A = 「モデルハウス」と「完成見学会」には、共通するポイントと異なるポイントがあるのでそれぞれ順に説明します。
【共通するポイント】
実際にその会社の建物を見られますし、その会社で働いている人と直接話せる貴重な機会です。ネットや本では分からないことを質問したり、測ったり、触ったり、歩いたり、撮ったりしつつ、雰囲気を感じていただければと思います。
◎会社のこだわりについて聞く
◎担当営業マンのペースで案内してもらう
◎担当営業マン以外もよく見る
◎アンケートは安易に記入しない
◎間取り図をもらう
◎触る、測る、撮る
【モデルハウスのポイント】
◎標準仕様とオプションの違いを確認する。
あくまでも「モデルハウス」である、ということを覚えていてください。多くの会社では、モデルハウスには〝標準〟とは異なる豪華なオプションをたくさん使っています。
◎住宅展示場など、多くの会社のモデルハウスが集まっている場所では、1日で一挙に多く見過ぎない。
建物をサッと見て、軒数だけこなしても、その会社の特長などを知らないままだともったいないです。
【完成見学会のポイント】
◎標準仕様とオプションの違い
モデルハウスとは異なり、その会社が採用している標準的な設備や素材が多い建物の可能性が高いです。
◎プライバシーや気遣い
その後、依頼主であるお客様が実際に生活する建物である場合は、間取図をもらったり、写真を撮ったりということに制限が出てくるかもしれません。
◎家づくりの背景を質問する(もちろんプライバシーに支障の無い範囲内で)
その建物に住む人の家族構成、その場所に建てた理由、その間取になった理由、設備や素材を選んだ理由など目に見えない、家づくりの背景について質問してみましょう。
◎家事動線を見る