A = 住宅を建てる土地の安定性を確保するため、基礎工事前に必ず行われるのが地盤調査。調査の結果を踏まえ、必要であれば地盤や土地の性質を改良する「地盤改良工事」に進みます。地盤状況に応じて、3種類の工法から適用されるのが一般的です。
①表層改良工法:土地の表面にセメントを混ぜ、地盤を固める方法
②柱状改良工法:地中で柱状にセメントを作り、その柱で建物を支える方法
③鋼管杭工法:小口径の鋼管を多数打ち込み、地盤を固めて支える方法
地盤改良工事によるメリットは、住宅の安全性が高まること。地盤状況によっては、建物の重さで下がってしまったり、地震の際に液状化を起こしたりする可能性もあります。地盤調査・地盤改良ともに費用がかかりますが、長く安心して暮らすためにしっかり調べておきましょう。