地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
自然光の降り注ぐリビングは心地よさを実感する特等席
- 指宿市/M邸
- 【施工エリア】鹿児島、北薩、南薩、姶良・伊佐、大隅
- 【面積】延床:92.80㎡(28.07坪)
1階:49.00㎡(14.82坪)
2階:43.80㎡(13.25坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,000〜2,500万円
色やアイテムのアクセントが楽しい家
マイホームを建てるタイミングで指宿市に移り住むことを決めたMさんは、市内中心部近くに土地を購入し、福尚に設計、施工を依頼。新居に求めたのは、明るさと、木を多用してカントリー風に仕上げることでした。なかでもこだわったのは明るさ。建物を敷地に対して素直に建てるのではなく、角度を付けて太陽の光をより効率よく受け止めるようにしているのがM邸の特長。室内に取り込まれた光は吹き抜けが拡散させてくれます。「光がたくさん入るので気持ちいいです」と奥様。
床の無垢材や空気の浄化作用のあるクロスといった材料を選んだのは、長男のアトピーに配慮して。「借家時代は悩まされていましたが、今は良くなりました。降灰もそれほどないから外でボール遊びをする機会も増えて、それも良かったみたい」とうれしい変化を実感しているよう。それらの素材に包まれた温かみのある室内に、東北地方の職人が手掛けたオーダーメイドの鉄製手すりや、海外から取り寄せたテラコッタタイルなど、アンティーク調の設えでアクセントを加えることも二人が望んでいたことでした。「手すりは思った通りのものがあるか確信もないままにお願いしたにもかかわらず、すごく探してくれて。感謝しています」。夫婦の理想を叶えたいという同社の誠実な姿勢が伝わるエピソードです。
ライフステージの変化に対応するプラン
お二人の思い描くマイホームを実現するためには、まずそのイメージを共有することが大切。何度もお話を重ね、断片的なイメージを住まいの形に落とし込んでいます。家族が増えたときのために洗面・トイレを2階にも設置したり、2人暮らしに戻ったときを想定して主寝室を1階に配置したりと、ライフステージの変化に合わせた工夫も満載です。