地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
風と自然光に満ちあふれた家は冬も空間を広く、温かく過ごせる
- 南九州市/尾籠邸
- 【施工エリア】
- 【面積】延床:109.23㎡(33.00坪)
1階:109.23㎡(33.00坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,000〜2,500万円
LDK・離れ・庭…楽しい空間使いに注目!
緑の中に建つガルバリウム鋼板の外壁がモダンな家は、和の趣がある低くて深い軒が印象的。メンテナンス性が良いのもポイントです。洗い出しの土間スロープを進んだ玄関は、黒い板張りに間接照明。正面には庭を眺める地窓を開けると、料亭のような雰囲気になりました。玄関ホールには下地となる木を使っているので、後で好きな場所に手すりなどを取り付けることも可能です。右の廊下の奥は離れの間。低く抑えた天井と、効果的に置かれたダウンライトが落ち着いた雰囲気です。
オーク材の無垢のフローリングを左側に進むと、自然光が満ちるLDKが広がります。ナチュラルな空間の窓辺には、日差しを柔らかく取り込む障子の建具を取り付けました。これは壁の中に完全に引き込むこともでき、全開放になった窓は、季節ごとの風情を見せる庭と室内を一体化してくれます。
地元工務店である田川組を知ってはいましたが、実際に展示場を見て、「任せて安心」と納得しました。家が完成するまでは首都圏に住んでいたので、やり取りはメールが主でしたが、同社のブログで家が完成するまでを確認できたので、コミュニケーションはスムーズにできたそうです。憧れだった、「食べる」「寝る」に重点を置いたシンプルな暮らしがかないました。
機能性+遊び心=風格のある平屋建て
落ち着いた平屋に遊び心をプラス。使い勝手の良さだけでなく、空間そのものを楽しめるよう工夫しました。和と洋を取り入れた街にとけ込む外装は、メンテナンス性を追求。室内は主に珪藻土や自然保護塗料といった体に優しい資材で仕上げています。寒さ対策としては、安い深夜電力を使った熱効率の良い蓄熱型暖房機で全室を温め、冬のヒートショックを防ぎます。