Q16. 雨の日の洗濯物を干すスペースはどこにつくる?

A = 鹿児島県内は、桜島の火山灰の影響を受ける地域も多く、雨の日に加えて、降灰時についても洗濯物を干すスペースについて考えておく必要があります。大きくは、四つに分かれます。

①浴室(浴室乾燥機を利用)

②室内(室内干し専用設備を利用)

③専用スペース(サンルーム、インナーバルコニー、家事室)

④その他

 

①浴室(浴室乾燥機を利用)
最近では、お風呂場に浴室乾燥機を設置するお宅も増えてきています。
②室内(室内干し専用設備を利用)
「ホスクリーン」「ホシ姫サマ」などの設備は、洗濯物を干さないときは、目立たないように収納でき、干すときには天井から下降させて使います。部屋の中央に設置すると邪魔になるので、窓寄りの位置に設置するのがポイントです。
③専用スペース(サンルーム、インナーバルコニー、家事室)
洗濯物を干せるだけの十分なスペースを確保しておく方法です。簡易的なサンルームであれば、後付けも可能ですが、インナーバルコニーと家事室は、新築時でなければ造ることができません。

※インナーバルコニー:火山灰、PM2.5、花粉などは防げない

④その他
(1)雨天時などは洗濯乾燥機を活用し、室内干しはしない

(2)浴室のドアを開けた状態で浴室乾燥機を使い、脱衣所で洗濯物を乾かす

→ 広い脱衣所がある家に限ります(脱衣所 兼 家事室にしている住宅もあります)

(3)家中のあらゆるところに洗濯物を掛ける

→ ハンガー等を利用して、洗濯物をドアやカーテンレールなどに掛ける人もいるでしょうが、掛けた所が洗濯物の重みで傷んでしまいます