プロがオススメする最新の建築事例です
安心・安全・快適を備え、木の温もりと暮らせる住まい
もともと和風の住まいを検討していたKさん。県民住宅の特徴でもある、ふんだんに用いたスギの無垢材の質感が気に入ったのが、同社で住まいづくりをするきっかけでした。建築士だったご主人のお父様が考えた間取りをベースに、土地や予算に合わせて整えたものです。ポイントは、5人家族がゆったりと暮らせるレイアウト。朝の混雑を緩和するため、平屋ながらトイレを2つ並べてあるのもユニークなアイデアと言えそうです。子ども部屋は中二階に配置することで、床下のスペースを丸々収納に当てるといった工夫も。リビングから続くコンパクトな洋間は、腰板をめぐらせて和テイストを加味。仏間があっても違和感がありません。
キッチンからの家事動線も見事です。洗面・脱衣室を挟んで主寝室、玄関ホールと回遊性を持たせました。パントリーには勝手口を設けてあるので、ゴミ出しや買い物帰りにも便利に使えます。
またKさんご夫婦は、同社が注力している住宅性能のこだわりにも共感。この住まいには全棟で行われている基礎断熱や桁上断熱が施されています。断熱・遮熱の性能を高め、採光・通風の工夫と組み合わせることで省エネで快適な住空間を実現。制震ダンパーも採用し、安心で心地よい住まいをかなえました。
ご主人は転勤の多い仕事。それだけに、わが家では大好きな空間でゆったり過ごしたいという希望がありました。和の雰囲気が好きなK様ご夫妻のリクエストを盛り込みつつ、性能や機能性も充実したプランを提案。木の質感を重視した仕上げで、住空間にホッとする温もりをもたらします。収納や動線にも配慮、年を取ってからも暮らしやすい住まいです。