと、広い庭やデッキと緩やかにつながるオープンな空間が家族みんなの居場所です。もちろん、室内でも自然をたっぷり感じられるのがO邸の魅力。床や梁はスギの無垢材、壁紙には月桃和紙を用いて伸びやかに仕上げています。「たまに家鳴りがして、木が生きてるなあと感じるんです」と話すご主人の言葉が印象的でした。
壁をあまりつくらず、造作家具などで仕切って、空間を自由に使いこなしているのも特長の一つ。リビングの奥を造作のテレビボートで仕切って、娘さんの遊び場や家族の図書コーナーにしました。2階は多目的なワンフロアにし、その上にはロフトを設けてご主人の〝隠れ家〟に。休日もずっと家族と居たくなる、そんな家ができました。
鹿児島市東谷山の大通り沿いに完成したばかりのコアホームのモデルハウス。鋭角な片流れの屋根と白い塗り壁のスタイリッシュな外観が印象的です。異彩を放つのは1階から2階までを貫く、三連の細長い窓。遮熱効果の高いミラーガラスなので、昼間は光を反射して通りからの人目を遮ってくれます。
室内も白を基調に、黒やグレーをアクセントにしたシンプルな色調でまとめられています。「住む人が気分に合わせて気軽に模様替えができるよう、白い壁紙で統一しました」と話すのはこの家のプランニングを担当した佐多舞さん。LDKの床にはナラの無垢材を使い、ナチュラルで温かみのある空間に。リビング階段でつながる2階には通常よりも多くのガラス窓を設け、光をたっぷりと採り込みました。
これほどたくさん開口部があるのに、各階1台のエアコンで家の隅々まで快適なのは、同社の特長でもある外張り断熱のおかげ。高性能サッシや24時間換気と相まって、四季を問わず快適な室温ときれいな空気を保ちます。車の往来が多い通り沿いにも関わらず、室内は驚くほど静か。五感で居心地の良さを体感できる住まいです。
日本名水百選にも選ばれた豊かな湧き水をたたえる湧水町。この町に、ご夫婦と子ども2人、愛犬が暮らすY邸はあります。子供たちの成長に合わせ、かねてからの希望だった平家の一戸建てを完成させたご夫婦。いろいろなメーカーを検討した中で最終的に決めたのは異島住建でした。「プライベートでも交流があり、家づくりへの思いも聞いていたので安心して任せられました」と話します。大事にしたのは〝和〟の雰囲気。ご夫婦ともに落ち着いた色合いや雰囲気が好きで、間取りやデザインなど、家づくりにあたって意見が食い違うことはなかったそう。格子がアクセントとなった広々としたリビングには、子供たちの明るい声が響きます。
〝堅牢(けんろう)な家づくり〟を第一に掲げる異島住建が提案したのは、長く住み続けられる住まい。調湿・防臭効果の高い「エッグウォール」や、隅々にまで無垢材を使うなど、自然素材特有の心地良さを実現しました。
また、空調にはパッシブエアコンを導入。34帖ほどあるY邸をたった1台のエアコンで管理しているそう。「冬でもはだしで過ごしています」とご夫婦は満足そうです。