地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
バリアフリー×動線配慮で家族思いの住まいが完成
- 鹿児島市/K邸
- 【施工エリア】鹿児島、北薩、南薩、姶良・伊佐、大隅
- 【面積】延床:150.94㎡(45.65坪)
1階:87.54㎡(26.48坪)
2階:63.40㎡(19.17坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】1,500〜2,000万円
四世代が心地よく暮らせる住まい
住み慣れた住まいを建て替えるきっかけになったのは、Kさんご夫妻の88歳になるお母様との同居でした。それまでの家は、お父様が建てた平屋建て。経年に応じて増改築を行ってはいたものの、室内は暗く、段差も多いことから、足腰の弱くなったお母様にとって住みやすいとは言えない家だったのです。二人の娘さんもそれぞれ結婚して手を離れたこともあり、以前から知り合いだったインビレッジハウスに相談したそう。「第一にお母さんが居心地よく暮らせる家を」というコンセプトのもと、K邸の住まいづくりは始まったのです。
お母様の部屋は日当り重視。窓からは四季折々の花や木を楽しめる庭も眺められます。室内にはミニキッチンも備わり、ある程度のことは自室でできるのもポイント。もちろん、トイレや浴室にも近く、通路は車椅子でも通れる広さを確保してあります。バリアフリーなどの高齢者に対しての配慮やスムーズな生活動線、安全面を考慮したオール電化の採用は、Kさんご夫妻にもメリット大。太陽光発電も設置して、家計も大だすかり。家族が安心して心地よく暮らせる空間となりました。
LDKはワンフロア。奥様はお孫さんの面倒を見る機会もあるので、キッチンは対面式に。これなら炊事中でも遊んでいる様子が分かります。お母様も加わり、親子四代が集うこともあるリビングは、まさに家族の憩いの場。天井の梁を現して開放感を演出するだけじゃなく、和室を続き間として使え一体感を感じ、大勢集まってもゆとりを持って迎えられる間取りになっています。また、2階には娘さん家族が泊まれるよう、客間も用意。これまで以上に家族の絆を深める住まいが完成しました。
家族の絆をより深める長期優良住宅
K邸は、同居されるお母様が心地よく暮らせることを重視したプラン。バリアフリーや動線配慮など、家族がこれからどう過ごしたいのかを考えた住まいです。欄間や庭木といった、以前の住まいの面影を残しているのもポイント。また、長期優良住宅で長く安心して暮らせます。