地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
住むほどに味わいを増していく、自然素材の魅力に包まれた住まい
- 指宿市/橋口邸
- 【施工エリア】
- 【面積】延床:109.38㎡(33.09坪)
1階:64.23㎡(19.43坪)
2階:45.15㎡(13.66坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】1,500〜2,000万円
夫婦の趣味を生かしたリゾート空間が完成
バリ島のリゾートの雰囲気が好きな橋口夫妻。2年前、そろそろマイホームをと考えたときに、かねてより交流のあった田川組の一丁田さんの自宅を見せてもらったそうです。「木目を生かした壁や珪藻土の塗り壁、チークの床など気に入ったところがたくさんあって家づくりをお願いすることに。これらはわが家にも採用してもらっています」。落ち着いた色調の床は手持ちのアジアンテイストの家具との相性が良く、ステンドグラスやアンティーク調の照明も快適な住空間に彩りを添えています。「住み始めてまだ2年ですが、もうずっと住んでいるみたい。居心地が良いので、以前よりも家で過ごす時間が増えました」と声をそろえます。
夏場はエアコンをつけずに網戸で過ごしたいという橋口さんにとって、風通しの良さも大切なポイントでした。そこで同社が取り入れたのが、リビングの掃き出し窓とキッチンの窓、また吊り収納の下部に設けた小窓など、あらゆる方向へ風が抜ける設計。「外を見ながら料理をしたかったので、流しの前に窓をつけたのは正解でした」。キッチンをあえて対面にしなかったことで、LDKの空間がさらに広く感じられるようになっています。
家具や使い方を考慮した「味わい」を増す家
使いたい家具や置く場所、部屋の使い方などしっかりとしたイメージをお持ちでしたので、手持ちの家具に合うことと、素材感を生かすことに重点を置き、長く使うほどに味わいを増す住まいを実現。「電気の使用を抑えたい」というご希望には、風の通りが良い土地の特長を利用した間取り設計で応えました。