地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
遊び心を高い技術で表現、暮らしに楽しさをもたらす住まい
- 南九州市/M邸
- 【施工エリア】鹿児島、南薩
- 【面積】延床:126.00㎡(38.11坪)
1階:126.00㎡(38.11坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
生活のしやすさと非日常が一体化
「カフェをイメージしたキッチンまわりがポイントですよ」との事前情報を受け、期待しながら室内へ。そこには、斜めに配置されたキッチンという、いい意味で予想を裏切る空間が待っていました。住宅としては、ちょっと大胆なレイアウト。実はコレが非日常感を演出してくれるのです。奥様を中心にして、家族が毎日使うスペースだからこその提案だったと、田代住建の担当者が話してくれました。不自然になる動線を解消するために和室との間仕切り壁に角度を付けたり、カウンターや造作収納棚を美しく収めたり。固定概念にとらわれないアイデアを実現するには、高い技術力が必要ですが、同社の見事な仕上げに奥様も大満足。
5人家族が暮らすM邸。暮らしやすさを考えて収納と動線にもこだわっています。広々とした土間を備えた家族用玄関は、勝手口や脱衣室、ウッドデッキへのアクセスが可能。途中に衣類なども収納できる納戸を設け、洗濯動線を短くしました。平屋造りなので、子ども部屋に行くには必ずリビングを通る間取りに。個室は広さを抑え、その分を団らんスペースのLDKに還元。しかし、個室は勉強や睡眠を行う場所です。部分的に板壁を採用し、安らぎを大切にした心遣いには、住み手を思いやる愛情がしっかりと感じられました。
住む人の想いを「スタイル」にする住まいづくり
М様から要望のあった「勝手口からファミリークロークを介して脱衣室へ行ける動線」を主軸に、照明を含めてトータルで作り込んだプランを提案しました。板間をダイニング、和室をリビングに設定してはいますが、ご夫婦はその日の気分でいろんな場所で食事をしたいとの考え。日々の暮らしを楽しもうとする想いを具現化できたのではないかと自負しています。