地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
にぎやかな日常にゆとりを生む動線と収納の組み合わせ
- 南九州市/N邸
- 【施工エリア】鹿児島、南薩
- 【面積】延床:148.13㎡(44.81坪)
1階:148.13㎡(44.81坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
効率アップがかなう水回りと収納の集約
側道に面して奥行きがある敷地を考慮し、ご主人自ら間取りを考えたというN邸。それをマル川建設の担当者がブラッシュアップ。ビルトインガレージを正面に据え、土地形状に素直な縦長デザインの住まいが完成しました。間取りを考える上で知恵を絞ったのは家事動線。特に水回りを集約し、時短と効率化を狙っています。というのも、Nさんご夫妻は目下、元気いっぱいな男の子4人の子育て真っ最中。板金・塗装の仕事をしているご主人を含めた大量の洗濯物をはじめ、食事の用意にコミュニケーションまで、これまで奥様が主体となって忙しく動いていた現状があったんです。
まずは、ガレージからダイレクトでキッチンにつながる勝手口(家族用玄関)を設置。洗面・脱衣室もキッチン横に集約させました。軒の深いウッドデッキは洗濯の外干しにも最適。さらに脱衣室に室内干し機能を備え、洗う・干すをコンパクトに。タオル類はそのまま脱衣室の収納へ、衣類は家族分をひとまとめにしたウォークインクローゼットにしまいます。このクローゼットは子供部屋からも出入り可能。子供たちの着替えにも手間がありません。もう一つ、ご夫婦がこだわったのは、全部の部屋を活かすことです。部屋数が少ない代わりに、いろいろ使える部屋にするのがN邸流。ライフスタイルや家族構成、子供たちの成長や自立に対応しやすいプランになっています。
みんなが視界に入る間取り
男児4人の育児に奮闘しているN様ご夫婦。家の中では特に、奥様の視界の中に家族みんなが入るような個室やサニタリーの配置に気を配りました。また、ご主人の職人としての腕前を発揮してもらうため、セルフビルドのご協力をお願いしています。そのための素材として、外観にガルバリウム鋼板+板壁を提案。外観や室内の塗装・仕上げのほとんどはご主人が手掛けているのもN様邸の大きな特長になっています。
マル川建設
TEL:0993-56-1348
私たちの家は「人」が造ります。
「注文住宅」は、間取りや仕様の打合せ段階では、営業担当や建築士、そして現場が着工すると現場監督、大工、左官、建材店をはじめ、数十業種の仕事人が造っていきます。その仕事人達の一人一人の技量の総合力で、いい家かどうかが左右されます。在来木造であれば、特に現場監督、大工の技量は重要です。家を造る大工を育て、現場監督の技量を常に向上させることは私たちの使命です。