地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
伝統建築の匠が手掛けた いつまでも美しい日本家屋
- 日置市/H邸
- 【施工エリア】鹿児島、北薩、南薩、姶良・伊佐
- 【面積】延床:105.29㎡(31.90坪)
1階:105.29㎡(31.90坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,500万円〜
木の特性を活かし 適材適所に使い分ける
本瓦の屋根、漆喰の壁、地元の木材を使った柱や梁、職人の手による建具や床の間…。日本建築の粋を集めた伝統的な日本家屋、それがH邸です。
「新建材は一つも使っていません」と胸を張る新山建築の新山さんは、大工の棟梁として職人集団を束ねてきた日本建築の匠。一方、御年90歳という施主のHさんも長年、林業に関わってきた木の匠。この家もHさんが自ら切り出した木で造られています。特にHさんがほれ込んだのは、樹齢140年弱という霧島の大スギです。長さ12mもの巨木を一本丸々買い取って、木材に加工。天井や建具、腰板など、さまざまな場所で使われています。
そのほかにも床材はケヤキ、玄関の柱はヒノキ、客間の床柱にはイヌマキなど、木の特性によって適材適所に使い分けているのも大きな特長。「足が疲れないし、年輪が浮き出てきれいだから」と床だけでなく、天井や建具にも浮づくり加工を。床下には防蟻効果がある竹炭を入れて、断熱もしっかりと。目立たない部分にも細やかな細工や気遣いが施されています。実は築10年というこの家。そこにはいつまでも色あせない本物の美しさがありました。
漆喰と木だけで造った本物の家
長年、木こりとして活躍してきて、知識も豊富な施主のHさんが選び、自ら切った最高の木を活かし、伝統的な日本建築の職人技を駆使して建てた本物の家です。外壁も内壁も、日本古来の塗り壁である漆喰で仕上げました。日本の風土にあった素材と工法で建てた家は災害などにも強く、丈夫で長持ち。時とともに落ち着きを増していきます。
新山建築
TEL:099-273-3005
職人を束ねる棟梁の家づくり
棟梁の家づくりとは
大工、左官、屋根、建築板金、建具屋等でなる匠の技の職人集団でつくる家づくりを目指しています。
棟梁は大工をまとめ、様々な職人を束ね、快適で安心して暮らせる家づくりのために一切の妥協を許しません。