プロがオススメする最新の建築事例です
暮らしやすさの工夫があちこちに。日々に小さな感動がある家
ゆるやかな傾斜を描く片流れの屋根が、おだやかな雰囲気を醸し出しているM邸。平屋のシンプルな作りが、緑豊かな住宅地に静かに溶け込んでいます。すっきりとモダンな外観から一歩中に入ると、曲線のデザインを取り入れたエントランススペースがお出迎え。木をふんだんに使ったやわらかな印象の空間構成に、一気にくつろぎの時間へ誘われます。そして、開放的なリビングへ。中庭、キッチンとつながる広々としたスペースは、白と木を基調に、シンプルさと遊び心が共存する明るいデザインでまとめられています。
M邸の設計・施工は、ベルハウジング。施主のMさん夫妻は、「子どもを一軒家でのびのびと育てたいという思いから、家づくりを考え始めました。たまたま見に行った住宅展示場でベルハウジングさんの家と出会い、〝このままほしい!〟と思うほど気に入り、相談することにしました」と出会いを振り返ります。
Mさん夫妻とベルハウジングの家づくりは、家への夢を話すことから始まりました。楽しくおしゃべりをするような会話があり、後日「こういう家がいいのでは?」と提出されたプランが、Mさん夫妻が思い描いた夢が形になっていて驚いたそうです。理想をすべて実現することは難しいと考えていたお二人は、「こんな家に住んでいいの?!」と思ったそうですが、様々な工夫をすることで実現できると分かり、ベルハウジングのブランド「Be‐WILL(ビーウィル)」で新築することを決意しました。
住む家は、子育て時代、夫婦2人の時代、高齢になってからの時代など、家族のいろいろなステージに対応していかなくてはなりません。〝いい家〟とは、その時代と共に変化しつつ、家族の絆をずっと育てていける家だと思います。M様邸も家づくりへの夢をじっくりとお聞きした上で理想の家を形にしつつ、これから変化していく時代にも対応できるプランを考え、ご提案させていただきました。具体的な設計の工夫としては、家族が自然につながる間取りにしたり、ハイサッシや中庭などを採用して外光をふんだんに取り入れたりして、住み心地のよい家にする工夫を行いました。
幸い最初にご提案したプランを大変気に入っていただき、ほぼそのまま採用となり、現在のM様邸が完成しました。