地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
暮らしを楽しむための個性を、大胆かつ繊細に具現化
- 鹿児島市/K邸
- 【施工エリア】鹿児島
- 【面積】延床:135.15㎡(40.88坪)
1階:100.37㎡(30.36坪)
2階:34.78㎡(10.52坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,000〜2,500万円
設計士+施工会社で造る、住宅らしからぬ住宅
Kさんが思い描いていたのは「木造だけど、木造らしくない住まい」。設計事務所にオーダーすることも考えたものの、予算面での不安も。そんなときに知ったのが、〝武元順壱アトリエサンク〟でした。住宅の作品集を見た際にピンときたとのこと。間取りや動線のリクエスト以外、デザインなどはほぼおまかせ。施工担当会社はプランが固まってから、入札という形で決定しています。作り手となったのはジーテック。プランや予算に応じながら、Kさんご夫婦や設計士のイメージを具現化。個性的で表情豊かな住まいに仕上げました。
K邸は外観からインパクト大。西日が射し込む玄関は、格子と植栽のあるスペースがクッションに。隣家からの目線をさり気なく防ぐメリットもあります。カーポートから通用口を経て玄関ホールへつながる家族専用の動線を設けているのもポイントの一つ。
リビングを中心とした間取りのK邸。将来の暮らしのことを考え、主寝室も1階に配置しました。南側の抜けのある景観を生かし、リビングとデッキをつなぐ窓はフルオープンになる開放サッシを採用。天井高まである建具やフロアに段差を作らないカーテンドアで、体感的な空間の広がりをもたらしています。各部屋にテーマカラーを配し、日常に遊び心を取り入れているのも魅力です。
日常をより豊かにする、デザインのある住まい
デザイン性を高めたり、内装にビタミンカラーを用いたり。「住宅らしからぬ住宅」がテーマです。K邸では南側が高いという土地の形状を生かし、リビングからデッキへの大きな間口+抜ける視線で外部への開放性を確保しました。キッチンからは横移動でパントリーや水回りに行けるよう動線を整理。暮らしやすさへの配慮もポイントです。