地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
美しく大胆に現わした梁が、くつろぎの空間を彩る
- 指宿市/F邸
- 【施工エリア】南薩
- 【面積】延床:124.41㎡(37.63坪)
1階:124.41㎡(37.63坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】1,500〜2,000万円
開放感と住みやすさを備えたレイアウト
ご主人の仕事を通じて、以前から川路建設の丁寧な仕事ぶりを感じていたFさんご夫妻。実際に建てた家を見学したところ、ダイナミックな木のあしらいに魅了されたと言います。「だからわが家も、吹き抜けと構造梁の現しはマストでした!」と笑う奥様。初めて遊びに訪れたゲストは必ず、頭上を見上げて感嘆の声を上げるそう。それもそのはず、梁は梁でも丸太の雰囲気を残す太鼓梁。存在感が違います。F邸では、勾配天井の一部を板張りにしたり、丸太柱を使ったり。随所に配した天然木が空間を彩っていました。
山並みの向こうに開聞岳の山頂が見えるロケーションや、周囲環境を考慮した結果、LDKが西側になる間取りに。大きな掃き出し窓からの見晴らしはいいのですが、夏の西日が気になります。そのため、遮熱性の高いLow-E複層ガラスのサッシで対応。外から中が見えにくい特性のおかげでカーテン無しで過ごせ、せっかくの開放感を損なうこともありません。そんなリビングを通って、各部屋へ行ける間取りもポイント。くつろぎのスペースを動線の要にすることで、自然とコミュニケーションが深まるプランです。
思いをカタチにした大空間
F様邸では、LDKとビルトインガレージの2カ所に2間半(=約4.5m)の広さを確保したスペースがあります。木造住宅の構造上、難易度の高いプラン。設計段階で苦心したのですが、ガレージではコーナーに納戸を造作するなど、視覚的にスッキリ見える工夫で実現しました。ご家族の皆さんも気に入っていただいているようで安心しています。
川路建設
TEL:0993-26-2077
太い骨組の安心構造を手刻みで
私たちは、「お客様に喜んでいただける仕事をすること」をモットーに、昔ながらの「墨付け」・「手刻み」にこだわった、手間ひまのかかる家づくりをしています。
地元の杉材を中心に丸太の状態で自然乾燥させた後、自社で製材し更にじっくり乾燥させて、本来木材の持っている「腐れ」や「カビ」への耐性を損なわせない工夫をしています。また、それぞれの材料が持っている特性や性質を生かし、適材適所に配置しています。いつも私たちが心がける「木づかい」がここにあります。