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自然素材が味わいを深め、時が経つほど「わが家」になる
I家は8歳、2歳、3カ月のお子さんを含む5人家族。育ち盛りの子供たちを伸びやかに育てたいと家づくりを考えたとき、同社と出会いました。静かな環境と同社の建てる家のテイストがすっかり気に入り、家づくりを依頼。昨年夏に待望のマイホームが完成しました。
暮らしの中心となるのは、木目が美しいスギの無垢材と珪藻土に囲まれた約20帖のリビング・ダイニング。自然素材が織りなす豊かで開放的な大空間です。「他の部屋を小さくしてでも、家族が集まる場所は広くしたかったんです」とご主人は話します。床と同じスギの無垢材で造作した飾り棚やテレビ台なども温もりのある空間づくりに一役買っています。
I邸は変形の土地を上手に活かしたL字型の平屋造り。リビングと主寝室をL字につなぐウッドデッキが裏庭に面して設けられ、人目に付かない家族だけのプライベート空間として活躍しているそう。各所にたっぷりと取られた造作の収納もI邸の特長ですが、中でも秀逸なのがキッチンの真横に造られた細長い収納スペース。壁一面に造られた棚は収納するものに合わせて細かく仕切られ、家中の書類や文具、本などがすっきりと納まっています。その奥には水回りがまとめられ、キッチンからの動線もスムーズ。「こうしたいなと思っていたことがすべてかなえられました」と話す奥様のうれしそうな笑顔が印象的でした。
I様邸は自然素材の断熱材・セルロースファイバーを屋根、壁、床に充填した「デコスドライ工法」の家です。断熱材を隙間なく埋め込むので、断熱性や防音性に優れています。さらに、調湿効果が高い珪藻土「大地の惠」で壁・天井を仕上げているので、除湿機を使うことなく、四季を通して心地よい空間づくりを実現しています。家族のだんらんの場であるリビングを特に充実させたプランです。