地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
ふるさとでセカンドライフ、ひねもすのたりのたりかな
- 日置市/I邸
- 【施工エリア】鹿児島、南薩
- 【面積】延床:70.40㎡(21.29坪)
1階:70.40㎡(21.29坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法+TK工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】〜1,500万円
大空かけた翼を休め、趣味を楽しむ暮らし
数十カ国をまたにかけ、世界中を飛び回って仕事をしてきたご主人。定年退職を迎え、これからは釣りやゴルフ、畑仕事を楽しみながらのスローライフをと心機一転。それぞれ所帯を持つ三人の子どもたちと奥様の拠点は、自宅のある大阪に残したまま、自身が第二の人生を過ごすための城を、故郷である日置市吹上町に構えました。桜島が噴き上げる灰の影響も少なく、一年を通して温暖な気候。目の前に広がる大きな畑には、手塩にかけて育てた野菜たちが立派に実ります。採れたての新鮮な野菜を、ご近所さんとやりとりしたり、心温まるふれあいができるのも田舎生活ならでは。
ご主人が自らCADで図面を引いたこの家は愛着もひとしお。信頼できる工務店を探していたところ、弟さんの紹介で大工の内野と出会いました。家づくりに対する姿勢や、耐久性の高いT・K工法などの実績に共感。工事中も、メールなどでのやり取りで互いの信頼関係を深めたすえ、理想をかなえた住まいが完成しました。リビングに設けた掘りごたつに座り、外の景色を眺めるひととき。ひとり住まいには十分すぎるほどの広さですが、学校が休みの時季になると、こぞってやって来るお孫さんたちでにぎわいます。
ローコスト住宅を実現する高い技術と提案力に自信あり
後でボルトを締め直せるT・K工法を採用しているのは、大工ならではの知識と経験あってこそ。地元に根ざしたプランニングで、大手住宅メーカーの低予算住宅に負けない、理想のひとつ上を行く住まいをかなえます。I邸では、当初アコーディオンカーテンの予定だったリビングの間仕切りを引き込み戸にする提案で、使いやすさや開放感あふれる室内空間を演出しました。