地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
豊かな広がりを内包するパブリック空間を主役に
- 鹿屋市/F邸
- 【施工エリア】鹿児島、北薩、南薩、姶良・伊佐、大隅
- 【面積】延床:133.14㎡(40.27坪)
1階:133.14㎡(40.27坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
変形土地を活かした、住み心地のいい間取り
小学校に通う二人の息子さんを持つFさんご夫妻は、転校せずに済むよう、同じ校区に新居を建てたいと考えていました。建築設計碩之匠を知ったきっかけは、友人からの紹介。不動産も扱っている同社に土地探しから相談したところ、学校にも近く、静かなこの場所を一目で気に入ったと言います。ただし、敷地は側道に面してウナギの寝床のように長くなったL字の変形地。一般的に、あまり住居向きとは思えないのですが、「だからこそ、土地形状を活かした住宅ができると思って楽しみになりました」とご主人。同社代表の下野さんは、住宅から店舗や旅館、病院まで、幅広い設計を手掛ける一級建築士。こうした事例の実績もあり、逆に手腕をふるえる機会でもあります。
完成したのは、庭に大きく開放した心地いいパブリックスペースを持つ住まいです。LDKを軸にして、このゾーンで生活を完結できるよう水回りやドライルームも集約。広々としたウッドデッキと庭は、突き出た玄関部分や駐車場のおかげで外からの視線も気になりません。主寝室と子供部屋といったプライベートスペースは、片廊下を設けて縦長に配置されています。ご主人は夜勤のある仕事。日中に体を休めるため、リビングから離れた主寝室は好都合なのだとか。敷地のポテンシャルとライフスタイルをマッチさせたオリジナリティーあふれるプランに、家族みんなが大満足です。
独自性と暮らしやすさを両立
住む人の要望を踏まえ、ライフスタイルや住環境にも配慮した独自性のあるプランを提案しています。競争入札で施工業者を決定するため、コスト面が明確。どこに費用を掛けるかも分かりやすくなります。F様邸は、敷地を無駄なく活用するデザインと間取りに加え、子育てや日々の生活のしやすさ、楽しさを実感できる住まい。室内はもちろん、デッキや庭まで活用して、開放的で伸び伸び過ごせる空間づくりがポイントです。