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パブリックな土間空間が新鮮 暮らしにワクワクを生む家
街中の住宅地にありながら、不思議とゆったりとした時間の流れを感じられるJ邸。昔ながらの板張りをまとう外観や、居心地よく整えられたコンパクトな住空間に仲むつまじく集う家族の様子が影響しているのかもしれません。J邸をプロデュースしたのは、鹿児島で住宅・店舗のデザインや家具製作を手掛けている『DWELL(ドゥエル)』。
ご夫婦の理想の暮らしや生活習慣などをベースに練り上げられたプランには、DWELLならではのエッセンスもキラリ。その一つが日々を楽しむ場所、 〝グッドタイムプレイス〟の存在です。J邸では母屋と離れをつなぐ通り土間がそれ。カーポートから出入りできる扉を開けてテーブルとイスを置けば、あっという間にアウトドアリビングが出現! キッチン付きなので、BBQも屋外でのコーヒータイムも気負わずスマートにかないます。
通り土間をパブリックとして確立させたおかげで、母屋をプライベートとして使い分けられるのも特長。ちなみに母屋は2階まで含めて約23坪。施工でタッグを組んだWiz Houseの高い住宅性能も相まって、日常を謳歌(おうか)しているJさん家族です。
目指すのは、「住まい手がありのままで居られる心地よさ」。アップルゲートセルロースの断熱や天然木の採用など、快適で高性能な住宅を提案しています。今回のJ様邸では、DWELLの川畑さんが描いたプランを当社がカタチにしました。ユニークなのは母屋と離れをつなぐ通り土間の使い方。こうしたコラボレーションも意欲的に進めていきます。