プロがオススメする最新の建築事例です
自然から生まれた素材が織りなす心地いい空間
〝エコタウン札元〟に建てられた新建ホームズの新しいモデルハウス。テーマは「いつまでも心地よさを味わえる空間」です。木をふんだんに使いながら、その素材感を生かした仕上げで、全体を温かみのある雰囲気に。すべての構造材には、鹿児島県産や宮崎県産の杉を要所に用い、空間に現わしてもスタイリッシュに見せてくれます。床は杉板を浮(う)づくり加工したもの。室内壁には、合成接着材の入っていない本当に自然由来の原料で作った珪藻土『大地の惠』を採用。調湿機能もあるため、ムク材との相乗効果で住空間の空気をさわやかに保ち、思わず深呼吸をしたくなるほどです。ぜひ訪れて自身で体感を。
LDKにはちょっと変わったスペースがあります。薪ストーブを置くため、フロアの一部を段下がりの土間にしています。掃き出し窓の外に薪小屋を設ければ、薪運びや掃除もラクラク。室内と外との中間的な存在なので、活用法をアレコレと考えるのも楽しそう。和室には板間と文机を造作。洗濯物をたたんだり、デスクワークをしたりと多目的に使えます。すのこ状になったリビング天井の目的は、2階への通気性を高めるため。実はこの上はサンルームとして利用でき、暮らしやすさの工夫も注目です。
シンプルなフォルムに、機能性と楽しさを盛り込んだプランが見どころのモデルハウスです。デコスドライ工法の断熱と薪ストーブで、冷え込む季節も万全。夏は風通しのよさや珪藻土壁・木材の調湿力が威力を発揮します。毎日の生活をストレスなく送る動線の工夫などはもちろん、一歩進んで「心地よく楽しめる」住まいに仕上がりました。ぜひご覧ください!