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ランニングコストを大きく抑える自然の力を生かしたパッシブ住宅
お天気の良い昼下がり、庭の家庭菜園にやってきたのは、ご主人のお母さん。この家を建ててからは、よく土いじりにやってきます。新鮮な採れたて野菜のおすそ分けがうれしい。寒い季節でも底冷えすることがなくなり、朝なかなか布団から出てこなかったお子さんも、すんなり起きられるようになりました。以前住んでいた賃貸住宅は、気密性が低かったため、夏も冬も光熱費がかさんでいましたが、そんな悩みもなくなりました。今では家全体の温度差もなくなり、極力エアコンに頼らず、使っても1台でカバーできます。近所で工事があり、大型車が行き交っていたときにも、外に出るまでまったく気がつかなかったそう。ご主人が帰ってくると車の音で分かっていたのに、今は玄関のドアを開けるまで分からないほど。室内はとても静かなので、落ち着きます。
SW(スーパーウォール)工法で建てられた高気密・高断熱・高耐震構造。自然の力を上手に利用する「パッシブ住宅」を目指し、軒を長めに取ることで季節の日差しをコントロール。換気効率を上げるウインドキャッチャーや自家発電用太陽光パネルも採用しました。エコキュート、LED照明なども合わせて賢く光熱費を削減できるので、返済や生活費に回せて経済的です。
スーパーウォール工法は、高気密・高断熱・高耐震構造。部屋ごとの温度差を解消し、住まいの基本性能を向上します。S様邸は、現地の風の流れを考慮したウィンドキャッチャーを採用。さらに屋根の軒を深くし夏と冬の日差しをコントロールするなどのパッシブ発想を盛り込みました。材木は高品質な県産材、認証かごしま材です。