地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
性能重視の住まい選びで省エネ&心地よい暮らしを
- 鹿児島市/S邸
- 【施工エリア】鹿児島、北薩、南薩、姶良・伊佐
- 【面積】延床:116.52㎡(35.25坪)
1階:67.07㎡(20.29坪)
2階:49.45㎡(14.96坪) - 【構造】工法:木造軸組在来通気断熱WB工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】1,500〜2,000万円
夫婦も家族も仲良く過ごせる空間づくり
同社のモデルハウスで通気断熱WB工法を体感したというSさんご夫妻。当時住んでいた家が、「夏は暑くて冬は寒い(笑)。だから住まいの性能には、こだわりたいと思っていました」。夏は通気という形で住宅そのものの風通しをよくして、冬は断熱で保温。相反する状態を両立できるのが、この工法の大きな特長です。省エネで快適な住環境に、ご夫婦は「これだ!」と感じたんだそう。
家族のコミュニケーションが深まるようにと、ダイニング上部を吹き抜けに。2階個室への声かけも容易です。インナードアは吊り戸をメインにしているので、開ければ空間につながりが生まれます。キッチンや玄関ホールからも直接アクセスできるように洗面・脱衣室を配置、和室に隣接するサンルームを設けたりと、ライフスタイルを重視したレイアウトです。
ご主人のモノ持ちがよく、「新居になってもモノが減らなくて」と笑う奥様。小屋裏も含め、収納はたっぷりと確保しました。なかでも玄関の土間からつづく納戸は、仕事道具を室内で保管したいというご主人の願いをかなえたもの。また、ご夫婦で選んだグリーンで統一したバスルームや、料理好きなご主人にも使いやすいよう高めに設定したシンクなど、二人の仲睦まじさも伝わってきました。
徹底的にこだわった通気性の高さに注目
大きなポイントは、やはり同社が提案する通気断熱WB工法。住空間全体の室温も一定するため、年間を通じて快適に過ごせます。さらにS様邸では、収納にも注力しました。小屋裏や玄関からつづく納戸など。湿気がこもりやすい場所なので、収納の棚をスノコ状にしたり、扉もルーバータイプにして通気性を高め、細部にまで配慮しています。