Q17. 家を建てるときのために準備しておくことはありますか?

A = 資金面準備としては、次の三つをオススメします。

①家づくり予算の1~2割程度を貯める

②家づくりの全体予算を把握する

③家を建てた後の生活費を予想する

 

①家づくり予算の1~2割程度を貯める
頭金0円で家を建てることは可能です。貯金が100万円以下で家を建てたご家庭もあります。貯金を切り崩すことなく、家づくりのお金のほとんどを住宅ローンから支払うこともできます。それでも、貯金があった方が良いことが多いです。まず、住宅ローンが良い条件で通りやすいです。目安として、家づくり予算の1~2程度の貯金があると、貯金の一部を頭金として使う、諸費用は貯金の中から支払う、など柔軟な資金計画が立てられます。当然、家を建てた後も、家族の生活は続くので貯金は多い方が安心です。
②家づくりの全体予算を把握する
家づくりには、土地の購入代金・建物工事代金以外に、『諸費用』と呼ばれるさまざまなお金も必要になってきます。新居への引っ越しに合わせて、家具・家電を新しく購入するご家庭もあるでしょうし、引っ越し業者さんにお願いするお金も必要になります。準備段階では、大まかに把握できていれば良いと思いますが、細かく知りたい場合は、専門の人にお願いして計算してもらうといいでしょう。
③家を建てた後の生活費を予想する
今の家賃と毎月の住宅ローンの支払額が同じだったとしても、家を建てた後に増える支払いとしては、住宅ローンのボーナス払い・固定資産税などが考えられます。

将来的には、家のメンテナンス費用・お子様の教育費・夫婦の老後生活費なども考える必要があります。毎月の支出に加えて、年間の支出の状況も変わります。将来のための貯金も必要です。貯金の計画も頭に入れて、生活費を予想することが大切です。