プロがオススメする最新の建築事例です
さまざまな木の表情がある空間で、自分たちらしく過ごす
時間をかけていろんな住宅を見学していたUさんご夫妻。当初からコストも含め、地元の丸久建設に着目していたといいます。しかし、ご主人には「丸久の家は木が見えない造り」という固定概念があり、生活空間に木の風合いを取り入れたいという夫婦の希望にマッチしないとの考えがあったそうですが、同社の見学会で一変。木を用いた自由なスタイルに心を動かされたのです。「ここならコストを抑えながら、自分たちらしい住まいを実現できそうだ」と。家族が居心地よく過ごせる住まいをテーマに、ゆとりあるリビングにこだわった住まいづくりが始まりました。
造園業に携わるご主人。土地も植木畑の一部を自ら造成したそうです。長方形の土地形状を生かすため、住宅も長細タイプの平屋に。手前をパブリック、奥をプライベートと分けた間取りはシンプルで使い勝手も良好。一方でキッチン横に水回りとユーティリティーを設け、家事動線はギュッと集約させました。ユーティリティーは家族全員の着替えを納め、ドライルームとしても使える優れもの。元気いっぱいの子供3人と外仕事のご主人がいるので、洗濯の時短で「かなりラクになりました(笑)」と奥様。自分たちで床や天井の塗装をしたり、漆喰を塗ったり。住み始めてからも棚を自作するなど、手をかけながら生活に応じた快適さを追求しています。
仕事がら、木にこだわりを持つU様。ちょうどご夫妻が見学会に来られた頃から、当社でも木のよさを再認識し、無垢材をふんだんに用いるようになりました。子供たちがのびのびと遊べるようにとの要望で、リビングに重点を置いて広さと開放感を確保。あえて作り込まなかった部分には、日曜大工が趣味のご主人のアレンジが加わるなど、訪れるたびに進化していく住まいです。