Sin工房

　大通りの喧騒から少し離れた住宅街に建つ３階建ての家。ここが50代のご夫婦と社会人の息子さんが暮らすＨ家の新居です。何度も塗り直してアンティークの風合いを出したという外壁やアーチ状の玄関が目を引く南欧風の外観はひときわ異彩を放っています。
　外はうだるような暑さにも関わらず、玄関に足を踏み入れると、中はひんやり。木の香りと清らかな空気に包まれます。この心地よさの秘密は、Ｓｉｎ工房こだわりの「トリプル断熱」。内断熱材と外断熱材を合わせ、遮熱性の高いセラミックの塗料を塗った厚さ17㎝の壁が室内の温度を一定に保ってくれます。同社のもう一つの特長は、健康に悪影響を与える建材を徹底的に排除した「０宣言の家」作り。Ｈ邸を包むのはもみの木の床、ひのきの天井、スペイン漆喰の壁など体に優しい自然素材ばかりで、「今までコンクリートの家しか住んだことなかったから、木の家の気持ちよさには驚きました」とご主人も大満足。近所に住む娘さん一家もよく遊びに来るそうですが、木の床で思いきり遊ぶお孫さんを見守るご夫婦の優しいまなざしが印象的でした。
　「実はすでに他社と契約までしていたのに、Ｓｉｎ工房さんのセミナーのチラシがふと目に入り、妻と息子が行ったのが運命の分かれ道（笑）だった」とご主人。ご家族ともに本物志向で誠実な同社の姿勢にすっかり惚れ込み、家が建った今、「あの時、妥協しなくてよかった」と心から満足しているそうです。