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素材と機能の調和、心和む「満足の家」
高台の静かな住宅地に完成したモデルハウス。今回の『満足の家』は「健康配慮住宅」をコンセプトに掲げ、人や環境にやさしい素材や、それらが醸し出すナチュラルな空気感を体感できる住まいになっています。まず構造面でのポイントは、断熱材にセルロースファイバーを採用していること。パルプで作る紙が原料なので空気胞が多く、断熱や遮音・吸音、調湿力に優れています。難燃処理も施され、万一の火災にも安心。自社責任施工を行っているので、素早い対応やフォローができるのもポイントです。
同モデルハウスでは明るく開放的な空間が印象的ですが、気になるのは光熱費などのランニングコストです。前述のセルロースファイバーに加え、遮熱シート、外壁のガルバサイディングで住まい全体の断熱性をアップ。樹脂サッシやLоw-Eガラスは窓などの開口部からの熱気や冷気を防ぎます。気密性も高いので冷暖房効率は秀逸。さらに照明のほとんどに省電力のLEDが採用されるなど、家計にもやさしいつくりになっています。
床や腰壁、インナードアには無垢材、壁には漆喰や珪藻土・コーラルパウダーなど、自然素材をふんだんに。部屋によって多彩な素材を使い分けてあるので、それぞれの質感の違いも分かりやくなっています。アイアン製の手すりや小物を効果的に使った演出も見どころの一つ。特に暮らしの中心となるリビングルームは、吹き抜けや和室とのつながり、ストリップ階段で奥行きを感じさせる工夫が満載です。
白木建設では、一組の施主様に対して一人の担当者が最初から最後までサポートするスタイル。窓口が一つなので、スピーディーな応対や細やかなサービスができるのが特長です。今回の「満足の家」には、多彩な自然素材を用いただけでなく、断熱・遮熱にも重点をおいて、暮らす人の快適性と健康面まで配慮しました。