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家族の安心を支える、耐震+制震の「こらぼの家」
住まいづくりで大切にしたいことはなんですか?県民住宅では、性能と空気環境を重視した家を提案しています。「こらぼの家」と名付けられたモデルハウスは、長期優良住宅仕様。加えて、制震・耐震に優れた性能も注目です。100~200年の間、安心して暮らせる家にするためには、その間に起こる地震に耐える必要があります。そこで同社は早稲田大学と研究開発し、制震用オイルダンパーを誕生させました。これを用いることで地震のエネルギーを分散吸収。揺れを軽減するだけでなく、倒壊や構造部材の損傷を回避し、継続的な揺れにも耐力を発揮します。
さらに、住まう人の健康や省エネにも配慮しました。間取りや使い勝手もさることながら、室内の空気や環境を整える技術や素材を積極的に導入。例えば、ここでは宇宙ロケットに使う塗料「ガイナ」を壁に採用しています。これには断熱、遮熱、防音、マイナスイオン効果などがあり、室内壁にも外壁にも使用可能。外張り断熱と組み合わせれば、省エネ性能も高まります。長く過ごす場所だからこそ、室内の空気は一番に考えたいポイント。その効果は、実際にモデルハウスで体感してみてください。長く安心して暮らせる性能は、住まいの将来的な価値を高めることにもつながるはずです。
家族構成やライフスタイルに応じた自由設計も魅力的な要素。同社の住まいは、例え並んでいても一見して同じメーカーと分からないほどバラエティに富んでいます。まずは空気を整える素材や安全性、快適性を検討した後で、好みの間取りやデザインを考えていく。長期にわたり、住む人の健康や居心地を大切にするからこその順番です。
私たちは、「室内の空気環境を整えることが住まいづくりの基本」と考えています。まずは住む人の健康から。そのために必要な技術や素材を独自の視点で提案してきました。耐震用オイルダンパーをはじめ、屋根を軽くしたり、基礎の底板と立ち上がりを一体で打って強度を高めたり。隠れた部分のこだわりも満載です。