A = 不動産を購入する場合にかかる税金には、以下のようなものがあります。
◎印紙税 ◎登録免許税(+司法書士報酬) ◎固定資産税等清算金 ◎不動産取得税 |
それぞれ支払う時期はバラバラです。
契約の時に支払う税金、土地を購入して数ヶ月後に支払う税金、建物の工事が終わって数ヶ月後に支払う税金、などなど…
注文住宅、建売住宅、マンションなど、どのような種類の家を購入するかによってもかかるお金や支払う時期が変わってきます。
住宅用の不動産(=家)を購入する場合は、税金が安くなる特例がたくさんありますので、一般の不動産と比べると税金は安くなります。
<計算例> 例えば、1,000万円の土地を購入して2,000万円の家を新築する場合の税金額の目安は以下のとおりです。※不動産の評価額や購入時期など、各種条件によって金額は変動するので、あくまで目安としてご覧ください |
◎印紙税:4万円 ◎登録免許税+司法書士報酬:25万円 ◎固定資産税等清算金:5万円 ◎不動産取得税(土地):0万円 ◎不動産取得税(建物):6万円→ <合計> 40万円 |
また、「住宅ローン減税」や「住まい給付金」など、届出をすることによって支払う税金が安くなったり、国や自治体から現金がもらえる制度もあります。
ご注意頂きたいのが、ご両親などから、住宅購入の援助としてお金をもらう場合です。
贈与税の対象になってしまい、高額な税金を支払うハメになってしまうかもしれません。
「相続時精算課税制度」という制度を使って届出をすれば、税金を支払う必要が無くなる場合もあるので、住宅購入用にお金をもらう時には、ぜひ思い出してください。
家を購入する場合の賢い税金対策とて、以下の5つをお勧めします。
❶どのような税金があるのかを把握すること。 ❷支払う時期を把握すること。 ❸目安の金額を把握すること。 ❹届出をする税金、及び届出時期を把握すること。 ❺上記❶~❹を表にまとめること。 |
分からないから不安になってしまう税金ですが、把握できると、不安が解消されるはずです。
全部をご自分で調べるのは大変なので、不動産業者さん、ハウスメーカーさん、その他専門家に教えてもらいながら少しずつ把握できれば良いと思います。