A = 「パッシブ(passive)」という言葉自体は、日本語にすると「受身、受動的な、活動的ではない」というような意味です。パッシブハウスとは一言で言うと、『自然エネルギーを上手に取り入れて、快適に暮らせる住宅』のことです。高い断熱性能の窓や断熱材を利用することで、外気の影響を受けにくい室内環境を実現することも、パッシブハウスの特長です。
◎高い断熱性能
◎風が吹き抜ける ◎夏の太陽光を遮る ◎冬の太陽光を利用する |
等が、パッシブハウスの特長です。
建てたい場所の気象データを元に、専用のシミュレーションソフトで検討して、窓の配置や断熱機能なども考えて、最適な建物を設計するので、特定の工法や建材に頼るわけではありません。その他の省エネ住宅が、【住宅性能+高性能な設備】という考え方であるのに対し、「パッシブハウス」は、器である住宅をしっかりと造った上で足りない分の最低限の設備を入れる、という発想です。